ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン415】 宮っ子らーめん 城ケ堀店 (兵庫・西宮) 宮っ子ラーメン

【西宮の赤い軍団・・・・ってイメージっす】

 宮っ子ラーメンは、阪神地区に生活しておりますと、必ず目に付くのですが未訪問なので、遅まきながらレビュー目的でわざわざ車を飛ばすアタクシなのであります。西宮の赤の軍団・・・「宮っ子ラーメン」。そこまで、「宮っ子LOVE注入〜!」ってヤツはおらへんやろ・・・と思い午後2時前に突撃しましたが、予想に反して結構人が埋まっているので驚きです!ほんのすぐそこに「たんろん」あるのに・・・・「期間延長ワンコインセット500円」のコピーに吸い寄せられる人々で埋まっているのでしょうか・・・・(※ワンコインセット:半ラーメン+チャーハン)。ネギばっかりの「ネギ三昧(今だけ60円OFF)」というのも魅力的ですが、レビュアー魂としては、デフォの「宮っ子ラーメン」一本勝負でございます。・・・ってこんなに張り切っているのに、バイトのお兄さんだけ低いテンション・・・・、はよオーダー取りと、水もってこいよ・・・・と思うのは勇み足ですかね。




【うお!虚脱感・・・京都出身、神戸在住のアタクシにとっては「ツボ!」】

 基本淡いとんこつに、鶏の旨味を少々加えて、醤油でかっちりと周りを固めたような・・・・そのスープ。京都でも見た感じで、そして神戸でよ〜く見かける、庶民的なラーメンですね〜。豚骨醤油というカテゴリーに入らざるを得ないのですが、先週に和歌山ラーメンシリーズをレビしてきた自分にとっては、両極端な一杯です。

 ユニークな所としては、醤油由来のような酸っぱさがどことなく、最後に舌に残る感じ・・・。調味料的なニュアンスも少々感じますし、塩加減も結構あるほうですね。チャーハンセットもいいけど、ライスでも合うな・・・。スープ表面2ミリ程は、細かい脂の気泡が覆い尽くしていて・・・・「コクとしてボディー豊かに」というよりは、「コテコテ脂醤油」と呼びたいような、ド・ストライクのB級ラインですね・・。



【カスカス〜な、脂抜きなチャーシュー、それと青ネギが好き!】

 このチャーシューと青ネギのコンビが、昔からの京都系と共通に感じるところですね。こういうネギが好き・・・・。このネギ山が、少々塩辛く、醤油酸っぱい、薄豚骨スープに合うわけやね。チャーシューも薄味・・・・とうより、「味無いやんけ!」とも思うけど、スープに浸して食べる分には、よしよし・・・といったところ。



【むしろ、麺が気に入ったかも】

 麺が、頭ひとつ抜け出したような品質を感じましたが、崇高なほどでもない・・・。茹で上げが上手なのかな・・・・、芯を感じないアルデンテ越えなんですが、クッチリと表面と中との歯ごたえの反発の違いを感じます・・・・。どこぞの有名な製麺所で作らせましたー!という代物でなくても、きっちり調理すれば、そこそこエエモンに仕上がるという感じでしょうか。(褒めているのか、けなしているのか・・・・)





 総じまして、ローカルラーメン本では、本店が非常にかっこよく崇高にすら感じる紹介の仕方ですが、そんなに気取らない美味しさがここにあります。この数年ほど、京都を拠点にしたロードサイド店舗系なラーメン店が、関西のあちこちに展開してますが、地元密着系で、対抗して欲しいと思う・・・・。初めて来た店なのに、どことなく前から常連に思える気軽さがまたいいのではないでしょうか? ハイスペックなラーメンを探すのに疲れたら、こういう一杯はいかがでしょうか?ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
PS.バイト君・・・・オレが食べている頭越しに、他のお客の清算やりとり止めてよねー。お疲れ気味のようだけど・・・・がんばってね。

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