ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4447】 MENクライ (東京・浜松町) 醤油ワンタンチャーシュー味玉 + 漬け卵黄丼 〜まさに溢れるハンドメイド感!優しい旨さで実に味わいハートフル!食ってひと足先の春温かさ!

名店「和渦@北品川」のセカンドブランド!慌てて突撃訪問してみたよ!

https://youtu.be/UC26KZI5shk

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 ラーメンデータベースを眺めていたら新店舗情報を発見。何気にクリックしたら何と、名店「和渦@北品川」のセカンドブランドとのこと!。たまたま都内に外出機会があるのですが、こりゃ並ぶだろうな・・・。場所だけ確認して、混んでたら周辺で食おうか・・・などとまずは足を向けてみました。
 

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 店まで行ってみると、あれ?見覚えがあるロケーション。「中華そば 琳久」の跡地じゃん。目立たない場所だからねぇ・・・一抹の寂しさを覚えました。さて店前の行列は5名。時刻は正午。一通りオープン時の行列がはけたのか?はたまた緊急事態宣言下で、人がそもそも少ないのか?。これはラッキーとしか言いようがなく、思いがけずにフツーのランチタイムで安心的にゲットいたしました。
 

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 店内入るとめちゃスタフが要る!そして北品川のご店主も!。この感じならこの日は立ち上げでスタフ総出?。1号店は休業したのかと思うほどの充実ぶりでございます。そして新たな女性スタフもおられるのね・・・ちょっと安心したー。キレイなお姉さん辞めになってから、少し寂しかったしー。
 

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<全体> 素朴!そして手打ち麺!今の流行なのか?分かっていても心が和む優しいオーラ感溢れる!

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 こうも簡単に食えると思ってなかったから、食うものを事前に決めてなかった(汗)。とりあえず、醤油で特製に相当するのを選んどけ!と思って咄嗟に選んだのが、こちら「醤油ワンタンチャーシュー味玉」!それはこんな麺顔で配膳です!。
 

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 おおお!こう来たか!極太手打ち麺!北品川1号店とは麺で差別化を図りましたか!何だか最近、この手の喜多方系をもっとマッシブにワイルドにした極太麺が流行なのか?と感じてしまうのは私だけでしょうか。個人的には嬉しい傾向でWELCOME!。しかしそれだけでなくワンタンも麺に負けず素朴さアピール。分厚く包む皮は明らかにこれも自家製と思われ、全体のコンセプトとしては小麦粉の旨さを存分に楽しませてくれるようす。
 

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 素朴と感じさせるのはスープも同じで、醤油系の割にはとても優しいブラウンが印象的。まさに穏やかと言わんばかりの優しく霞むような色合いです。その一方で漆黒の味玉が異色な存在感をむき出しにしています。これはこれで別の形で素朴とも受け取れ、流麗な都会的ハイセンスとは真逆のイメージ。パーツのどこを見ても和む優しさに包まれるような一杯ですな!。
 
 

 

 
 
<スープ> 醤油の輪郭上品で乾物系の出汁が深い展開!ゆっくり麺の風合いと甘味も溶け出す展開!

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 まずスープ。浮いている脂の明るさなどを見ると鶏系のすっきり煮出しを感じますが、味わうと想像以上に柔らかい動物感。豚の煮出しもしっかり溶けているようで、あっさり系というより・・・しみじみと染みるような味風景です。それより個人的には、乾物系の旨味がしっかりとしていると思え、昆布系の滋味深さもありなむかと。目の前にある蘊蓄書きによると浅利出汁も浸透しているとか。貝のぎゅっとしたような強い輪郭はないが、確かに言われてみると昆布よりもっと複雑なコクに思えて来ます。
 

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 またカエシが仄かなのも、全体的に優しい味風景に貢献しているようです。醤油ブラウンが淡いと最初に感じたのは、これも蘊蓄書きによると白醤油を使っているようで、薄口醤油とハーフ&ハーフのような構成なのか?。確かに白出汁のような柔らかさもありましょう。醤油は火入れなし無濾過のような軽やかな風合い。
 

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 更に時間が経つとやや甘味が増すように思えるのだが気のせいか?。これは極太麺から滲み出る甘味と感じますがいかがでしょうか。炭水化物と一体化した旨味が出汁にも染み出しているように思えます。そして、温度は微妙に低めなのは計算なのかたまたまなのか?。これは否定的ではなく、やや低めな方が出汁の甘味がよく伝わるようで、依怙贔屓と言われるかもしませんが、温度が高くない分、やさしい甘味をより感じた・・・と言うのが私の感想です。
 

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<麺> 自家製麺!手打ち手揉みの極太うねり麺!周囲は蕩けて中身は引き締まる!出汁と一体し甘味深し!

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 トッピングを取り払って横たわる麺を眺めると、まるで茹で上がったばかりのマカロニのように激しくボコボコとした見栄え。いやぁ~極太もここまで来ると面白いね。極太と言えば、最近は川崎市の江川町でフィーバーしている店を連想するが、あちらは餅のように蕩ける極太ですが、こちらはもう少し引き締まりがあるようなイメージ。表層は部分的に溶けてヌルヌルしてますが、中心部には淡い引き締まりが残り、そこを噛み締める楽しさがいい感じです。ヌチリと潰すと小麦粉の風合いを感じるようだし、咀嚼していくうちに出汁と一体化してしっかり甘味を感じさせてくれる。出汁が優しいので相性も抜群。
 

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 時間が経過すると麺は一気にしなやかに変貌します。完全に汁を吸いきったら極太でもズボボボボボとライトにすすり上げれますが、ぶるんぶるんと暴れるのえ要注意。スーツだったら紙エプロンは必須と思われます。券売機付近にありますので、ご利用を激しくオススメ!。終盤になると肉やメンマなどの具材と絡めるとまた旨し。出汁と麺の甘味に、具材の旨味を合わせて最後は一気に平らげてしまいました。近々健康診断がなければ、麺は大盛りにするところなのだが・・・ちょっと今思い返すと悔しい。
 

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<チャーシュー> 吊るしに燻しが良く効いた岩中豚のロース肉スライス!豚の肉本来味もしっかり伝える!

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 チャーシューが旨い!。これも吊るしで燻しが効いたタイプの肉。家系でよく見かけるスモーキーな豚ロース肉です。スライスやや薄めですがボリューム感はあり。噛み締めると、鼻腔を駆け抜ける香ばしさの後、赤身由来の肉本来の旨さがジュワーっと滲みます。スープも若干吸い込んでおり、肉味と出汁の旨さも混じってジューシーな旨さ!。これは旨い!思わずビールが欲しくなるところだが・・・仕事の移動途中なだけに、これまた悔しい。
 

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 これも後半は、ちょこっとスープに沈めたり泳がしたりして味を深めたり、また麺に絡めて両方の旨さを掛け合わせて楽しんだりしました。別皿で肉を出してくれと言えば対応してくえるのだろうか・・・。次回は休日に来てビールと合わせてみたい!。
 

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<ワンタン> 浸透する出汁旨味!軽く生姜が効いた香り!皮も自家製で素朴で大胆!小麦の甘味を伝える逸品!

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 ワンタンもいいね!大粒な肉餡に尾ひれもデカい。見るからに自家製の皮で、粗挽き肉餡のゴツゴツした表面にぴったりと貼りついて皺を形成しています。まず肉餡は歯応えを感じさせつつ、朗らかに千切れやすい感覚。シンプルな塩コショウに肉汁が溢れ、そこに既に浸透した出汁が滲みます。ジューシーで旨し!。また薬味として仄かに生姜が感じられ、これまた旨さに拍車をかけます。
 

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 皮は広がるというより、キュッとしぼめられた感覚。皮と皮が重なる部分は分厚くなり、皮そのものの味わいが楽しめます。ここにも粉の甘味旨味を感じるようで楽しすぎる!当然、麺と同様に出汁も浸透していますから、その一体感も味わえましょう。ワンタンも素朴な風貌!しっかりした肉味と皮の風合い!こちらも激しくオススメ!。
 

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<味玉にハズレなし!> ここ数年でトップクラスの漆黒さ!卵黄はガーネットの如く深く輝き濃密濃厚な蕩ける味わい!

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 久しぶりに興奮を覚えた味玉かも。まずこの色合い!まるでチョコレートいかにも濃口醤油が強めの出汁に長く使っているように見え、塩気の浸透した濃密感を想像させます。割って見るともっと面白いのは、白身の断面がほぼ同じ色合いということ。そして味わいは、塩気が思いのほか低く、残るのは醤油の香ばしさが強いという味風景。妙に醤油が香ばしくて旨いのだ!。
 

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 そして卵黄の色合いはまるでガーネットのように深く濃ゆい色合いで、艶めかしく光り輝いている。全体的にどろっとしており、味わいは濃密濃厚そのもの!ここにも出汁が深く浸透してマチュアな甘みを形成しており、醤油のフレーバーと中々と良いバランス!。ここ来てこの味玉をスルーして帰るのは勿体ない!。せっかくですから、こちらも激しくオススメ!
 

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<〆飯> 漬け卵黄丼!まるでチーズの如く濃厚で芳醇なコク!箸ひとつまみだけで白飯を爆発的に食わせる!

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 これは北品川1号店にもあるよね。50円のミニ丼だがプレゼンスは高い!。卵黄の漬けはまるでチーズかと思えるほどのコクの深さで、少し摘まむだけで白飯がバクバクと食えるという代物。放っておくとご飯の熱でゆっくりと溶け出すのも魅力的で、米粒のスキマに流れ込み、全体に絡む・・・。
 

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 ほかのミニ丼もオススメで、また日替わりもあるから飽きませんね。50円と言う破格とあって、次回はこのミニ丼を2つ食らってやろうかしらなどとも企み中。それでも100円ですからね!。
 

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総じまして「まさに溢れるハンドメイド感!優しい旨さで実に味わいハートフル!食ってひと足先の春温かさ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。最初は極太麺に目が釘付けでしたが、その他、出汁・肉・ワンタン・味玉・・・どれをとっても質感高くオリジナリティも感じる旨さ!ちょっと浜松町では目立たない場所ですが十分歩ける距離!近くに寄れるなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   飯どきの
   行列待つも
   長閑かな
 
 
 
   旨さ朗らか
   極ぶと拉麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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浜松町ナイトクラブ

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  • 発売日: 2014/09/04
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