【吉本興行関係者かと思います】
ご店主は、吉本興業のなんらかの関係者らしいですね。元社員?元芸人かは不明ですが、以前あった贈花がほぼ全部吉本芸人で埋め尽くされてましたので。さてこちらの「麻拉麺」ですが、普通のラーメンと感違いして行列に並んでいる方もちらほら・・・。スタフが割りと店前で丁寧に説明しているんですけど、ナニワのおばちゃんは聞いてへんのか・・・。食べ終えて店から出てくるおばちゃんが、僕をスタフと勘違いして「兄ちゃん、変わっててうまかったわ」と声かけてくる(汗)。今回は、揚揚定食(麻拉麺+ごはん+スープ)とさせていただきました。先輩レビュアーさんのアドバイスに忠実に従った次第です。
【辛さに強い方は3辛から行って見ましょう!】
オーダー前に、辛さが5段階、痺れも5段階選べます。最初に相当辛そうにスタフが言うもんだから手始めにどっちも2で生きましたが、結論的には、福島・JETのカレーつけ麺とパラメーターは同じレベルかと思います。JETカレーが3だった僕は、ここでも3で通したかった・・・。(尚、あとで店員にいうと辛味の元を追加できますので、あしからず)
【10回以上は良く混ぜてくださいねぇ〜】
左横のいかつい兄ちゃんが不機嫌そう・・・。単品注文だったので「少ない!」とったのが空気感で伝わります。ドンブリの深大きいのが余計にそう感じますね。またスープは対照的にそこそこ大きいので兄ちゃんの目線が淋しそう・・・。
また「10回以上はよくまぜてくださいね」と配膳時に説明を受けますが、子供じゃないんだから・・・と突っ込みたくなりまね(笑)。でもその一方で、右隣のおばちゃんは、「え!10も混ぜなあかんの!」とマジメに怒ってるし・・・、もうバタバタの雰囲気でした。
さて味わいはというと、辛さ(一味系)・痺れ(山椒系)の刺激はあるものの、中の温泉玉子がまろやかにしてしまうものですから、適度な塩味というのが第一印象です。少し時間差があって一味の風味が感じられます。そして二口目に入ろうとしたときに、遅れて痺れがジンワリとやってきます。挽肉に両方封じ込めてあるのでしょうが、時間差が面白い一品ですね。かなり刺激的な味わいかと思いきや、それほどでもなく広く受け入れられやすいかと思います。
【麺は細めんで絡みますね・・・・】
ほぼラーメン同様の麺ですね。油そば風の太い麺でも面白かろうと思いますが、店の回転率を思えば、調理時間の短いこちらで単価を抑えたい気持ちも理解できそうです。割りと湯で加減が良く、クッチリと麺自体の歯ごたえを感じ取れたので、いい印象です。葱と挽肉が満遍なく絡むときが食べ時でしょうが、なかなか旨く混じりませんので、やっぱり10回以上まぜることになりましたが・・・。
【〆のご飯の食べ方が・・・・一番旨かったりする】
スープは、鶏清湯で具なし。味がほのか〜にするような、味の輪郭がやわらかです。ゴクゴクのんでも飽きないですし、これを少し残しておきます。麺を食べ終わったら、残りのタレにご飯を投入します。そしてこのスープをかけるのです。蓮華で混ぜ混ぜして、汁飯状態にすると旨いです。歯ごたえのナッツがまた芳ばしく、タレとスープが混じるとラーメンスープみたいになるし、ご飯がそれを吸い込んで、格別でした。結局、このご飯が強烈に印象に残ったりする・・・。
総じまして、ワンコインで軽く汁なし坦坦麺を喰えるというところはナイスだと思います。しかし、セットで650円のこの定食しか注文しないやろな・・・というのが正直なところ。大盛り1.5玉で、レベル4辺りで次回勝負してもいいかなとも思うけ、そう汁なし坦坦ばかり食べないしな・・・・。少し間を置いてから、また来ようかしらと思いました。何はともあれ合掌!今日も本当にごちそうさまでした。