Twitter目撃者限定の味玉サービスにツラれてみたよ!
お昼休み前後に、オンライン会議があるので、今日は地元で麺活動。年明け以来ご無沙汰してる、鶉@武蔵境 に行ってまいりました。たまたま眺めていたTwitterで、味玉サービスを見かけたもので、サービス・無料・ただ・・・などに弱く、ツラれてしまった次第です。
ランチタイムのピークに簡単に入れるとは思ってなかったけど、外待ち4名に連結。すると続々と集まり10名はすぐ超えたか?。駅から歩ける距離だけど、商店街を通り抜ける。いろいろな競合をスルーしてまで、ここまで歩いてくるファン達。しっかり支えられた店!人気店ですな!。
<全体> 素朴な味噌パレットに鮮やかな辣油!山盛り野菜と挽肉の満足感!華麗なる辛味噌プレゼンス!
実はこちらも、顔バレHNバレしてるお店でして、入店すると丁重なお声がけを頂く(苦笑)。今日は大盛じゃなくていいんですか?とフォローされたりしてね。そんなこんなで、今回メニューはこんな麺顔!
おおお!とても整然とした味噌麺!辛味噌のワイルドさや、味噌野菜や太麺のガッツリ感がありながら、こうもきっちりと美しさを感じさせる収まりは見事!。逸品に値するプレゼンスすら覚えるではありませんか。中華鍋のガチャガチャ動作から生み出された一杯とは思えぬ整いですな。やはり毎回思うのだが、ベースの味噌スープと辣油のコントラスト感が痛快なのですよねー。そして山盛り稜線と頂上にある糸唐辛子が、バランス良いみたい。食い飽きないのだが、それ以前に見飽きない麺顔。
<スープ> 炒めた野菜の甘味!鶏豚の丁寧な煮込みに溶ける芳醇味噌!シャープ切込み旨味を伝える辣油の刺激!
前回は、結構ガッツリとレビューしたので、補足形式で手抜きコメントで恐縮です。
[前回レビュー抜粋]
「東京あぶたま味噌」使用との触れ込み。Google先生によると東京中野らしい。3種の麹を使うなど想像を超えた味噌。赤味噌のような塩気が漂うようで、実は麦味噌な如く甘味を感じるタイプ。味噌は知識ないのであしからず。優しいようで力強い。力強いようで優しい。
=>補足すると、甘味と麹の風合いが、辣油に染まっても伝わるのがすばらしい。辛くなった味噌っていうのじゃなく、辛味に染まり切らない甘味を感じた次第。だから最後までゴクゴクと抵抗なく飲み干せる!。
[前回レビュー抜粋]
鶏豚両方あるようですが、個人的には鶏系がいい感じ。店のうんちく書きでは「赤鶏さつま」と「大量の豚骨」とありますが、コラーゲン感覚が少しあり滑らかなトロミあり。口の周りにほんのりと貼り付くエキス感もあるのです。それが鶏のモミジなのか?豚骨(かしら)なのか
=>補足すると、コラーゲン感がしっかり出ているわりには重くない。そしてナチュラルな甘みすら感じるので、野菜のやさしさがいい感じで作用してるのかなと妄想しながら味わいました。
[前回レビュー抜粋]
ひょっとしてこちらの御店主・・・香味油の使い手?スペシャリスト??。熱せられた油と赤唐辛子の迅撃!そこに花椒塩が滲むのはありありと分かるが、和風スパイスがあるのか・・・妙に清々しくもインパクトあり。瓶詰めで売ってくれ。
=>補足すると、挽肉と絡むと旨さ爆発です。挽肉自体も少し塩気を感じますが、辣油のスパイス感が肉の旨味をグイグイと引き寄せます。テッパンの相性なのかもしれません。
<麺> 注文毎に手揉みする自家製麺!極太縮れの滑りと歯応えが快感!汁を吸い込みまくり具材と薬味も絡めまくり!
自家製麺を謳う店は、たいてい国産小麦粉。こちらも例に漏れず。蘊蓄書きによると、「春よ恋」「ゆめちから」「きたほなみ」を季節によってブレンド分けているとのことです。
潰し込みイメージよりも、ふわっと優しい締まり具合。ピロピロとした形状が啜りの楽しさと、具材の引き寄せを演出。そしてモチモチとした歯応えは、炭水化物の甘味を滲ませるような味風景です。辛味噌に絡んでも、味噌に麹を感じたように、麺に甘味を感じるといったイメージ。そこに、少しクタった野菜やら挽肉やらと絡ませると、色んな旨さが融合して、箸が止まらなくなります。
やっぱり汁を吸いやすい。終盤に近づくほど麺に出汁の旨味と一体化した甘味を感じます。特に端っこは奥歯でクチリと潰すのが楽しい。辣油は吸い込まず濡れるだけ。味噌スープは麺に滲んで一体化。序盤と終盤では少し旨さが違って感じるかも。
<チャーシュー> 低温料理豚肩ロース!淡い醤油の浸透感じる赤身の発色!脂身少なめの淡麗な肉感!辛味との相性絶品!
カット面を見ると波打つ線。「手切り」による包丁の均一な動きを感じます。またカット面の色合いなど見ると鮮度感じますから、これは「オーダー毎」に受けてからスライスしたと思わせる。
やはり赤身の旨さが光る!。下味が赤身の色合いにも反映しているのか、柔らかいカエシは醤油系?。もちろん脂身の甘味もいいです。赤身がもつ肉本来味が、ソミュール液と合わさり深く滲みているところ。シンプルに旨いが、辛味噌スープと絡めめるとまた違った旨さです!。
<ヤサイ> 炒めで引き出される甘味と香り!味噌と辣油に混じると優しいさ刺激が旨さで一体化!
炒め油の香りに、もやしの水分が混じり弾ける。一気に煙が立って、その瞬間に炒め野菜の香ばしさが生まれるようです。そして同時に野菜の甘味も生まれる!スープが足されて軽く煮る間に、スープと一体化するようです。
少しクタり気味なのが旨い!。出汁の旨味と野菜の甘味がとても合います。その上に自家製辣油の刺激!スパイス感がもやしに絡むのが実に旨し!そこに敢えて麺を絡めて食いましょう!。挽肉を絡めるのもお忘れなく。もやしの旨味と甘味と刺激が、挽肉の肉汁と旨味が重なります。
<味玉にハズレなし!> 出汁がしっかり浸透!濃密甘味が辛味噌に混じると更にコク深し!
こちらも、出汁の旨味を深く浸透させてマチュアな旨味を演出するタイプ。出汁は薄目で仕上がりは柔らかめ。しっかりとした濃密感と甘味ある旨さです。ねっとりと絡みつくのもあり、辛さに慣れてしまった感覚には嬉しい甘さ。白身の旨さもまた優しいです。今回もまた、スープに少し沈めてから味わいますが、どっちも旨いね!。嗚呼、やっぱり味玉の旨さは果てしない!。
<〆飯> ランチチャーシュー丼:肉片多めでかなりお得!肉と塩だれに絡む旨さ!辛味噌出汁をかけて一気に食欲加速!
このタイミングでは飲めなかったので追加!。文字通り、白飯にチャーシューが細切りにされてトッピングです。軽く葱と塩だれ風なのがご飯にかかってますので、シンプルに旨し!。またチャーシューが、ご立派でゴロゴロと入ってますから、かなりお得なメニューです。また「米がうまい」。米粒が立つ旨さで妙にはまります。
さて、今回は辛味噌のスープを少し垂らしてみました。いつかライス割りをしたいと思っていたのですが、出汁を垂らして茶漬けかリゾットか、その中間の仕上がりを目指してみました。へへへ・・・これはもう説明不要な旨さかと。鶏豚エキスたっぷりな辛味噌だもん、白飯に合わないはずはなし!。別腹で食えてしまいますよ。こちらも激しくオススメ!。
総じまして「もはや地域の有名人気店!味噌好きならずとも惹き寄せる辛味噌!旨さ魔力的!」
・・・と言う感動の嵐!。早いもので開店してからもう6年。人通りが多いってわけでもない場所で、味噌一本勝負で、今や地域の人気実力店!。もう少し季節がめぐると、味噌まぜそば・味噌冷やし中華も目が離せません!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!