日曜日も油そばで酒三昧
本当は忙しくて、アップし切れない在庫がかなり山積み:汗。差し置いてこちらをアップ。
<酒> 夏に痛快エビス生ビール!食後のホットさを収める角ハイボール!
あまりに暑いので、陽射しを避けるように駅前からすぐにハモニカ横丁の裏路地日陰に逃げ込む・・・そこを伝ってお店へ。そしていきなりビールとハイボールの食券を2枚渡すが、さすが居酒屋系で酒飲みの心を理解してるっていうか、何も言わずともビールは先出し。飲み干すタイミングを見計らったように茹で釜に麺を投入した様子(タイマー押す音でわかる)。
そして食ってて喉が渇くのをわかるようなタイミングで、ハイボールが到着。そうそう、ハイボールは食後のホットな体を鎮めるために、そして酔いを再増幅しつつ、旨さを回想するのために味わうのだった・・・・。
<全体> 拍子抜けする程に素朴?ところが混ぜ混ぜすると次第に凶暴性を増す仕組み!
多分、見た目の素朴さが旨さが伝わりにくかもしれん。それもかなりな素朴さです。太麺のウネウネさがかなり強調されて映るが、色合い的に質素。果たして「辛味噌」は何処へってな感覚ですが、それは麺の下にたっぷりと潜んでいると言う構図です。
なので、拍子抜けする程に素朴?混ぜ混ぜすると次第に凶暴性を増す仕組み!。南口の店は遊び心満載である一方で、北口の店は虚飾がないイメージで、これはこれで好印象!。
<タレ> はっきり唐辛子効かせた赤辛味噌!ニンニクが溶けてコク深くシャープな切れ味!
味噌混ぜそばというのも、ニッチなジャンルなので今回はそいつとチョイス。フツーは辛味や塩気が強いのが定番で、そのフォーマットに乗ってるようですが、味変化させる必要もない程に、唐辛子系の辛い刺激が既に溶けてます。そこを油そば特有の香味油で溶いたような展開。しかもデフォでニンニクが溶けており(注文時に調整可能)、辛味噌のコクと辛さをジリジリと刺激する味展開です。うーーー・・・これは酒に実に合うじゃないか!。
<麺> 自家製麺!極太極縮中加水麺!タレを絡めまくっても素地感の旨味あり!大盛必須!
店の中のポップなどを見てると、どうやら自家製麺とのこと。茹で上げで丸く膨れ上がる極太麺で、その太さに負けないよう強くウネウネと縮れるフォルム。箸でリフトし集まる部分を凝視すると、まるで脳の皺のようにも感じます。
とにかくこのうねりと縮れが徹底的に辛いタレを絡めとる。そしてヌルヌルと滑るところを一気に奥歯で潰すのがうまいのだわ!。潰し始めは麺の素地の味わいや甘味がしっかりと感じられ、咀嚼するたびに辛味噌とマッチした旨さが広がる!。プツプツした食感も小気味よく、太麺系油そばの楽しさが存分です。あまりメニュー表示のグラム数で臆すること勿れ。この味わいだと並盛ではきっと寂しく思うはず。一段上のボリュームで旨さに埋もれてくださいまし。
<具材> 定番汁なし系なる肉&薬味!焦がしの焼豚と茹で甘のキャベツが旨さのコントラスト
具材はオーソドックスと言えましょう。太切りカットのチャーシューに葱と刻みのり少々というのがデフォです。温野菜追加しましたが、このご時世なので、まぁ致し方なしでしょうか。
秀でたところは、単に太切りカットしただけでなく、焦げた部分でしっかり楽しませてくれる点でしょう。これは茹で野菜のフレッシュな甘味と味わいとしてコントラストを形成し、楽しみの幅が広がることでしょう。
<味変> 花山椒!辣油!酢・・・あらゆる手を尽くし刺激的味わいを高める!
ま、座席にあったからそのまま使っただけですが、薬味自由自在というところが油そばでは特に重要。今回は、花山椒!辣油!酢・・・あらゆる手を尽くし刺激的味わいを高めてみました!。激しくオススメかと!。
<〆飯> 最後は定番のライス投入!全ての旨味が飯粒に貼り付き染み入る旨さ!
へへへ・・・辛味噌のタレをそのまま味わい尽くすのだった!。白飯を丼へぶっ込んで、箸と蓮華で執拗に混ぜまぜを繰り返すばかり。米粒一つひとつに辛味噌タレがコーティングしきったのを見計らって食らいます。
あゝ絶妙なる旨さ。麺か飯かどっちが主役なのかと思わず振り返って見ました。
総じまして「目立たぬビル地下の素朴な汁なし!混ぜるほどに生まれる旨さの破壊力!これもありかと!」
・・・と言う感動の嵐!。吉祥寺で油そばと言えば、やはり「ぶぶか」一強なイメージあったのですが、いい意味で駅の北口と南口で競合が生まれ、汁なし系を盛り上げてくれたらいいなと勝手ながら思う次第。元々汁なし系が好きなので、また訪問させていただきたいかと!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!