ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5416】煮干そば HIMAWARI(東京・下高井戸)煮干そば + とろ肉丼 卵黄入り 〜テクニシャン!図太いのに円やかでさらさら感じる極上煮干麺!

大阪から頼もしい店が東京進出!

 
 大阪・南巽から、東京・下高井戸に移転という大決断。気になっていた上に、先人のレビューが高評価なのでかなり前からソワソワとしておりました。今回、ちょっと午前休をとって整形外科へ行った帰りに、ここぞとばかり突撃してみました。
 

 
 ご店主と話していると、大阪深江橋にあった「麺家 静」でご修行だったとか。それを忘れじと「静の暖簾も店内に飾ってますよ」と案内いただきました。静・・・懐かしいなぁー。私は支店の心斎橋店への訪問が多かったのですが、今でも思い出すのはスープカレーメン。何だか俄然応援モードでございます。
 

 
 
 
<全体> シンプルな構成なのに出汁!肉!麺!それぞれが迫力的!配膳と同時に立ち昇る煮干混じりの熱々湯気!

 
 厨房広めのL字カウンター。ワンオペ。丁寧な仕事ぶりを感じつつ、しばらく待って受け止めたのがこの麺顔。デフォとは言え、汁・麺・肉・少々の具という至ってシンプルな構成。だが妙に存在感ありますね。
 

 
 熱々と立ち昇る湯気にはしっかりと煮干の香りが感じられ、またタレなのか甘味すら鼻腔で感じてしまうほど芳しい。また肉は大判で炙られた部分からはその香ばしさも混じる。そして出汁は、ライトのように見えて若干の蕩実すら感じる質感??。かなり直球勝負な煮干そばという受け止め方です。
 

 
 
 
<出汁> 煮干が香る!苦味と甘味がしっかり!力強さと円やかさ!醤油の風味鶏出汁も深く味わいリッチ!

 
 うお!ひと口めから煮干のインパクトが十分!。でもビター一辺倒じゃなく不思議な円やかさも感じるイメージ。煮干の苦味と甘味をバランスよく、そして重厚に引き出しているって感じです。表層には厚めに漂う煮干油もそういうインパクトを後押ししているようで、これが結構食べ応え、充実感を演出しているようにも思えます。
 

 

 
 でも濃厚ってわけでもない。とろみがありつつもどこかさらっとしてる仕上がり感です。ベースは鶏出汁と思われ、それが下支えしているような落ち着いた旨み。また乾物系も溶けておると思われ、複雑な滋味深さを形成しているようにも感じます。
 

 
 醤油ダレもいい感じ!。煮干油との相性がよく、煮干が苦味だけでなく甘味を程よく感じさせるのは、この醤油味と絡んだ輪郭なのかもしれません。全体的に出汁の仕上がりは逸品かと!。
 

 
 
 
<麺> 整う麺線!品やかな物腰はまさにシルキーなスベリ感!小気味良い柔らか歯応えの後に甘味広がる!

 
 元来カタ麺主義者な私は、最近宗旨替えしたかのように柔らかい麺の旨さにも気づき始めておりますが、そんなタイミングで食ったこの麺はなかなか好印象です。煮干そばには低加水と言う決め付けも無用ですな。とても品やかな物腰柔らかな麺であります。これが実によく出汁と合ってた!。
 

 
 柔らかいと言うより品やかと呼びたい。整う麺線!そのソフトでツルツルなタッチ!出汁と絡み持ち上げにとても優れます。ちゅるっと啜ると出汁諸共に口の中に入ってゆくようで、プツプツと小気味良い歯切れも快感です。そして奥歯で潰すと出汁と一体になった麺の甘味が、とっても分かりやすく広がるイメージ。もっとくれ!と心の中で叫び啜り続ける・・・。大盛り設定がないのは残念だが、バランス重視なコンセプトと思われます。
 

 
 
 
<チャーシュー> 脂身の甘味が赤身にじっとり浸透する大判豚肩ロース!バーナー炙りで甘味と香ばしさが一層アップ!

 
 しっとりしたレアも好きだが、やっぱり肉は焦げた部分が好きなんだよなー。こういう性格は、焼肉屋では自分好みに仕上がる前に持っていかれるから損するんだよね・・・。まぁそんなことはさておいて、炙りの一手間が香ばしさを生み、肉のプレゼンスを高めます。
 

 
 大判なる豚肩ロースが2枚。それだけで十分です。少し甘めに仕上がってる醤油ダレが周囲に染まる。そこが焦げてまた甘味と香ばしさを増す。脂身がまた旨い。熱で溶けて半透明な脂が赤身にも染みているようです。このまま食らうのも良いね。これとならビールも白飯も無限大に食えそうな気がします。また端っこの崩れた部分もサービス的に投入されており、結構デフォルトで肉満足してしまうかと思われます。
 

 
 
 
<その他> 何気にエリンギが良いセンス!クニュリとしつつしっかり歯応えがメンマと違って斬新!

 
 メンマじゃなく、エリンギが良い選択。クニュリと柔らかい繊維質なのに、そこそこ抵抗感ある歯切れ感。そして茸類ならではの滋味。醤油と煮干の風合いと全く被らない味があると妙に斬新にも感じました。
 

 
 
 
<とろ肉丼> その名の通りトロトロに蕩ける脂塊!ほろほろふかふかぶつ切り赤身!タレと脂に卵黄が蕩ける!

 
 麺の大盛がなかったからサイドメニューを今回は選択。卵黄入りって文言にも惹かれました。さてこのメニュー、ここ来たら食っとくべきです。ラーメンデータベースには「軟骨入りの豚肉をトロトロに煮込んだパイカ丼」と説明がありました。でも軟骨ってのが分からないほど、全体的に超柔らかに仕上がっており、また醤油ダレがかなり深めに染まってます。
 

 
 白飯と一緒に食らう味付けで若干濃ゆい味わい。脂がしっかり赤身に混じりこんでおり、甘辛い醤油ダレと脂が赤身に染みて、白飯にも浸透し始めるかと。
 

 
 また卵黄を絡めるのが旨さの頂点です。卵黄と醤油ダレに染まったぶつ切り豚とろ肉は、最強のコンビネーションかと!。肉と卵黄と白飯が絡まる姿を見ているだけで幸せです・・・・。
 

 
 
 
総じまして「テクニシャン!図太いのに円やかでさらさら感じる極上煮干麺!鰹と豚骨にも激しく期待!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。久しぶりにインパクトある煮干を食した気持ち。期待のハードルを超えてゆきました。屋号は「煮干そば」なのですが、鰹や豚骨も曜日によっては入れ替えて提供中とか!。また夜営業も開始し始めたようで今後ますます人気の拡大が伺えます。また来ます!ご店主と約束したしー!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつもの通りに締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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