今年で3年目!山形酒田&三鷹名物の冷やしがリリース!
冷やし好きな私、中央線エリアメインの私、としては毎年絶対に欠かせないのがこちらの「冷やしワンタンメン」でございます。特に最近、仕事と色々なことと被って多忙だから辛い毎日には、実にありがたい一杯!。小雨降ろうとも気分は真夏のピーカン気分で突撃!
<酒1> キリン一番搾り!これ飲むタイミングはいつも堤真一気分になってしまうのよねぇ〜
すっかりこの数年「サッポロ赤星」に執着してますが、そのせいで最近ずーっと瓶ビールばかり。そのだったせいか、妙に生ビールがうまく感じますぜ。「注ぎ方」「泡立ち」が素敵です。またオフィシャルに印字されたジョッキが気分を高めます。生ビールってホント不思議。特に注ぎ方だけで味が変わるから、店で生ビールを飲む意味はそこにあるかも!
<酒2> 純米吟醸 Faucon つや姫!なんじゃこの旨さ!マジでライスワインってな飲み口最高!
とうとう日本酒・冷酒もラインナップしたのね。へへへ・・・毎回これ頼みそう。数量限定とあるとなんだか焦りますな。日本酒というよりワインの様なボトルとそのラベルが印象的。ラベルには58とデザイン印字されてまして、これって多分研ぎ度合いなのでしょうね。大吟醸とまで行かないところがナイスで、ふっくらとした純米のボディーを感じつつ、華やかな余韻を感じさせます。生貯蔵酒らしいフレッシュな感覚もしっかりあって、クセになりそうな旨さ。今度これ通販で買ってみようと考えてます。
<全体> 冷涼なる落ち着き!素朴なオーラを垂れ流す山形名物冷しラーメン!
ううっ!やっぱりこれが本番山形系譜の冷やしラーメンのオーラだよね!麺顔全体が素朴って言うか、優しさで溢れていると感じさせます。その一方で、冷え冷え氷のアピール。
前も言ったがホシザキ製氷機の氷って感じで、中心部に空洞ある氷です。その窪みにスープが入り込み、それはそれでいい感じ。また青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようで、非常に好奇心がそそられます!。
<スープ> 和出汁と鶏醤油のせめぎあい!冷涼感染みてゴクゴク飲み干させる淡麗醤油!
透明感あるスープ!。鶏ガラ感に煮干し系の風合いが溶けてた風貌なのだが、冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。とても上品でスッキリした鶏ガラの出汁がベースとなっており、表立って主張せず。それよりは魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。
確かに魚介系?乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味?昆布系の出汁感が強めと感じますが、駄舌ゆえにようわからん。和出汁でいう「おつゆ」な域までには行き着かず、中華の部分は堅持した味わいと思います。氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいアイデアだし、それなのに氷が溶けて薄まりを感じもしない。とても不思議なスープ!。
<麺> 冷気にキュキュッと引き締まる歯応え!半透明な質感のストレート多加水細麺!滑り最高に高速!汁持上げハンパなし!
多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。これによりツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!また麺と麺が寄り添いやすく、スープの持ち上げもナイス!。サラサラしたスープ感なので、出汁の持ち上げはグッドです。
麺のしなやかさや、寄り添いやすさが良いので、ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食います。お互いの滑りの良さがコラボしあうようで、これも不思議な滑らかさ!。大盛したくなるほど好きかも!。
<チャーシュー> 2種部位!淡白なモモ肉!コク深い肩ロース!冷えた和出汁染み入り旨し!
モモ肉(だと思ったがロース?)は、少しだけスポンジ感があって柔らか。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。
次に肩ロース。これは、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。2種展開なら肉増しは十分にありだね!。
<ワンタン> まるでセロハンの如し!冷たく蕩ける不思議な旨さ!滑らかな喉越し!シルクを引きずる様な滑り!
その透明感たるやまるでセロハン。半透明どころではありません。ほぼ透明なる薄皮状態です。箸で持ち上げようとすると伸びるが、まるでシルクを引きずるようなフィーリング!。いつもなら途中で千切れそうでレンゲに持ち変えるところを、箸で対応するが切れ難く破れ難し。
いつもの通り、口の中から喉奥に落ち入るまでそのシルエット感が実に淑やかで上品。肉餡があっさりした塩胡椒系なのもいいね。肉味と出汁の旨さがバランスし両方の旨さが深い味わいです。
<他具材> 小松菜の酸味がアクセント! 冷えた中でメンマの円やかな味わい!
青菜はこの中で唯一主張する味わい。苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出します。その素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与える様子。そしてメンマは、とっても馴染んだ味わいで、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで楽しませてくれます。
<味玉にハズレなし!> マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!
デフォでハーフでも味玉あると嬉しいね。典型的なマイルド煮玉子。ネットリさが強めな卵黄、プルン!としたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そうです。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がり!。
総じまして「山形名物が最早三鷹名物か!素朴でこの上なく質実なる冷やしワンタンメン!」
・・・という感動の嵐!。毎年食っても実に落ち着きのある旨さ!きっと三鷹でこの夏の一番の冷やし系人気メニューとなりましょう!。今年の夏はお世話になりそう・・・これからの季節に激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!