ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5455】中華そば 東京ぐれっち(東京・阿佐ヶ谷)淡麗白醤油そば 海老辛味 + おつまみ和えそば + サッポロ赤星2本 〜新たな旨さ阿佐ヶ谷ホワイト!穏やかな淡麗さ漂わせる出汁との麺と具材のハーモニー旨し!

週末一気に憂さ晴らし!赤星求めて!

 
 4月後半は拉麺食えてもレビューや動画をまとめる時間がなく、そろそろストックがとうとう切れてしまいました・・・。で、前日土曜日に続けて日曜日に、サッポロ赤星飲める拉麺店と言うことで、東京ぐれっち@阿佐ヶ谷さんへと向かいました。実はちょっと心配で別の店へと向かったのですが、臨時休業とあってそのリカバリーなのですが、あしからずです。
 

 
 ちょっと出遅れてランチピーク時だったのですが、日曜日とあってか割と空いてる。これもちょっと心配になるのですが、その分しっかり売上貢献と憂さ晴らしを兼ねて酒と拉麺です。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 今日も2本と決めていた!図太い苦味と軽やかな後味をとことん堪能!疲れた身体に酔いが心地良し!

 
 一番奥のカウンター席へ。妙に落ち着く席だから今日も腰を据えて赤星と対峙。少し冷気強めな冷蔵庫に長時間格納されて芯まで冷えた感覚の瓶ビール。手に取った瞬間からうまそうに感じます。ゆっくりと小ぶりのグラスに注ぐとその輝きはまるで黄金のよう。激しく踊り立ち昇る泡は、まるで宇宙のビックバンで誕生する星雲の集まりのように夢が広がるようです。
 

 
 そんな妄想をよそにグラスをあおる。ううう・・・沁みる!沁みるぜ!殆どアル中を感じさせるくらい麻薬的な旨さですな。生系のような華々しさがない分、図太い苦味がしっかりと感じるようではないか。その喉越しの刺激がまた痛快で思わず唸ってしまいそう。そして後味の刹那には軽やかな甘味を感じるのであった・・・。そんな余韻を楽しむのも束の間で、無意識にまたグラスに麦酒を注いでいる。最近、確かにこの瞬間だけはストレスから解放されてるって実感するんだよなぁー・・・。やばい状況ではある。最近中瓶2本が当たり前になってきた:瀧汗。
 

 
 
 
<おつまみ和えそば> またまたいつの間にか新サービス!今回もタマリ醤油味を選択!元祖ブラック和えそば感覚!

 
 つまみがおまかせ形式なのがいいね。しかしこの日は懐状況が寂しかったので躊躇。なので比較的お安い「おつまみ和えそば」としましょう。
 

 
 おおお・・・これがあるならもっと早く来るべきでした。本体と合わせて和えそばの味は「タマリ」とさせてもらいました。これでダブルブラック!。これも当然山椒と合わせて食らいます。特にタマリ醤油のタレがダイレクトに楽しめるので旨い!。途中で出汁を垂らしましたが・・・このままがかなり香ばしく味が濃ゆいので楽しめるかと。
 

 
 
 
<全体> 阿佐ヶ谷ホワイト!?魚介系白出汁感覚が大人びた落ち着き感!何気に肉は3種豚部位と凝ってる!

 
 実はこの店では「タマリ醤油」つまり「阿佐ヶ谷ブラック」と称する醤油系しか食って来なかったのだが、最近ご店主と仲良くなったため色々と試しておかずに今まで来てしまったことを後悔。黒醤油の対極として白醤油を選んだわけです。これがまた大人びた落ち着き感を醸し出す白出汁感覚の佇まい。思わず脳裏では「阿佐ヶ谷ホワイト!」と叫んでしまったではないか。
 

 
 まず微かに濁っているのが良い。分類的には清湯だろうが、店の雰囲気とマッチしたどこか長閑に落ち着くような出汁。それでいてノスタルジック系な拉麺とも一線を画する。気取りとも言える飾り付けもありなむか。特にシンプルに見える肉の並びが印象的。実はどれも豚肉の飾り付けなれど、部位を三種に分けて鎮座させてます。長閑に見せつけて凝ってる。これを拘りと言うべきか。
 

 
 
 
<出汁> 白出汁×鯛煮干!淡い鶏エキスに煮干節の旨味が深い!淡麗の中にほっこりと鯛の華やかさ!

 
 タマリ醤油があまりにも気に入ってたのでそれ以外は初体験です。結論としては白黒甲乙つけがたしかと。実は個人的には、鯛煮干と烏賊煮干は嫌いじゃないんだけど少し敬遠気味でした。なので試み的に今回トライしたわけですが、鯛塩系の鯛独特の主張はわりと控えめと感じ、むしろ柔らかい鯛の風味だったのが意外。思わずこれは旨いと思った。ご店主にその不思議で控えめっぽい鯛の華やかさをうかがったところ、他の煮干系と合わせて整えているとのこと。
 

 
 そして白醤油の輪郭も円やかで合ってると思います。いわゆる白出汁感がでているので、素朴に見えて実は上品な味展開。白醤油ダレにも魚介が忍ばされているかは不明だが、アニマルオフとは思わんが、魚介系の味わいに塩気の輪郭をあたえるイメージを感じ取ります。
 

 
 
 
<麺> 長く続く素地の風味感!緩くボコ付く中細麺?クシクシとした歯応えの淡い引き締まり!

 
 緩くボコ着く中細ストレート麺!そして滑らかな地肌と品やかな腰つき。その歯応えの中に風合いが残るようです。ずぼっと軽く啜るその感覚は、外側が実にツルツルとしていてライトなスベり。前歯で千切ると、クシクシっとした引き締まりの後に素地の風合いを伝えます。
 

 
 肉等具材と絡めて旨し。また熱ダレに強くいつまでも持続する風合い!。素地の風味と出汁の旨味が咀嚼で重ね合います。口の中で糊化が進みやすいという感じでもないが、長く素地の風合いを楽しめるタイプかと。肉と合わせて食らうのが旨いに決まってます。毎度毎度、いつもの通りに海苔で巻いたり、肉で巻いたりしつつ、風味や味わいも足しながら、存分に楽しみ尽くさせていただきましょう。
 

 
 
 
<チャーシュー> 意外とバリエーション楽しめる豚肉!バラ・肩ロース・ロースの3種肉?部位の違いを味わう!

 
 デフォルトで3種盛り?。時々意識的に部位を変えているのか、気まぐれで混じるのかが不明ですが、これは楽しい趣向です。豚ばら・豚肩ロース・豚ロースの3種肉。まず豚バラ?。脂身の旨さと甘味を大いに堪能です。「脂身・赤身・脂身」の層が断層のようにキッパリとした部位で、豚肉の中で脂身の甘さを多く楽しめる感覚。温めてあったのが実に旨さ秀逸!。
 

 
 続いて豚肩ロース!。赤身と脂身がバランスよく味わえる人気部位。個人的には脂身を感じつつ「赤身を味わう」部位だと思ってます。赤身に細かくさした脂身が蕩けて溶けて空洞や割れ目をつくり、赤身のそんなところに出汁が染み入る。そこを噛み締めるのが旨いね。肉本来の旨味をベースに脂と出汁の旨さが染みるのが最高!。タマリ醤油との相性も良さそうです。
 

 
 最後にロース。肉好きならロースにこだわる人多いかと。脂身が旨いのは理解しやすいが、赤身は肉本来の味わいが素直に味わえるから好きです。薄目の味付けだがバランスよく、白出汁を吸い込むのまた相性良いのでバランスよし。肉の中でもモモと匹敵するほど上品な部位。鯛煮干を吸い込んだ麺との相性もまた格別でございます。
 

   
 
 
<海老辛味> 淡麗鯛煮干に海老の香ばしさ滲む辛味をプラス!淡い切れ味とコク深さがアップ!

 
 味変化用におすすめと店内ポップにありました。倍にしますか?と聞かれたがまずは少量でトライ。溶かすと納得の旨さ。鯛の風合いに海老の香ばしさがまた似合うし、唐辛子の辛味が淡く切れ込み何とも滋味深い辛さじゃないか!。塩系なら絶対に似合う味わいかと!。
 

 
 
 
<メンマ> 鯛煮干白出汁にも馴染み易く下味感深い短冊型メンマ!軽快歯応え!

 
 大衆的中華そばって感じにさせるタイプ。短冊型のオーディナリーなサイズ感で、歯応えがクニャコリ!とするタイプです。下味が割と深めに浸透し、わりと深めな味付けですがタマリ醤油との相性も良いのか、出汁に浸した方が旨いです。
 

 

 
 
総じまして「新たな旨さ阿佐ヶ谷ホワイト!穏やかな淡麗さ漂わせる出汁との麺と具材のハーモニー旨し!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。今回はサッポロ赤星2本も調子付いてしまいましたが、今年は出社も増えるので帰り道の夜にも訪問したいかと。飲める拉麺店として非常に使えそうなお店です!。ゆったり過ごせ駅から近い!。まさにオヤジ好みな店なので中央線利用者なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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