ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5417】元祖一条流がんこラーメン たま館分店(東京・立川)清湯悪魔 〜具材のワイルドさ全開!キレを感じるカエシに円やかなコクを滲ませる魔力的な旨さ!

思わず悪魔に魂を売ってしまう

 
 限定の「葱油ジュ〜」ってのを狙って久しぶりに立川がんこへ。塩系でレベル5でいってみようと中央線移動中の車中では、そこまでシミュレーションが出来上がっておりました。ところが券売機で「清湯悪魔」ってのが目に入ってしまい、唆されてしまい、気がついたらそのボタンを押してました。
 

 
 こう言う性格って、もっと歳を重ねて爺さんになると、オレオレ詐欺に安易に引っかかってしまうことでしょう・・・・。気をつけねば。ともあれ、がんこ悪魔は、濁りしかイメージになかったので、新たな発見でもありました。
 
 

 

 
<全体> 漆黒の醤油出汁に数々の具材と薬味がひしめき合う黒ミサの如し魔力的な麺顔展開!

 
 どれから血祭りにあげてやろうかぁー!。薬味は焦がし葱と青唐辛子、肉は炒めとロースト!味玉と穂先メンマと板海苔で覆い尽くされております。まるでミサに集まりひしめく悪魔の黒ミサ状態でしょうか?。箸をつける段取りを考えるだけでもワクワクというか、ウヒヒ・・・といったニヒルな微笑みを浮かべてしまいます。
 

 
 その一方で、醤油清湯のスッキリさが気持ち良い表情ですな。具材の賑やかさ、ワイルドさとは裏腹なコントラストを形成しております。この天国と地獄と言えばオーバーだが、そのギャップ感がまた楽しさを感じさせます。
 

 
 
 
<出汁> キリリとしたカエシ効きめの醤油感!動物エキスに魚介が染みて青唐がアクセル!焦がし葱で円やか!

 
 こちらは塩気の主張ってなイメージのブランドですが、その期待通りの展開でございました。醤油は見た目以上にカエシが効いており、とは言え塩っぺーってなボーダーは超えない寸止め海峡な状態。これぞがんこ系と思しき塩気と出汁感のバランス感が見事でございます。また青唐を乗せてますから、オーバースペックかと思いきや、青唐の刺激は塩っぱさとは別の味旋律。塩と青唐が見事に共鳴しハーモナイズされとります。
 

 
 ベースの動物系の出汁は意外とあっさりとした展開?ライトなのに味わい深いのが、牛骨系と感じたり、鶏豚の煮出しと感じたり、駄目舌故にコメントが毎回定りません。そして焦がし葱が良い仕事をしており、マイルドかつ香ばしさを展開するという感覚・・・。旨さが魔力的な展開です。焦がし葱油に通じる、分厚い香ばしさとゆったり肉厚な甘味がまったりと広がっております。
 

 
 
 
<麺> スリムなイエロー発色のストレート麺!クシクシ歯応えに出汁の滲みを感じる旨さ!麺量多めで満足感高し!

 
 卵麺と言うより練り水の個性で表現されたような色合い。それが独特だが、細くてやや加水が多めのストレート丸麺。密度感少ないが、ほのかに引き締まる歯応えがあり、スパスパとした歯切りが小気味よく、奥歯で潰すと出汁と麺の旨みが一体化する旨さが痛快!。炭水化物と出汁が混じる甘味じゃなく、「塩気=旨み」と感じさせるような感覚でしょうか・・・。
 

 
 ツルツルとした滑りが軽快で、プツプツと前歯で切る所作がとてもリズミカル。奥歯で噛み締めると柔らかく細麺が一本ずつもちもちと弾み、続いてあっけなく潰れて出汁と素地の味が一体化する様子でしょうか。そして何よりもデフォで麺量が程よく多め!。食べ応えが確実です。実に満足感が高い。
 

 
 
 
<肉> 醤油ダレで炒められた定食風豚バラ肉!上品なロースト感でしっとり仕上げな大判豚バラスライス!

 
 以前、TKMで好印象だった豚バラ肉がのります。まず炒めがいいね。炒めと醤油ダレのニュアンスがとても素直に脂身に染みており。緩くカリッと仕上がりる歯応えがナイスです。そこに脂身とタレの味わいが赤身に染みた旨さがまた良い。
 

 
 また脂身が多めでほぐれる肉質。ばらか肩ロースか分からなくなってしまいますが、ばら肉としときましょう。やっぱり相変わらず旨さテッパンです。上品なロースト感でしっとり仕上げが好印象。サイズも大判です。当然ながら徹底的にこの肉達で麺を巻きつけて食らうのが痛快で旨しです。
 

 
 
 
<薬味> ザクザク青葱に辛味が滲む青唐辛子!カリカリ甘味が香ばしい焦がし葱!

 
 まぁがんこファンならずとも、多くを語らずとも、イメージしやすい薬味かと。醤油清湯に青唐辛子と言うのは、ちょっと珍しいかもしれませんが、カエシがキリリと際立つ味わいになるので、意外と合います。また焦がし葱は、醤油味にはテッパンの相性の良さ。香ばしい甘味が醤油を円やかにしてくれるようです。
 

 
 
 
<味変> 鶏油!バターっぽい甘味少ない脂エキスをダイレクトに投入!一気に分厚いコクと煌めき倍増!

 
 通常は、葱油か鶏油かを選べるシステムなのですが、悪魔だと鶏油一択みたい。でその鶏油ですが、バターのようなニュアンスじゃなく、また黄色味も帯びておらず不思議な鶏油。
 

 
 甘味も少なく、イメージ的には脂エキスをダイレクトに投入!一気に分厚いコクと煌めき倍増ってな味変化でしょうか。
 

 
 
 
<味玉> 見た目に反して卵本来のシンプルな味わい!醤油出汁が滲む深みは白身のみ!

 
 見た目に反してとてもシンプルで素直な味わいと感じます。全くもって裏腹な味展開。深く醤油ダレが浸透してるように見えて、白身の外側一周二周した部分のみ浸透してます。
 

 
 卵黄にはほとんど出汁が浸透してない感覚。ナチュラルなとろみある卵黄の味わいで、まさに本来の味わいでしょうか?。
 

 
 
 
総じまして「具材のワイルドさ全開!キレを感じるカエシに円やかなコクを滲ませる魔力的な旨さ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐。都内で並ぶ味わいが立川ではこんなにサクッと食えるのが実にありがたいです。立川駅で乗り継ぐなら昼飯でサクッと訪問はいかがでしょう?通し営業ですから使い勝手よし!。激しくオススメ!旨し!なので・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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