魂の疲弊を癒す心のオアシス・・・中華そば みたか
もうこの日は、絶対夜に「みたか@三鷹」へ行こうと決めておりました。久しぶりに出社してそれなりに忙しく、妙に食事のタイミングが合わず、昼飯はカロリーメイトのみですぜ。割り切ってはみたものの、金曜日でなかったらキレていたかもしれません(嘘ぴょん!)。家族は飲み会その他で、家に帰っても出払っておりますし、とっても遅い昼飯兼晩飯。実に久しぶりの「夜みたか」で楽しませていただきませう。
<酒> サッポロ赤星!入店するなりご店主が赤星持って出迎えるよ(爆)!そんなホスピタリティで尚更旨し!ナイス過ぎるラガービール!
満席で少し待っての入店。そしたらH店主が、赤星を持ちながら出迎えてくれました(爆)。あゝ・・・拙ブログ&レビューをちゃんとチェックしてくれてたのね(瀧汗)。心の中で大爆笑しつつ恐縮な気持ちでとりあえず席に着きます。もうそんな出来事だけで酒が旨くなるよね。
いつものズシリとした苦味が今回は軽快に甘くも感じるじゃないか!。お気に入りの店と拉麺、そして赤星!。1週間の疲れや憂さが一気に晴れやかですー!。
<アテ> チャシューワンタン皿!具材と薬味と出汁で溢れ出んばかりの豪快素朴さ!小腹が張ってしまいそうな量感質感!
前回訪問時に、他客がやってたアレンジをちゃっかり今回真似させていただきます。名物チャシュー皿に、ワンタン追加でお願いしてみました。そしたら何と、小皿に溢れんばかりの並々状態で焦る。ワンタン入れたので、スープを少し足してくれてる様子です。またそれに合わせて小刻みな葱微塵もたんまり。これだけで少し小腹が張るほどです。
チャーシューもいつもはスカッとしてるものの、出汁を吸い込んでジューシー。それはメンマも同様で、少し濃ゆい拉麺出汁に浸ったようで、妙に味わい旨味が濃ゆいので酒が更に進みます。ワンタンは言わずもがなのレトロなタイプ。皮中心で揺らめきと滑り、そして素地の旨味をしっかりと堪能できる塩梅です。思わず小瓶を追加しそうになるが・・・翌週健康診断だったので気持ちギリギリ抑えることができました。
<全体> 名店「江ぐち」を彷彿とさせる不敵な素朴さ!和む醤油出汁に和蕎麦ライクな麺線が透ける!シンプルな具材が昭和を感じるよね!
リアルに「江ぐち」を知ってるわけじゃないが、色々意見があるようですが見事に再現されてるようですね。それだけで昔の風景が蘇るよう。昔の中華そばって、具材は飾り程度なのが多かったと感じてるんだが、令和の今だとすごくシンプル過ぎる感覚になってしまうね。しかし、むしろそれがこの店らしく、そんな素朴さが嬉しく感じる麺顔です。特に煌めくでもない醤油清油で、素朴な地肌で和蕎麦ライクな麺が透けて見えるのも、レトロな風雅を感じさせるほど。今となっては逆に、大胆不敵な素朴さとも受け取れてしまいそうです。
<スープ> チャシュー皿の余りタレも投入!豚煮出しの円やかさに野菜の甘味!昆布エキスの溶け込み深く滋味和やか!
調理風景で、白い粉の投入によりケミカルな印象を持ってしまうかもですが、いえいえ、味わうとそんなことは微塵も感じません。いい意味でとてもさっぱりとして、嫌味が全くない!。醤油ダレが魔法のようにキリリと伸びるような塩気だが、ベースの出汁は優しい豚煮出しである上に、大量の葉野菜と昆布の投入と、その煮出しが効いており、とても円やかで優しい旨味となっております。今回は、「チャシューワンタン皿」で残ったタレも投入したのもあって、一層優しく円やかな展開がナイス。それぞれのエキスが溶け込み、いつもより滋味和やかな展開となって旨しです。
<麺> 何度も言うよ「和蕎麦ライク!」さりとてオーションに似た分厚い風合いも残す!出汁が浸透し切っても素地を感じる旨さ也!
もうこれしか言うことないかも(笑)・・・和蕎麦ライク。数年前、テレ朝系の「かりそめ天国」で有識者で出させてもらったことがあるのですが、その際も、この店の紹介で思いっきり「和蕎麦」と表現したでしたー。そういえば、その当時から見ると、H店主も痩せたよねぇ〜!。しかし本当に蕎麦粉が入ってるのかもしれんが、個人的にはオーションも少し混じるのではとか邪推しております。風合いの強さ、そしてザラつき。出汁をしっかり吸い込んでからも熱ダレ汁ダレせずに、甘味を伝えるところなど・・・妄想が妄想を呼んで止まらなくなるー。
<具材> 多くのファンを魅了する豚切り落とし!昭和の魅力を感じさせるレトロな旨さ!
ま、チャシューワンタン皿でしこたま食ったので、この程度のシンプルさで十分です。煮豚の切り落としは、この店大人気メニューで、常連がこぞってお土産に買い求めるものだから、チャシューメン頼むことができるのか心配してしまうほど。今や、炙りや低温調理、そして吊るしが人気復活している中ですが、こんな古風素朴な肉がやっぱり旨いのです。懐かしくもレトロな旨さと申し上げたい。
<メンマ> 昔の名前で出ています〜♫メンマと呼ばず「竹の子!」さっぱり仕立てが出汁に合う!
これも何度もブログ・レビューで伝えるが、ここでは「竹の子」と言う呼び名。丸長@荻窪でもそんな呼び方だし、東京西エリアで古くからはそれが正式名称だったのかもしれません。サクサクと歯切れがよく、下味は控えめ。醤油スープや、醤油ダレとシンプルにマッチし、いくらでも食えそうな気がするほどライトな旨さが痛快です。豚もいいが、竹の子もいいよね!。激しくオススメかも!。
総じまして「今に耐える名店江ぐちスピリッツ!昭和の旨さ令和に伝えるクラシカル極上中華そば!」
・・・と言う感動の嵐!。ここの拉麺はもちろん好きなんだが、この雰囲気というか、接客というか、地下に籠るのに明るさといったものが、とても和ませてくれます。少しこの先、色々と忙しくなるので癒しを求めて訪問回数増えるかも?。引き続きよろしくと感謝の気持ちを伝えつつも激しくオススメ!旨しなので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!