中華そば専門店で思うままフルコース的に発散してみた!
あんまり時間的余裕もなく、今回も活動エリア内の近場で、酒と麺を楽しもうと、また「丸幸@武蔵境」さんへとやって参りました。前日、「みたか@三鷹」で同じような展開をしたばかりなのに、相変わらずやることワンパターンでございます。実は、週明け早々に定期健康診断がありまして、日曜日は飲めないのが痛い!。なので意地でも土曜日に酒も存分に絡ませて食らいつくそうと言う企みで、今回は少しばかり弾けてみましたわー。こちらは、時間をずらせばギチギチに混雑することもないので、ゆっくり過ごせるのがお気に入り!。中央線利用者にはオススメでございます。
<酒1> アサヒスーパードライ:もやもや気分を一刀両断する辛口キレ味!キン冷え痛快!サービス嬉しいお通しメンマ!一気にクールダウン!
まずは定番の瓶ビールからいってしまおう!サービスのメンマお通しをつまみながら、軽くアイドリングです。相変わらずいいね!瓶が冷え冷えでして冷たさが手に伝わる!。コップも冷えてて曇ってます。毎度、冷たいコップにキン冷えビールを注ぐ瞬間がたまらんのです!。泡立ちが透けて見えるのが実に粋です。やっぱり、スーパードライらしいキーンとした辛口の響きと冷たい刺激がナイス。いつもの喉越し刺激を感じつつ、鋭いキレ味で、心のストレスを泡と共に流してくれるようですわー。ビールは切れ味!っていう感覚をいつも十分にアピールしてくれます。
<酒2> 三多摩地区自慢の蔵!多満自慢!レギュラークラスなれど馴染みの甘さとすっきり飲み口!
続いて今回も日本酒!三多摩地区の銘酒「多満自慢」の常用酒一合瓶。熱燗も考えたが、小春日和の暖かさが余韻として残る夜だったので、今回も常温でいただきましょう。あゝ、やっぱり甘さとすっきり余韻!。辛口のキレもいいが、お手頃感なる甘味と気安さがいいね。今回はアテは「チャーシュー皿」と決めてましたが、その和芥子の味わいにかなりフィット!。ますますここで酒飲むのがハマるのです。あゝ、だんだんオレ、酒にヤバいやつになっていきそう:汗。
<チャーシュー皿> 常連の中で確実に人気メニュー!2種の豚肉スライスにてんこ山盛りの味葱!酒が進みまくり!
ここでは「チャーシュー皿」を激しくオススメ。定番ラーメンが430円と安すぎるのもあり、それ以上の価格はしますが、しっかり楽しめます。常連人気で、休日の昼間は、これで瓶ビールを空けまくる光景ありあり。チャーシュー2種あって、「蕩けるスライス」なのが魅力的で、肩ロースとバラ肉がダブルで重ねらる。そして、味ネギがこんもりと山盛りで、更に嬉しいのが辛子がペットリと、皿の縁に多めにネジつけられてる。
ふふっ!いつもの通り、葱を肉で巻くのです。そして辛子もねじり入れる。更に甘めの醤油ダレを絡める!。これを一気に口に入れると絶品至極!。煮豚タイプの脂身の甘味とタレが滲む赤身の肉味!。味葱の甘味で旨さを高め、辛子の刺激で旨さは完成です。酒好きなら絶対にアテる価値あり!。麦酒とも日本酒とも相性良いですが、ハイボールでもいい感じみたい。
<全体> 素朴な風貌!拍車をかける素朴なメンマの盛り!馴染みのあっさり醤油出汁の優しさに心は溶けゆく!
酒のアテに、肉とネギをたんまり頂いたので、その流れで今回は「メンマ」ラーメンとさせていただきませう。おおお!いつもながらライトな醤油スープに刻み玉葱のトッピング!素朴さがじんわりと深く伝わりましょう。チャーシューはバラ肉スライスで少しペラいが、スープに浸って緩く蕩けるか?昭和のラーメン感覚ってイメージです。そしてメインのメンマが、醤油の色合いを伝えるようで、同時に柔らかさも伝わりいい感じ。特にオーソドックスさがいいね。短冊型のメンマの黄土色感が、麺顔全体を妙に優しく落ち着かせる風貌です。
<スープ> さっぱり系豚肉煮出しに仄かに清涼感!節系の魚介溶込みしみじみ!カエシ穏やか!安らぎ感じる大衆の旨さ!
毎度思うが、出汁の映え方がクラシカル。そこがいい塩梅です。単純に言えば「さっぱり系」。動物感が淡い感覚だが、下味のように滋味深く感じます。グツグツとエキスを絞り出したようでもなく、妄想の中では、骨というより肉を煮出したような優しい豚の出方?。とても穏やかな動物エキス感です。そしてしっかり合わさる魚介の出汁感。その甘味も穏やかなことから、煮干しよりも節系の溶け込みの方が、しっくりと感じさせます。そしてカエシも穏やか。まさにゴクゴクと飲み干しても引っ掛かりがありません。薬味の玉葱もフレッシュな甘味を感じるほどで、その風味が酔っているのもあって、生姜に似た清涼感を仄かに感じさせるか?。飲んだ後の〆に実に最適でもございますよ!。
<麺> 今回も卵麺チョイス!つるっとスベり引き締まるモチモチ歯応え!ゆっくりじわじわ出汁を吸い込み素地の甘味がナイス!
2種類選べる麺の中で、今回も卵麺。すっかり蕎麦粉入りから宗旨替えしてしまってますな。以前は柔麺のイメージだったんですが、多加水っぽいモチモチ感がある上に、落ち着きを感じるほどの引き締まりもありなむか。プツプツプツリプツリと千切れる感覚も快感です。そして出汁を吸い取った後の旨味がしっかり伝わるのが更に旨し!。特に玉葱を絡め込んだ時の味わいもよく、その複雑な歯応えが快感です。へへへ・・・一通り楽しんだあとは、今回も性懲りも無く、海苔!メンマ!チャーシュー!と色々と巻き込んで遊びながら食らうのだった・・・。
<チャーシュー> 崩れんばかりの柔らか豚ばら肉薄切りスライス!醤油タレに甘さに脂身の甘さを覚える円やかな展開!
醤油系のタレにしっかり浸かった豚ばら肉。定番中の定番ですな。タレが浸透した脂身の部分が旨いが、スープが浸透した赤身も肉味と交わって旨い。もう定番過ぎてそれだけでも、容易にイメージしていただけるかと。特にその脂身と赤身が交わると最も旨いですわー。肉全体に甘味すら覚える円やかさもクラシカルで印象的かと。チャーシューメンとなっても、全く胃袋に負担なく、妙にバクバクといくらでも食える感覚なのす。さてこの肉。チャーシュー丼でも楽しめるようですが、一度どんなのか見てみたいかも。いつも気になってるが、どうしてもラヲタだとラーメン優先になってしまうし、麺も丼もフルサイズ一度に食らうのも、今となってはかなりしんどい〜。
<メンマ> 色合い深く!されど薄味で素材感あり!出汁感覚ありな乾物下味!染みる優しい旨味!
メンマラーメンを選ぶってところが、少し常連ぽく思えませんかね?。関西オリジンな私は、実は若い頃、このメニューはお目にかかったことがないのよねぇー。海苔さえ邪道と思ってた若造でしたが、就職で上京しこっちがかなり長くなり始めた頃から、関東流儀の醤油色が深いメンマに、ゆっくりとハマり始めたようです。このメンマも自家製なんじゃないかと感じる仕上がりで、まるで昔から慣れ親しんだ味わいのよう。丁寧な作り込みを感じます。毎度毎度同じ語りだが、醤油っぽい色合いがある一方で実は薄味系。素材感も味わえるし、スープを吸い込んだ後の一体感もまた旨いのです。
総じまして「ラヲタオヤジのオアシスなスポット!夜も静かに止まり木感覚でゆったりしつつクラシカルな旨さ抜群!」
・・・と言う感動の嵐!。駅前では既にクリスマスに向けた冬のイルミネーションが点灯し、華やかさを増してますが、少しそばの路地裏で暗影にポツネンと暖かく灯る中華そば屋の明かり。夜にほっこりと一人で過ごせる良い店です。そんな雰囲気が拉麺にも染みるようす。中央線オヤジなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!