ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5307】のど黒らぁ麺 永屋(東京・新高円寺)味玉醤油らぁ麺 〜和風コンテンポラリーに整う姿!のど黒魚介エキス漆黒醤油に泡立ち漂う!パワー全開?

有言実行で醤油を食らいに来てみたよ

 
 1年で終わるプロジェクトが2年となり、その区切りの一休み時期の晩夏に訪問したのが最初。その時は塩系を狙ってみた。元々、のどぐろは大好きな食材で、その出汁の鮮魚っぽい独特な分厚い風合いが好物な私。それを屋号に謳う店ですから、結構その味わいにハマったわけです。その食後に、ご店主と会話が弾んで「次回は醤油を狙いますよ!」と告げて退店。約束したわけです。
 

 
 で、2回目は秋なんだが、その時は何をとち狂ったか、醤油は醤油だったんだが「和えそば」を食らった。前回のことがあったから、すっかり意気投合気分?でいい気になってご店主に少し話しかけてた。そしたら、最後の最後でご店主が申し訳なさそうに「あの・・・すみませんが・・・どの方でしたっけ?」と返されて気分はドリフか吉本新喜劇のオチの様にズコーっと腰砕。そりゃそうだよなぁーーーーー。たった一回訪問しただけの客を覚えているわきゃないよな。あゝ随分と実に馴れ馴れしく接した自分が恥ずかしい(瀧汗)。それでもご店主一所懸命に思い出そうとしてくれてたんだ(申し訳ない)。
 

 
 そして今回の3回目。すっかり冬だ。陽は差しても一向に気温が上がらん。そんなタイミングで今度は有言実行的に「醤油」を注文です。しっかり今回も「撮ってもいいですか?」のアピール。どうぞどうぞ!との快諾!。ただ一杯一杯丁寧にワンオペで作るスタイルだからね・・・妙な口出しをして邪魔もできず。静かに実食スタートでございます。
 

 

 
 
<全体> 相変わらず和風コンテンポラリーに整う姿!のど黒魚介エキス漆黒醤油に泡立ち漂う!パワー全開?


 相変わらず整った麺顔です。塩から醤油に変えただけだが、少し薬味が違うだけで印象が変わる様です。確か塩は青ネギが乗り白葱が舞う様な展開。一方醤油は、白髪ネギがあしらわれその上に咲くように三つ葉が乗ります。
 

 
 そしてやっぱり白木のトレーに配膳された瞬間から、のど黒らしい魚介の香りが立ち昇るのです。あゝアニマルオフの出汁感がダイレクトに響く。また醤油の色合いがとても深く、「のど黒」との旨味を今回も期待です。
 

 
 
 
<出汁> 香ばしき煮干の風味に甘く結びつく醤油の輪郭!そして押し上げる”のど黒”エキス感!

 
 アニマルオフですよね。それが如実に感じるのは、出汁の表層に浮く泡立ちです。塩にはなかったその泡立ちと魚介エキス感は、淡麗な麺顔の中にほのかなワイルドさを醸し出す様です。気構えて味わうと甘味と香ばしさの合体はイメージ通り。そしてのど黒系の分厚い魚介感が、妙にスッキリと味わえるニュアンスです。煮干系らしい風合いも滲むイメージかと。
 

 
 以前聞いたが、のど黒はとても貴重なので、煮干のブレンドを工夫しているとのこと。塩の時は焼き煮干とまでは行かぬが、ナチュラルな塩ニボ感覚をイメージしたが、個人的には醤油の方が、のど黒の感覚が出ている様に感じたが、それはオレだけなのか?。塩と醤油でのど黒の感じ方にも微妙に個性があって、とても旨い!どちらも旨い!。
 

 
 
 
<麺> 出汁を吸ってもモチリとした外カタな感触!出汁に濡れてつるりとしたスベリ!

 
 この辺りは塩のイメージと被るんだけど、多少多加水なストレート細麺。表層はツルツルとした感覚で、時間が経過すると出汁を吸い込み炭水化物の甘味を溶かすようです。食えば食うほどゆっくりと麺の風合いが変わってゆくのが楽しい旨さ。
 

 
 食い進めるほどに出汁に風合いが溶けて複雑化します。しかし出汁を吸ってもモチリとした外カタな感触が残るようで、前歯でプツリと千切るのがゆるい弾けで素敵なイメージ。ゆっくりと出汁を吸い込むのもよく、その一体感が旨いのです。
 

 
 
 
<チャーシュー> 低温調理系豚ロース!のど黒出汁に濡れて染まってもしっかり肉本来旨味を堪能!

 
 単純に考えると、豚の脂が出汁の熱で溶けると、魚介の旨み、特にのど黒の旨みに影響しないかと考えるが、要らぬ心配でした。つーか脂身少なめで、むしろ赤身主体の味わいが、魚介出汁に濡れて吸ってもこれまた旨い。
 

 
 ひょっとして肩ロースの脂身の少ない部分とかも思われますが、割と薄味仕立てで肉身本来の味わいを伝えるタイプ。熱入り深めな低温調理っぽいイメージで、出汁を多少吸い込んだ赤身を噛み締めるのが旨いです。
 

 
 
 
<味玉> 薄出汁浸透の美味さが上品!フレッシュさと濃厚さの狭間の旨さ!薄出汁浸透の美味さが上品!

 
 これも旨いね。味玉が100円だと最近妙に安心します(苦笑)。いや質感あるので値頃感あるかと。フレッシュさと濃厚さの狭間の旨さと感じます。全体調和な薄味仕立て。柔らかく薄出汁の浸透が白身と卵黄の本来旨さを残す感覚。薄出汁浸透の美味さが上品です。
 

 
 
 
総じまして「醤油と塩とのど黒旨さ自由自在!ピュアな魚介出汁の芳醇さ!妥協ない丁寧な旨さ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。で、結局、ご店主はオレのことを思い出してくれたのか覚えてくれていたのかは不明のまま。他客もいたし変な直球質問をするような雰囲気ではなかったし・・・。ま、今後もまた来るからいずれ覚えてくれるでしょう。実は炙りチャーシュー丼ってのが気になっててとても旨そう!しかもデフォルトのラーメンとセットだと1150円とかなりお得。特製より安い設定だし、巷と比べてもこの質感とのセットなら値頃感ありありかと!。価格設定も相当頑張ってるなと思わせます。なのでやっぱり激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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