ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5239】のど黒らぁ麺 永屋(東京・新高円寺)特製和え麺 + ごはん 〜円やかな輪郭と重厚さを併せ持つ濃厚魚介醤油ダレ!ハードに弾む中太麺!極上和え麺!

もやもや気分には汁なし系でガッツリ食うのがオレ流

 
 彼岸前でも暑く、暑くても彼岸前だと冷やしの気分にもなれず、そんなどっち付かずな気分なら、汁なし系・和えそば・和え麺がいい感じです。いやね・・・多忙の佳境は乗り切ったんだけど、どうもやり残し感があって、モヤモヤしている9月です。いつもモヤモヤ気分には、「中華そば  みたか」や「らーめん高尾」または「くじら食堂」で油そばをガッツリ食うと気が晴れるんだが、とある休日の朝、用事があってポツンと新宿界隈でひとりぼっち。朝ラーにしても少し遅いし気が乗らないので、朝10時開店というこちらへ向かうために新高円寺へとリープいたしました。
 

 
 開店直後はガラガラだろうと思いきや、結構混んどった:汗。こちら間借り営業で店箱はそこそこ広めなんだが、ワンオペで一杯づつ丁寧に作るこだわりだから、待つのは仕方ないと割り切りましょう。前回訪問時で話し込んだとき、つぎは絶対に特製醤油らぁ麺で!と約束したのだが、すまぬ。今回は同じ醤油系でも「特製和え麺」!。
 

 

 
 
<全体> 濃ゆい褐色に染まる麺を覆い尽くす肉!瑞々しく華やぐ薬味具材!凛々しい海苔!まさに特製!

 
 「和え麺」と言うのは、「まぜそば」とは少し心構えが違うものかも知れません。作り方は似たようなもの、同じようなものなのでしょう。ですがまぜそばの場合、文字通り混ぜたと言う素朴な受け止めになるが、和え麺の場合、「味噌を和える」とか「タレを和える」とか、何にか"濃厚なもの"を混ぜ合わせる様な受け止めと感じます。隙間からのぞく中太麺の黒光りを見ると、タレの濃厚さが伺えるじゃないか。
 

 
 また具材もいい感じ。麺を覆い尽くすように大判の肉が横たわり、また薬味具材は瑞々しくも華やぐようではないか。白髪葱や紫玉葱薄切りも気分を盛り上げる飾り付けです。
 

 
 
 
<麺&タレ> 濃厚魚介醤油が深く絡む!褐色に輝くヌチヌチ中太麺!弾む歯応えに甘味と香ばしさ!

 
 まさに「和え麺」。タレは濃厚で手際良く完全に麺に和えられ、底に残ると言うことが一才ありません。なのでタレの味わいと麺の食感と旨みは同時進行で頭の中で因数分解するように味わいます。
 

 
 さすがアニマルオフを謳う店。濃ゆい醤油の風合いにしっかりと魚介系の旨みが凝縮しているよです。煮干系の香ばしさもありニボとした風合いより甘味を放つタイプかと。煮干系の甘味と香ばしさに、のど黒のどことないニュアンスが感じられる様にも思います。
 

 
 そして汁系とは一転した中太麺。ほぼストレートですが微妙に捩れが感じられ、そこがまたタレをよく絡み上げている様です。全体的に引き締まりつつヌチヌチと感じられる前歯の食感。そして奥歯ではハードめなモチモチとした感覚があり、潰して食らうと素地の味わいを感じるイメージです。
 

 
 そのままでも良いが、やっぱり瑞々しい薬味!凛々しい海苔!絡ませて食らうのが汁なし系としてはベストですね!。旨し!。
 

 
 
 
<チャーシュー> しっとりモチモチした食感の肩ロース!赤身と脂身の旨味を主張!薬味も響いて旨し!

 
 前回の塩らぁ麺では、脂身が少なめだったのでロースか?と思ったんだが、今回は肩ロースって感じです。全体的に薄いピンク色しており、低温調理系の仕上がりでしょうか。
 

 
 赤身のしっかりとした肉本来の味わいに、ほんのりと同時に口に運んだ脂身が熱で溶けた甘味と重なります。また軽く振った薬味も肉の味わいに勢いをつける様でまた旨し!。思わず食い切ってしまうところでしたが、最後にごはんで締めるのに少しとっときましたー。
 

 
 
 
<味玉> 相変わらず薄出汁浸透の甘味が上品!優しい濃厚さ広がる旨さ!

 
 やはり全体的に薄味仕立てです。白身のフレッシュさも感じつつ、卵黄の濃厚さもバランスよく楽しめるかと。仕上がりは全体的に柔らかく、薄出汁の浸透が白身と卵黄の本来旨さを残す様です。その薄出汁浸透に甘味を感じる様で、それが上品と感じます。
 

 
 後のごはんに半分乗せてぐちゃぐちゃにして食らおうとも思ったのですが、勿体無い気がして、ゆっくりそのまま全部味わいました。
 

 
 
 
<他具材> フレッシュに華やぐ白髪葱!紫玉葱!貝割れ菜!甘味感じるメンマ旨し!

 
 タレと麺が力強いので、こういったフレッシュな薬味具材があると嬉しいし、また全体としてバランスも良いと感じました。量もしっかりあって存分に麺に絡めて楽しみました。
 

 
 またメンマも旨いね。前回はスルーしてしまったのですが、穂先の様でそうでない?。とても優しい食感ですが淡い歯応えも楽しく、繊維質がきめ細かく歯切れもこ心地よいです。また味わいも優しめで微かに甘味も感じるイメージだったかと。これならお酒が欲しくなってもおかしくないです。酒提供してないんだがー。
 

 
 
 
<味変> 汁なし系と言えば定番の辣油とお酢!刺激とさっぱり感を纏わせ締めくくる

 
 やはり汁なし系で辣油とお酢を垂らし回さないと気が済まぬ。でもこれやっちゃうとどれも似た味わいに寄ってしまうのだよなぁ〜〜〜。なんて思っても結局やっちまうのでした。
 

 
 
 
<ごはん> 白擂り胡麻を振りかけた白飯にチャーシューとタレ絡む麺を乗せて味わう

 
 タレが少しでも丼に残っていれば、白飯に垂らすか、白飯を丼に放り込むのですが、全く残らず。なので最初は、そのままシンプルに白飯を味わう。続いてチャーシューを乗せて巻いていただく。
 

 
 最後にタレが絡み切った麺を入れ込んで一緒くたに味わい楽しみます。多客の炙りチャーシュー丼が異様に美味そうだったので、正直言ってそっちが良かったかなと少し思ったりもしました。
 

 
 
 
総じまして「円やかな輪郭と重厚さを併せ持つ濃厚魚介醤油ダレ!ハードに弾む中太麺!極上和え麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。重厚感ありそうでも上品にまとまった感覚もあって不思議な和え麺でございました。そして食べ応えあり。一人オペだからあれこれ手間のかかるメニュー展開は難しいのだろうけど、色々経験お積みの拉麺職人のご様子。限定麺なども期待したいけど、次は定番メニューの醤油らぁ麺をいただきに上がります。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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