ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2758】 Handicraft Works (埼玉・八潮) classic beef palette ピコデガヨ 〜八潮でロコ気分爆発のリゾート系油そば

<長閑な住宅地に突如現れたラーメンリゾート風ハイセンスな店>


 「ここは何屋さんですか?」・・・・開店前に並んでいるとご近所の方から聞かれてしまった。「ラーメン屋です」と答えると、「あらまぁ、そんな風には見えないのにねー」とおっしゃってた。確かに一般概念のラーメン店とは遥かに違う、オープンキッチンのお店。しかも小洒落た感じが、住宅地の中にあっては多少ならぬ違和感もございましょう。それに開店前なのに超混雑してるし。それを予測して早めにやって来たものの、私の後にも少なくとも20名は超えた方々が並んでおりました。ちょと早めのオープン対応してくれるかなと期待もあったものの、きっちり午前11時30分にスタートです。







 同業の方々も行列におられました。さあ早く券売機へと気は焦るのですが、これが中々券売機へたどり着けない。1名様ですか?2名様ですかと、丁寧に確認されてから出ないと店内に通してくれないのだが、意外にこれが時間がかかる。なぜか?と思ったら、油そば系の場合、上にかけるソースが選べるようになっており、そのソースがまた凝っているものだから、パッ見ただけでは分からず、3種類の説明をしてくれる。これを毎回続けてくれるものだから、そうなるよね。中には、ソースの説明にガッツリと質問を返して悩んでる人もいたりして(笑)。スタートして一巡目でしたが、着席したのは15分経過したあたりでした。







 今回は、汁そばよりは注目度が高い「汁なし系」で、「classic beef palette」を 「ピコデガヨ」ソースで食させていただきました。












タレ:「塩ダレのガーリック滲んだ香ばしさに、ピコデガヨの酸味とパイナポーの甘みが泣けるほどうまし!」


 先日、仕事仲間(女性)の送別会を洒落たメキシコ料理店でやったものだから、この「ピコデガヨ」をたまたま知っていたから、今回はそれをチョイスした次第です。サルサよりは、ちょっと柑橘系的な酸味があり、よりライトなヘルシー志向ソース。しかし辛さはしっかりとしており、侮ってはいけないヤツです。「ピコデガヨ」って強引に日本語カタカナ化したので、店によっては微妙に表示が違うかもしれない。







 それにしてもこの麺顔は、いつも食ってるものとは別格の華やかさ。一方、私の自顔はコクてクドいとよく言われるが、少しはこの洒落た華やかさを分けてもらいたいです。おっさん(私)の前に差し出されて、私の見てくれと比べれば、実に似合わないような思いがして、少々恥ずかしいような、むず痒いような気持ち・・・。そんなのは一旦脇に置いといて、味わうことだね。







 ピコデガヨに染まる前に、まずはデフォルトをそのまま味わうことに。すでに結構タレが絡まっているので、そんなに崩さなくてもいです。その塩ダレの味わいは、なんともやは・・・洋風なスッキリ感覚で、いつも食ってる背脂の甘味とは違うラード感覚。純ラードか、カメリアラードに、何かナッツ系のオイルを混ぜているのか?とにかく油が華やかなのには驚かされる。しかも香ばしい。ガーリックがちょい混じったような軽やかさなのだが、トッピングの味だったのかもしれません。混ざっていうに従い、フレッシュオニオン極細微塵がタレと一体化し、また焼パインの甘さが影響を及ぼすなど、塩だれの塩気がどんどん丸まり、カオスとなってまいります。この味にはライトなビールが欲しい!。しまった・・・クルマで来てしまった。これはすごく後悔しましたよー。







 後半にいよいよ「ピコデガヨ」を投入。スタフさんは、少しづつ入れて味見してからなどと言っていたけど、食べ物は残しちゃいけないと親から教育されてますので、全部一気に残さず入れてしまいましょう!。しかし・・・これもうまい!。どちらかと言えば、デフォルト状態の確認は早々に終えて、もっと早くから入れておけば良かったかも。嗚呼、また食いながら後悔ばっかりしてるよオレって。塩だれ自体もトッピング薬味で昇華してますが、それに輪をかけて、柔らかな酸味と、ピッキーーーーーン!とした辛さが響き渡る。一瞬、ムオッとした刺激が襲いますが、レタスやトマトなどの野菜の甘味が抑えてくれます。そしてここでも焼きパインの甘味が、激辛気味な冒頭を、しっかりと甘さというキャッチャーミットの中に収めてくれる。












麺:「多加水ストレートモッチリ太麺!表面にタレが滲むようにまとわりつく!意外に張り付かせるようなスベり」


 これだけタレとトッピングが変化球だと、麺選びがすごく難航しそう。と危惧していたんですがそれは無用でした。麺がめちゃ合ってる!。色白でモチっとしたストレート太麺。とても王道な選択のようですが、タレの絡みと微妙な浸透が、このうまさの秘訣じゃないかと感じました。ツルツルしていそうで、微妙に貼りつくような地肌感。そこに塩だれや、酸味系のソースが加わりますと、絡むのですが、絡むというより微妙に吸い込んでる?と思えるよな風合いが印象的です。







 そして歯ごたえは、モチモチとした明るさと、微妙にクッシリとした弾力がいい感じ。前歯を当てて千切る時は、多少の縦伸びする柔らかさを感じますが、奥歯へ運んでからが、ヌチヌチッとしたしっかりした腰。プレスすると横ずれしてグニリと潰れる。そして風味も感じるということかな。







 ズボボボーーっとは啜れない。口に運びながら、ズボッ、ズボボッと小刻みに啜る感覚です。その際、エコ箸の先端のギザギザが歯に当たってガリガリガリガリって音を立てたりして、右隣の客が横で小笑してた(恥ずかしい)。












具:「シェラスコの醍醐味!豊富な薬味野菜に焦げたパイナポーのアクセント!」


 さて何から語れば良いのだ・・・やはり肉だね。チャーシューと言っては叱られる。シェラスコ肉。会社に入った時の一時上京で初めて食った時は、洒落てるなーしかもワイルドだしーなんて感動もんだった。脂身が美味いものと思い込んでた私は、こういう食べ方で赤身肉のうまさを知ったのかもしれません。塩胡椒でもいいのだが、ピコデガヨが微妙に触れたところの味わいとか、周囲の焦げ目とレア部分を一緒に味わうとか、単品の肉料理としての堂々たる味わいです。今回だけは、チャーシューで麺を巻くような食べ方はしませんです。他にもチョリソー風なソーセージもあるし、パイナポーは全体の味わいにとても調和している。そしてヘルシーさを一面に出しているレタス・プチトマト・パプリカ等の野菜たち。この華やかさなら、カップルで来ても良いよね。うちの嫁さんは、どう説明しても、オレと二人でラーメン屋には行きたくないらしいが・・・・。
















 総じまして、「八潮でロコ気分爆発のリゾート系油そばと言う感覚でしょうか。次回は電車で来たいと思いますが、出来ましたればノンアルコールビールでもご準備いただければ幸いです。それにしても、この油そばは迫力あったなー。そしてとってもまとまりがあった。なんだろう・・・・いろんな人種や文化が渾然となりつつも、それぞれは主張しあってぶつかり合っても、ちゃんと折り合いがついて全体最適にまとまっているというか。いわば多民族国家みたいな油そばですな。雰囲気と味わいは、リゾート地で食うサラダのような印象なのですがね・・・・。ともあれ、今回は無理して来たけど良かった良かった!。しばらくはこの行列のように熱気が冷めないと思いますが、ご近所迷惑にならないよう、節度を守りましょう。近くの民家の方がとても驚いてましたので。ということで、さらっと詠ってとっとと寝ます。



   休日の
   薫風そよぐ
   八潮にて


   汁なし食って
   お一人リゾート



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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