屋号変更!「ラーメンショップ椿」改め「つばき食堂」
在宅ワークが一気に増えて良かったのは、Zoom等で会議・打ち合わせ設定が凄く気軽になったことでしょうか?。本当に重宝させてもらってる反面、どんどんと会議予定を入れられてしまうということもあり、妙に忙しい日とそうでない日が極端なこのごろです。今回はお昼前からずーっとそんな感じで立て込んでおるので、昼めしラーメン活動が非常に困難。そんな訳で、時間調整してブランチラーメンとさせてもらおう!。クルマを少しとばして近場でラーショを狙おう!朝ラー!だったらラーショだね!。
え!行って驚き!ラーメンショップ椿系の名店中の名店「ラーメンショップ椿@小金井」が、知らぬ間に屋号変更しておるのでした!。全く知らなんだぁ~。名を改めて「つばき食堂」とのこと。真っ赤だった色合いは、多少優しい赤に変貌です。メニューも変わったのかと思いましたが、それは変わらず引き続きいつものラインナップ。正直安堵いたしました。今回はそんな想定外に遭遇しまして、少しだけ朝からテンション上がった感じです。
<全体> 復刻?醤油漬けの背脂まみれ!細麺に絡みつき貼りつきまくりのギトギト汁なし系!
さてそんな感じだったので調子が狂ってしまいました。フツーにネギラーをキメるつもりだったんですが、妙に「復刻」と言うポップと宣材に目が釘付け。それが「たれそば」。容易に汁なし系と思いつきますが、朝なら軽くいきたい気持ちもあるよね。そんな感覚でボタンをポチってみました!。なんと中盛・大盛も同一料金とのことですが控えめに並で!ニンニクも確認されましたが、来る前から覚悟してブレスケア持参ですし、Zoom会議なら匂わんから「お願いします!」と元気よく伝えます。しばらくして配膳されたのがこの麺顔です。
おおお!一見はとても見慣れたラーショスタイルの背脂醤油ラーメン。それの少し汁が少ない系って風貌ですが、よくよく見ると汁ではない。タレ・・・と言う感覚でもなく、まさしく背脂の醤油漬けが敷いてあるような感覚じゃないか!。背脂が熱で溶けて醤油と絡むようなイメージすら覚える・・・まさに背脂地獄!?。あちゃ~朝からとてもヘビーなの引いちゃったよとプチ後悔。しかし、オレも漢だね・・・並盛で怯んでいるわけにはいかんと気づくとメラメラと背脂に対峙する勇気が湧いてきたではないか!(単に腹が減ってるのに気が付いただけですが:汗)。
<タレ> 痛快なる醤油の塩気と背脂の甘味!生活習慣を省みぬ背徳の旨さ!
さてそのタレですが、ひと言で表すと「背徳的旨さ」ですな。オーバーに言えば背脂が醤油漬けになってるような感覚で、脂で状態が半分ジュレ状にも感じられます。そして醤油の香りと塩気にがっつりと脂の甘味が一体化!?いやいや・・・凝縮したような旨さの展開でこれはヤバイ。食ってみぃ・・・とぶぞ!?ってなヤミツキ感覚です。これが麺や具材全体に貼り付きまくるのでまさに汁なし系。最後に何も残らないほど。
そしてニンニク。業務用の擂りおろしとは違って、二郎系でよく目にする刻みタイプです。なんだラーショでもこんなの出してくれるのね!あ、ラーショじゃもうないなだっけか・・・ちょっと気持ち的には複雑。これが背徳的背脂にガッツリ混じると、悪魔的旨さに豹変!。何を合わせても旨いに決まってる!かなりハイテンション!。
まだまだ終わらんよ!味変で酢を投入!。背脂系に酢を入れるのはよくあるパターンですが、汁なし系なら余計に似合います。ギトギト感覚が少し緩むようだし、また甘味を一気に円やかにしてくれる感覚。入れすぎには注意だが、酸味でサッパリって単純な構図ではなく、脂の甘味を円やかに親しみやすくしてくれるようです。少し脂が重くなったな・・・と感じ始めたら早めに投入するのも手ですね。
<麺> 醤油漬け背脂を絡ませ吸い取るストレート細麺!ネトネト音を立てる持ち上げ感!そして風味良し!
いつもの細麺が今回は妙に新鮮に感じます。ラーショらしい少し芯を残すような風味がある仕上がり。これが醤油背脂にがっつり絡むわけですが、隙間という隙間に背脂タレが入り込み、そしてじわじわと麺がそれを吸い込もうとする様子。序盤は何とか啜れるのですが、中盤以降は、ネトネト感が強くてかなり箸が重く感じられるほどです。まるで麺と麺を剥がすような所作となり、ネトネトって音を立てるのも面白いところでしょう。
麺の風味感と醤油の塩気、そして脂の甘味にニンニクのパンチが染みて実に旨い!。朝なのにビールが欲しくなるほど!。終盤にはすっかり背脂が麺の素地にも浸透しきって品やかになりますが、そうなるとまた、具材を絡めまくるのでまた旨さの展開が変わってくるようです。当然、海苔や肉なども巻きながら食らうと旨し!。
<チャーシュー> まさにラーショ定番!塩気が少し効きめな煮豚タイプの肩ローススライス旨し!
もう馴染みのラーショっぽい豚肩ロースのスライスチャーシュー。かなり大判なので肉増しにすると麺顔全体を覆い尽くしそうです。少し赤身の部分がスカッとしているのが印象的。そして脂身が適度に差し入って下味の塩気に甘味を添えます。
いつもなら、豚骨醤油スープとそれに溶ける背脂を吸い込み、ジューシーな変化を遂げるのですが、今回はギトギト背脂に塗れることとなります。なのでダイレクトに肉味を堪能した感覚になることと、適度な歯応えがいい感じ。繰り返しになりますが、思わずビールを欲する旨さです。特に下味の塩気と、背脂に滲む醤油味がベストマッチ。半分はそのまま食らい、もう半分は、麺に巻き付けて食らい、二度楽しめました。やはり次回は、肉増しの「たれそば肉」にトライとなりましょうか・・・。
<他具材> 背脂地獄に仏の存在!濃ゆい味わいにシャキシャキ茹でモヤシ!脂の重さをゼログラビティ!
とは言え、やっぱり全体的には脂で重かった・・・。朝だからというより、年齢を感じます。そこで助けになったのがモヤシの存在。シャキシャキ熱々でナイスな仕上がりだったし、噛むとほとばしる野菜特有のほのかに甘い汁が、脂のヘビーさを多少なりとも和らげてくれます。肉増しよりモヤシ増しがいいか!。細麺と絡んだ時の歯応えも複雑さを増して面白くて旨い。脂の重たさが次第に感じなくなって、脂の重さゼログラビティって感覚にも近くなりましょうか!?。
総じまして「まさにラーショのエッセンス凝縮!悪魔的旨さの痛快醤油漬け背脂!一回食っとけ!」
・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜、ラーショ系にこんなメニューがあるとは知りませんでしたし、復活ということは以前の人気の高さも感じてしまう。まさにヤミツキ系のジャンキー旨さなので、私と同様にハマる人が続出かもしれません。これはまた必ずまた食いたい逸品!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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