胡座をかかず・・・何と出汁と麺をリニューアル！
久しぶりに、くじら食堂の公式Twiterアカウントを覗けば、麺もスープもリニューアルしたとな！。何だと！これは事件だ！と言うことで慌てて昼飯目掛けて東小金井へ急ぎました。本当は、ビール出すようになってからまた行こうと思ってたんですがね（笑）。それにしても行動が大胆ですねぇー・・・決してこれまでの味わいで、客入りが停滞したたわけでも無さそうなのに。
ちなみに、公式Twitterを見たから知ったのですが、三鷹店は５月あたりに再開だそうです。今度こそ下村店主がそこに立つのか！。今から激しく期待しとります。・・・ってな状況で、目と鼻の先に小金井大勝軒系の新店舗が殴り込みの様子！。三鷹駅北口エリアが一気に熱くなって来たかも！。
＜全体＞ 妙に馴染みと親しみを感じる出汁感！そして肉迫力！レトロと今風のハイブリッド！？
まずは王道の醤油から！って思ったら、以前の醤油から「正油」と書かれてて再出発の心意気を感じます。応援気分でド派手に肉盛り大盛！ってことで迎えたのがこの麺顔です。
初対麺なのだが、妙に馴染みを感じてしまいます。今はリニューアル中の三鷹店の一杯とどこか似たような雰囲気？。ヘビーユーザーだからこその気づきでしょうか。実は三鷹店のリニューアルであの醤油がなくなってしまうのかーーーって感じてた私なので、これはちょっと嬉しい悲鳴だったかもしれません。
＜スープ＞ 昔ながらの懐かしさとコンテンポラリーなコク！円やか鶏油と仄かな酸味隠れるカエシ！
第一印象は、昔ながらの味わいながらも、やっぱり今風の明るいコクがあって、馴染みのある味わい。以前の三鷹店の支那そばの雰囲気も少し頭の中でオーバーラップしてしまうのは私だけでしょうか。いやいや・・・そうは思えど、以前ここで限定メニューで食った味わいのような気もするし、懐かしいようで、やっぱり新しさも感じたりするのです。
鶏がしっかり主張する鶏豚動物系？。とは言え、バターのような濃密さを感じさせない程よい鶏油感覚です。醤油のパンチが絶妙で、塩気を感じさせないのにカエシが効いてるような印象。醤油の塩気は鶏油と結びついているのだけど・・・微かな刺激があるのです。まさか生姜？とかも一瞬は頭をよぎったが、個人的にはペッパーの刺激ではないかとの推測。その刺激に微妙な醤油ならではの微かな酸味を覚える味展開です。ううう・・・これはシンプルに見えて複雑な出汁だぞ。
＜麺＞ ピロピロ脱却？ちょっとスリムなフォルムに変貌？引締まりに素地の甘味感じる仕上り！
おおお！そう来たか！以前より、ぴろぴろ加減を少し抑えめにスリムにしたような感覚。口元で滑りしたような感覚で、ズボボボボボボボボボボーーーーーっと啜れる！そんな手揉み麺です。それがまた快感なのよ。あまりにも楽しくて大盛が一気に消化してしまうほどに！。
あと、加水とか練り水も少し変えたの？？？この部分は不明。以前の蕩けえるような感覚が抑えめで、素地を噛み締めた味わいが、麺素地より出汁主体な展開で旨し！。ただ一点だけ心残りなのは、これによって細麺変更はできなくなったのかと言う処。製造業なら棚卸リスクを考えると、品種絞ってコアな製品に絞りたいのも分かる気がする・・・。
＜チャーシュー＞ 腿かと思うほどのきめ細かく柔らかい肉繊維のロース！？旨さしっとりハンパなし！
ここは、三鷹店のニュアンスを感じるところです。最近、朝ラーメンを止めたようですが、その朝ラーメンの肉をも感じさせるかも。やっぱり、出汁と麺との調和を考えたのかと思えます。で、実はこれが大正解だったと思えます。
肉は分厚い！とかデカイ！とか・・・そんなだけじゃないよね。とっても肉質と肉繊維が柔らかくて、出汁を吸い込ませると美味いなら旨さが昇華するはず。そんな思いを馳せさせる肉が、麺顔一面に広がっているわけで・・・加齢を感じる肉好きなオレとしては、ベストな肉だった様子です。細かいところは、秋になったら時間ができるので、オフ会などで熱く語りませう！（覚えてるか保障せず）。
総じまして「挑戦忘れず魂忘れぬ真摯な姿勢！味の求道者！今後の通い続けるぜ！」
・・・と言う感動の嵐！。この時点では、醤油と塩だけのリニューアルとのことです。恐らく、色々と今後も調整しつつ、変更を重ねて目標の一杯に昇華させると思うので、今後も定点観測続けます。次回は近いうちに「塩」と宣言します（覚えてたらね）。流行ってても挑戦忘れぬ姿勢が素晴らしい！そして旨し！なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
