ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン391】 栄屋ミルクホール (東京・淡路町) カレーラーメン

春のカレーラーメンシリーズその10 〜これでひと段落〜

【ミスターRのご期待にお応えしよう!】

 とある敬愛するブロガーさんの記事に、こちらのお店の記事がありました。なかなかというか・・・大変に読み物としてよく出来ておりましてよく参考にさせていただいてます。その記事の中で、なにやらRDBの関西でカレーに嵌っている男がいるとの記述を発見!!なななな・・・なぬ! またこちらのカレーもお勧めとのこと!!!ならば、ならば、行かねばなるまいと思い表敬訪問決意です。(それにしても・・・東京もけっこう雨ふっとるがな・・・)東京の地下鉄がまだようわからん(大阪の市営地下鉄はわかりやすい!)中、淡路町におりたち(阪急淡路とちゃうで!)、雨をよけながら店にたどり着き、扉をあけました。先客なし!なかなか・・・・東京のレトロでアットホームな温かい雰囲気でした・・。「それにしてもよく降りますね・・・・」とドラマのように、さも常連気取って、カレーラーメン単品ねとメニューを伝え(標準語)指差したところ、「カレーとラーメンのセット950円」を指差してたらしく、何度も何度も店主にオーダーの確認をされ、はづかしかったりした・・・。



【この一杯で、カレーの旅を終えよう・・・・】

 静かに深く落ち着く一杯でした。雨が降る夜に一人だけレトロなラーメン屋でボーっと過ごしながらこの一杯を堪能しました。これは、「よくある」そして「よくできた」誠実なカレーラーメンですね。本格的なカレーを気取るでもなく、創作系という流行に流されることもなく、ただただ、おいしいものを提供しようという気持ちのあらわれ。

 ベースの醤油系のスープに、緩めなカレーソースをドバーっとかけて、半分溶けて半分分離という状態で提供されます。2〜3回箸を通すと完全に分離がなくなる・・・・。スープをすすると、家庭的な美味しいカレーがガッツリと感じ取れますね。シャバいスープながら、薄いと感じない。スパイスのとがった辛みもないスムースなカリーです。



【トッピングのホウレンソウ好き!】

 カレーラーメン食べ続けてこういうトッピングは初めて。このホウレンソウは、お浸しみたいに、ただ醤油かけて喰っても旨いだろうなという感じを受けました。これは、まるでカレーの中で箸やすめ的に味わいの休憩ができるみたいですし・・・。そのほか、葱もありますが、肉は小指第一関節位の大きさの肉塊と、脂の固まりであります。肉塊の方は、繊維にそってほろっと崩れるし、脂の固まりは舌の熱でとけてしまうというもの・・・。贅沢品ではないですが、贅沢な気持ちに近いものがありますな。



【麺がこれぞスタンダード!な中華麺】

 やや細麺なストレートで中加水。どこにでもあるようで、外しがない麺です。芯がないゆで具合ながらややクチリとくる前歯の噛切る歯ごたえ。学校のクラスの中で、勉強が3番目に出来るやつみたいな、そこそこ目立たないのにそつなくこなすというか・・・・、結構ええやつです。のどの滑りとかどうのこうのというより、雨宿り的に店でまったりさせてもらったのもあり、定番な麺を軽々しくスペックで語りたくないような気分でもありましたが・・・。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 総じまして、東京神田で不思議なタイミングで昭和レトロを満喫させていただきました。ひとつ僕のスマホだけが、店の中にタイムスリップしてきたかのように無機質に光っていましたが・・・。ミスターRに向けたおちゃらけ企画で訪問でしたが、今回の東京出張のいい締めくくりになりましたし、大変満足です。今日は本当にごちそうさまでした。

followme



栄屋ミルクホール

食べログ 栄屋ミルクホール