ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5009】中華そば マルキ食堂(東京・下北沢)特製中華そば + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜気を衒わない真摯な質感!どこか懐かしい中華そば!令和風ノスタルジック拉麺!

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令和風ノスタルジック拉麺

 
 ここ2〜3年は、すっかりと拉麺活動のエネルギーが削がれており、新店舗開拓や遠征など本当にしなくなってしまいました。活動エリアも東京西エリアばかり。コロナ禍の影響もあったけど、仕事にハマってますー・・・。そんな中、一度しか行ってないのだけど、とても印象に残ってる店があり、休日業務をいいタイミングで切り上げて、やってきたのが「マルキ食堂@下北沢」さんです。
 

 
 この界隈、何気にミシュラン獲得の拉麺店があったり、また新たに拉麺店ができたりとホットなエリアなのですが、疲れているからノスタルジックさに惹かれて来てしまったというのもありましょう。
 

 
 
 
<酒> サッポロ赤星!直後に広がるホップの香り!濃厚なれど後味スッキリ!これぞビールと言わんばかりの苦味!

 
 ズシリとした最初のインパクトが好きだな。これぞビールって感覚なんだけど、アルコール度数そんなに高くない。そしてインパクトはある。直後に漂うホップの香りもほどほどでいい感じ。プレモルなどはここから華やかな香りが立つので人気高いのもわかるが、赤星の場合は後味が意外とスッキリするから、最初のインパクトほど実は重くない。
 

 
 だから、2杯目3杯目も同じようにうまくて楽しめるよう・・・。私にとって、たくさん飲めるビールが赤星、そして黒生なわけです。
 

 
 
 
<全体> 素朴さ滲む軽い茶濁スープ感!気を衒わず真摯に向き合う姿勢の一杯!


 
 おおお?馴染み深さを覚えるほっこりとした麺顔は変わらずだけど、迫力が増したね。魚介芳醇な醤油系が旨そうに醤油ブラウンで濁るようなスープがナイス!。
 

 
 肉は素朴さ感じさえる王道の煮豚バラ肉で、これが以前より迫力的かと!。その見た目は柔らかそう。肉が蓋になってるようで麺が見えないほどの圧巻でございます。
 
 


 

 
 
<スープ> 醤油の優しい円やかさ!魚介系の甘く柔らかい溶け込み!豚の優しく芳醇なエキス!


 
 スープが旨味を増している?。いかにも動物系の脂と香味油がゆったりと表層を漂いつつ、醤油と魚介の甘味を湯気の中に感じるようです。レンゲで掬い味わうと・・・やっぱり豚中心の旨味に煮干し主体の乾物が深く溶け込んでる。その甘味が今回は肉厚に感じたが、それは気のせいか?。
 

 
 特に煮干しの芳醇な甘味がナイス。相変わらず気を衒った感じはないし、真摯で真面目な煮出し!。円やかさは豚と煮干で、深く結びついたような旨さ!。まさに芳醇です。
 

 
 今回は、カエシが少し効いた感じ。味のニュアンス少し変えたのか?と思うほどで、案外と醤油がキリリキマってたようです。豚や煮干しなどのエキスへ下支え的に結びついた味わいで、チャーシューの下味とも相性よし。
 
 


 

 
 
<麺> 優しいクッシリ感覚はやがて出汁を吸って品やか!出汁をよく絡ませるストレート中加水卵麺!


 
 最も馴染み深いストレート細麺で少し黄色みがかった色合いが卵麺。プツプツ歯切れてクシくし潰れて歯応え小気味良しです。多加水でも低加水でもないフィーフィング。全体的に品やかを保ちますが、序盤ではクシクシっとした前歯の千切りを感じます。そして麺の素地の風合いも微かに香らせるか・・・。
 

 
 中盤は、さらに腰つきが品やかさになり、スープを持ち上げまくる。そしてじわじわとスープの浸透も速さを増して来るので、出汁との一体感が一気に高まります。崩れた豚バラ肉なども引っ掛けて食らうとまたうまし!。また今回も性懲りも無く、海苔で麺を巻き込みながら食らう!。スープの風合いと海苔で巻く味わいがなかなか相性よし!。
 
 


 

 
 
<チャーシュー> 自重で解ける程柔らかい煮豚バラ肉!タレ浸透の脂身が甘し!スポンジのように出汁の旨味を吸い込む赤身!


 
 豚バラ肉のチャーシュー。柔らかさこの上なし。外側の深く染み込んだ部分をじっくり見ようと箸で持ち上げると、それだけで割れて崩れそうなほど柔らかです。
 

 
 脂の甘味と醤油ダレの甘辛さ、そしてスープの円やかな甘味が加わり実にわかりやすい甘い肉味。そして赤身はまさにスポンジ状態。脂身同様タレが浸透してますが、スポンジのようにスープを吸い込みますから、甘味の他に肉味が芳醇!。
 
 


 

 
 
<穂先メンマ> ボリューミー!さっぱり薄味仕立て!解ける繊維質の柔らかさ!


 
 デカくて薄い出汁の浸透感が深いです。そして味わいに素材のフレッシュもあるようで、極太ですがとても歯切れがよし。穂先メンマの中でも柔らかい部類で、スープに馴染み易いようです。これは、メンマ追加を別皿にして、ビールと合わせるのがナイスかと!次回それする!。
 

 
 
 
<味玉> ほくほく感と湿り気が混じる旨さ!濃密に甘味を感じる卵黄!


 
 白身は柔らかく出汁が均一に染まってるのが見事。卵黄はトロミがちょうど無くなりかけな状態で、湿り気とほくほく感が混じるようです。ブランド卵なのかオレンジ色が濃ゆく、出汁と含まれてマチュアな甘味味わい。
 

 
 いつもの通りスープに沈めると少し生姜のかけらや味が足されてそれもまた一興なる旨さ!。味玉の味変化感覚も楽しめました。最近物価高の中、百円キープは嬉しい!追加オススメかと!。
 
 

 
 
 
総じまして「気を衒わない真摯な質感!どこか懐かしい中華そば!令和風ノスタルジック拉麺!」

 
 ・・・と言う感動!。近年若い人がこんなノスタな拉麺で勝負してるのが頼もしくも嬉しい感覚!。オヤジ心をくすぐるりまくりです。近隣の名店にめげず頑張ってもらいたいと思います。ほっこりした旨さならこちら激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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