ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4711】 鶏そば 山もと (東京・JR三鷹) 叉焼麺 + カレーライス 〜出汁に背脂!そして肉!シンプルなれど3種の贅沢食べ応えあり!大人向け崇高叉焼麺!

隠れ家気分でハイセンス!崇高二毛作拉麺店!
 
 今日も忙しく、近場での麺活動。もうこの辺り、目ぼしいところは行き倒しているのですが、どうしても気になる一杯を求めて・・・こちら「鶏そば 山もと」さんに数ヶ月ぶりにやって参りました。限定ってわけでもないのですが、レギュラーメニューながらも「数量限定」で、毎度食い逃している一杯「叉焼麺」にロックオン。今回残り3杯にありつけた次第です。こちら、夜の焼鳥ダイニングがメインで、昼は二毛作として拉麺をご提供スタイル。なので、鶏出汁などがお得意なはずが、豚と牛で攻めてる面白い一杯!。
 

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<全体> さすが肉が得意なお店!上品贅沢肉三昧!山形産3種の肉絨毯が目に焼き付く!

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 おおお!こう来たか!。チャーシューメンなら麺顔肉だらけ!ってな期待を寄せますが、確かにその通り!。そして肉尽くしとなればワイルド感が漂うものですが、何とも整った風貌。しかも3種の豚肉でありつつ、極薄スライスの大判ぶりが波打つように並んでるのが・・・なんだか高級っぽい。ところが豪勢なようで実はシンプル。薬味のネギを除けば、「汁・麺・肉」だけのストイックさですよ。ううう・・・山形産ポークと背脂だけで、ここまでアピールするものなのか!。
 

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<スープ> 円やかな醤油清湯!和牛背脂が出汁に溶けて重厚なる旨味の展開!見た目以上に旨味の渦!

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 背脂が浮いているのに高級感。ちょと不思議な感覚ですが、普段イメージしているこってりギトギト感ではありません。実は「牛脂」。牛の背脂で、その牛ならではのスッキリ溶ける広がりの後に、図太く動物感を伝える展開が素晴らしい。サラサラしてるのに、旨味だけがコッテリ感じられるようです。牛と醤油は、特別に相性が良いと勝手に思っているのですが、脂の甘味が、醤油の輪郭にすごくマッチする。元々円やかな生の醤油に、ピッタリとフィットしたような、醤油コク深さも合わせて表現している様子です。後々、豚肉の旨味と、麺から滲む炭水化物ならではの甘味も溶け始めるが・・・序盤から牛の旨さ芳醇なる展開!。
 

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<麺> 全粒配合!風味も良いが素地に感じるのは甘味!出汁との相性良く吸えば吸うほど味わい膨よか!

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 これは旨い。端的に言うと、麺自体が少し甘味あるような感覚。少し全粒が打ち込まれているようですが、水分含んだ素地の粉感に甘味を覚える様です。そこに牛脂と醤油が溶け込んだ出汁が浸透すると・・・炭水化物が単に糖化したような旨味以上に、甘味を感じるではないですか!。そして、微妙に膨らんだ角麺なフォルムが、舌触りを楽しませます。麺が寄り添い、その隙間に牛の背脂を絡め貼り付かせ持ち上げます。
 

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 啜って噛み締めた瞬間から、出汁と脂が香る。そして噛み締めると唾液がほとばしる!。サイドメニューを頼んで忖度して並盛にした、己の不甲斐なさを今回も恥じるか・・・。これは大盛必須であったわ!。
 

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<チャーシュー①> 半レアから見る見るうちに熱る極薄ロース!赤身の滋味が濡れた出汁の旨味にフィット!

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 嗚呼、楽しいねぇ〜3種類もあるんだから。まずは目を引く「極薄ロース」。実は配膳の瞬間は、もっと可愛いピンク色をしているのです。トッピングとして丁寧に麺顔に並び置かれてますが、その瞬間からじわじわと熱を受けるだけでなく出汁を吸い込んでる様子が伺えます。これは早めに食するべしですな。半レア状態が通り過ぎ、完全にピンク色を失う前に食しませう。薄い肉は折り畳むより、適当に皺を寄せて口に放り込むのが絶対に旨い。噛み締めると複雑な皺の隙間から、口の中で滲み出る赤身独特の滋味。そしてそれに染まり切ろうとする出汁感の旨さが、笑ってしまうほど楽しめます〜。当然、中盤は麺を巻き付けても食らって楽しみ尽くしました。
 

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<チャーシュー②> 口に入れる前から香ばしさ感じる煮豚バラ肉の炙り!蕩ける甘味!

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 おおお!煮豚なのに炙りが入っとる。その焦げた文様は偶然の産物ですが、妙に美しくまるで豹柄眺めてるような気分ですな(きっとオレだけ)。口に入れると、嗚呼・・・心の中では膝落ちしそうなほど感動。牛脂とはまた違った、脂のサラサラ感で、そこに焦がしの風合いが重なる旨さの展開・・・白飯をくれ、なんて刹那に思うかも。それにしても、煮た後に炙るとは!。煮た段階で脂はそれなりに抜けていようと思われるが、止まる脂が焦げるだけで、相当甘いよ!。まさに炙りは焼鳥ダイニングの真骨頂なのか!。強いて言えば、この肉はもう一枚あった方が、全体的には成立度がアップするかと!。
 

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<チャーシュー③> 極上ヒレ肉!見た目はしっとりしつつも口に含むと炭火香ばしさが絶大!酒を欲する!

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 でた!ヒレ肉!これ好きなのです。確か、背骨にそった肉片で左右1本合計2本。たまに腰をマッサージする度に思い出すのですが、赤身の上品さはテッペン!。赤身主体で脂が極端に少ない部位なのに、妙にジューシーと感じる旨味で・・・本当の肉好きを魅了する部位ですな。赤身の上品さを味わう!。ところがこれが炭火焼き風の香ばしさが一番重厚に香るのだった!。これはメチャ旨いーーーーーーー!。これは絶対にいい冷酒と合わせると至極の気分ですよ。拉麺トッピングでヒレ肉自体も珍しいが、炭火香るヒレ肉がこんなに旨いとは感動の嵐!。
 

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<〆飯> カレーライス!欧風カレーのごとくフォンドボーの濃厚溶け込み!刺激はしっかりめで大人の味わう!

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 ヒレ肉で炭火の感動が落ち着かぬうちにカレーが配膳。ちょっと組み合わせシクッたか?とも感じたが、そのまま〆飯としていただきましょう!。200円というリーズナブルプライスで、程よい分量です。ところが、おいおいおい・・・ひと匙口に入れると、舐めてたわけじゃないが本格的じゃないか。
 

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 印象としては、欧風カレーのイメージ。ひょっとして牛ベース?フォンドボー!?。肉が小さいので筋肉かは不明だが、これは旨い!。スパイス感や辛さも好みで、しっかりと大人な刺激と味わい。焼鳥ダイニングでこんなカレーが出てくるとは知らなんだ。これはお安いし、激しくオススメですわ!。
 

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総じまして「出汁に背脂!そして肉!シンプルなれど3種の贅沢食べ応えあり!大人向け崇高叉焼麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。本当に終始、素材感とその旨さを如実に堪能いたしました。ガッツリ!と言う雰囲気とは逆でどこか芸術化したチャーシューメン!。それぞれ肉の美味しさを、一杯の拉麺の中で楽しめます。だから大人向けと感じ入る次第。激しくオススメ!旨し!なので・・・最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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