ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5301】風雲児 吉祥寺店(東京・吉祥寺)得製らーめん 〜染み入る重厚かつ円やかな味わい!初冬の吉祥寺グルメ探訪にいかが!

医者帰りの遅い昼飯ラーメン

 
 何のことはない。仕事中に目に埃が入ってちょっと変なこすり方したから目が痛む。少ししたら慣れるだろうと思いきや、尖るような痛さに変化したため急遽業務取りやめで眼医者に駆け込みました。いやー、ヨーチンみたいなのをした瞼に塗られ垂らされ視検してもらったら、やっぱり角膜傷ついてるとのことー。こりゃ参ったなと気持ち凹ませておりました。処方箋をもらって、薬局でなんだか混ぜ合わせるような目薬をもらい、それを垂らすと・・・あらま不思議!。目の膜がたちまち落ち着き、痛みも一気に退散じゃないか!。やっぱり医者の言うことは凄いね。一週間後にまたおいでとのことです。
 

 
 で、ビビりながらも腹は減る。もう駅から近場でいいやと腹をくくって「ぶぶか」へ行こうとしたんだけれど、途道にある「風雲児」が昼の部終了間際でガラ空きだったので、思わず吸い込まれてしまいました。その直後どかどかと後客が押し寄せるという拉麺活動の中ではアリアリの光景。
 
 

 

 
<全体> 独特の鶏魚介!ベージュ白湯濃厚スープ!ところ狭しと具材薬味は豊富!

 
 新宿南口だと行列必須の味わいが、吉祥寺ならすんなり食えるのは役得です。配膳の瞬間は、想定通りの茶濁な鶏白湯系の濃厚出汁の存在感がありあり。それは優しくも明るいベージュ色で、いかにも風雲児が醸し出す鶏魚介の濃厚感。
 

 
 魚介の甘く芳ばしく立ち昇る香りだけですでに旨く感じてしまう。特製らしく具材と薬味の盛り付けが実にボリューミー。このブランドだとつけ麺の方が看板なのだが、やっぱりオレは吉祥寺店なら、汁系のこっちの方が好みかもしれません。
 

 
 
 
<出汁> 鶏白湯の濃厚な味わいに魚介の甘味が溶けてサラリと食わせるマジック!しかもナチュラル!

 
 近年、鶏白湯系はどうも胃に重く感じ始め、寄る年波を感じてしまう。しかしここの鶏白湯はかなり変わってて、濃厚な味わいでも落ち着いた感覚です。鶏エキスは、やっぱりモミジ系コラーゲンのペトペト感はあるけれどかなり控えめ。重くなく飲み干せる感覚レベルです。
 

 
 そして甘いだけではなく若干の塩気と言うかカエシも効いてるような。なので鶏白湯と魚介系の甘味が充満ってな展開にはらならい感覚ですんなりと食えます。さてその魚介は、粉っぽさもなく出汁の中に完全に溶け込んで、全体的にゆったりと溶けて穏やかな様子。その甘味が実にナチュラルに感じます。
 

 
 
 
<麺> モチックツっとした歯応え!濃厚出汁を絡め持ち上げまくっても素地の風合い伝える!

 
 茹で上げの加減なのか?見た目は明るいが食らうと案外と引き締まりを感じます。モチっと明るい弾力がありそうで、それでいてクツクツとした素地を感じるような風合いありかと!。その歯応えが、濃厚系の出汁の中では気持ちよく、出汁を徹底的に絡めて持ち上げるようです。つまり出汁の旨味を受け止めて負けない風味が良いね!。
 

 
 微妙にボコ付く?そんな微かにうねったスタイルが、麺と麺との隙間を微妙に生み出し、そこにポタポタと軽やかに粘る魚介鶏白湯スープが入り込ませます。濡れて纏わせる感覚。ズボッと啜って多少重みも感じるが、それが旨さの重圧と言う感覚でとても満足。今回は大盛にして大正解です。
 

 
 
 
<チャーシュー> 豚バラ肉はぶつ切りカットと極薄スライス!脂甘味赤身肉味が鶏魚介にマッチ!

 
 脂身が多めなのが好印象で、濃厚なスープに濡れてさらにコク深し。豚バラ肉は、大胆なブツ切りカットとスライスの2種です。これは新宿本店と同じスタイル。蕩ける脂の旨味が口の中で広がり、赤身を噛み締めると本来の肉味と共に染み込んだ濃厚出汁もほとばしります。帰ってから仕事が無ければ麦酒を充てたい気分。
 

 
 そのぶつ切りは、ボリューム感あり!。とてもサービス的で、スライスよりこっちの方がメインなスタンスです。またスライスはクッシリ麺を巻きつけながら食らいましたが、単体で食らうよりオススメ。濃厚な出汁に濡れて麺に貼り付きながら食らうと、脂と炭水化物と肉の旨味の一体感が素晴らしです。もう1枚くらい追加して欲しかったと思うのだがー。
 

 
 
 
<メンマ> 板状コリコリ歯応えが痛快!意外とボリューミー!


 
 得製でガッツリメンマを食らおう!。ついでに付け加えると、青ネギの盛りもかなりのもの。板状のコリコリした歯応えが痛快で、下味が割としっかり感じ取れるもの。
 

 
 
 
<味変> 途中で七味唐辛子とペッパー投入!辛味が甘味を変化させて旨し!

 
 濃厚な出汁は途中で単調と感じる方もおられるかもしれません。そんな場合は七味唐辛子をおススメ。私は和な味わいが好きなので、魚介の唐辛子が染みる味わいが好きなもので。また鶏白湯ならペッパーが合うはず。洋食系のスタンスで投入しても良いでしょう。ずるい私は両方投入しちゃいましたがー。
 

 
 
 
<味玉> 白身も仄かに味わい深し!下味がしっかり浸透しハードジュレ状の濃密卵黄!

 
 卵黄は舌に絡みつくようにねっとりと貼り付き楽しませてくれます。卵黄は特にそうで、ややハードなジュレっぽい状態で、味わいは実にマチュアと思わせる甘味が濃厚!また白身も出汁を感じて仄かに味わい深しと感じるほど。色合い以上に出汁がしっかりと浸透しており、優しく味が染みてる感覚。。激しくオススメ!。
 

 
 
 
総じまして「染み入る重厚かつ円やかな味わい!初冬の吉祥寺グルメ探訪にいかが!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。実は吉祥寺は拉麺的にも名店多くありなむ!その中でもまったりと温もるなら非常によいのでは!?。明るい店内とスタフの対応。味は折り紙付きのブランド。吉祥寺に来たなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 吉祥寺駅井の頭公園駅