ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4444】 三鷹らーめん酒場SAL (東京・JR三鷹) 生姜醤油 +アジのなめろう + 純米酒 高千代 + ヱビスプレミアムブラック小瓶 〜いい酒いい肴・・・そしていい拉麺!まさに旨さの三位一体!酒場としても拉麺屋としても抜かりなし!

いい酒いい肴・・・そしていい拉麺!


三鷹らーめん酒場SAL (東京・JR三鷹) 生姜醤油 +アジのなめろう + 純米酒 高千代 + ヱビスプレミアムブラック小瓶 〜ラーメン食べて詠います

 

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 知る人ぞ知る、名店「麺屋 さくら井」の夜専用セカンドブランド「SAL」。コロナ禍による、緊急事態宣言・営業自粛などで厳しいだろうなぁ・・・などと察します。しかし、営業時間をシフトさせて鋭意頑張っていると知ってからは、ファンとしても応援せんといかんでしょ!と言うことで前回訪問からあまり間を置かずに、また来てしまいました。つーか、美味かったのでまた食いたくなっただけなのだが・・・。
 

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 営業時間を前倒して、水曜以外の平日は午後4時〜午後8時とのこと。ちょっと当番出社からの帰宅途中で寄り道しましょう。久ぶりに晩飯要らんと連絡を入れて、訪問したのは午後6時あたり。少しづつ日がのびたような気がしますね。薄明るい宵の口に、まずはお酒で口を湿らせることとしましょうかね。
 
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<冷酒> 純米酒 高千代 大辛口しぼりたて!微かにチリッと感じさせる荒ぶる超辛口!されど純米らしいお米の甘味すら覚える不思議な旨さ!

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 実は風が冷たくて熱燗気分であったのだが、「限定日本酒」なるリストがあり、それを眺めるとやたら「しぼりたて」のオンパレード。実は「しぼりたて」「あらしぼり」「にごり」などのワードには弱い私でして・・・思わず指差して「これ!」って叫んだのが「純米酒 高千代 大辛口しぼりたて」です。
 
 
 うひゃぁ〜、これは好みだわ!実際そうではないが、感覚的には口当たりにチリッと感じる刺激があるようで、酒自体がパワルフな初動に包まれます。そして冷えているのに純米酒らしい甘味香りがふわっと滲む・・・と思ってる瞬間に、ツーーーーーっと口元から喉奥まで、露が滴るように流し込む。すると嗚呼辛口!確かに大辛口だ!と淡麗極まるキレ味に痛快さすら覚えてしまう。生原酒らしい展開ですな。
 

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 しかしオモロイのはここから。超辛口なのに後味は円やかな甘味すら覚える。口当たりは辛いキレ味なのに、後味はほんのり甘味をさすのが、心地よい矛盾に思えてなりません。後から思えば、薄いグラスで味わった点も、白ワインを味わってる雰囲気にさせたのか?。こんなに超辛口なのに、米の風味がこんなにもフルーティーなのかと思い知りましたわ!。明日、三鷹駅南口にある酒屋「カクヤス」で探して見ようかしら。
 
 

 

 
 
<麦酒> ヱビスプレミアムブラック!さすがロースト麦芽の分厚いコク深さ!麦酒なのに芳醇で甘さすら覚える香り!

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 いやぁ〜日本酒が旨すぎた。実に久ぶりの一人での飲み屋体験ってな雰囲気もあって、静かに興奮しておりました。最寄り駅近くでベロ酔いもできず、麦酒に切り替えますが・・・あの日本酒の後にフツーのビールではなぁ・・・と言う流れで、「ヱビスプレミアムブラック」とさせてもらいましょう。
 

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 図太い冷酒の後には、図太くガツンとした黒ビール。言わずと知れた日本を代表するプレミアムブランドの黒!。ロースト麦芽の香ばしさと深い熟成すら思わせるコクの厚さが素晴らしい!。かと言って重くない。ギネスのクリーミーできめ細かい黒もいいが、意外と日本の黒麦酒もガッツリ感が強くていいもんです。
 

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<肴> アジのなめろう!フレッシュな脂が乗ったアジの旨味!薬味混じりの味噌が絡み冷酒の旨味にも響く旨さ!

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 この店で魚担当は、ぼぶ氏。お店のインスタもご担当されてる記憶。実はこの店初訪問の時に、気さくに会話してくれたのが記憶にありますが、何だか急に風格すらありますな(笑)。ぼぶ氏の軽快な手捌きでボリューミーな、アジのなめろうが完成し配膳です。
 

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 おいおい・・・都心で食ったのより数段旨いじゃないか。やっぱりアジ自体が質がいいのはわかるね。魚の鮮度も重要かも知れませんが、個人的には魚は肉同様に脂の旨さも重要と勝手に思い込んでます。このアジの脂がまた良いのよ・・・。舌の上ですぐ溶けてしまうかのようで、旨味が全体に広がる!ぶつ切りのサイズも好み!これくらいだと歯応えもあって楽しめるかと!。
 

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 味噌は合わせタイプ?。京都生まれな私は、白っぽい味噌と合わせたタイプが好きで、なんとなくそれっぽい感覚(あてずっぽう)。そこにネギ等の薬味をわせるのは定番だが、何か薬味も入っており、それが味噌のコクとコラボし、アジの脂の混じるのが非常に旨い!。ニンニクでは刺激が強いから生姜なのだろうか・・・。いつか、ぼぶ氏に機会があったら聞いてみよう。
 
 

 

 
 
<全体> まさにほっこり!素朴で長閑なスタイル!仄かにピカピカした今風アレンジも感じる質感!

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 結構に酒と肴で満足してしまって、ラーメン屋でラーメン食わず、酒肴だけを飲み食いし続けて帰るのも面白いかもとも感じる。けどそんなことしません。だってラーメンヲタクだから。今回は未食メニューを狙って「生姜醤油」をチョイス!それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!これはまた素朴なニュアンスですよねぇ〜。まさか長岡系生姜醤油が出てくるとは思いませんが、それと似たようなほっこり感はありなむか。実に長閑な風景です。しかし見慣れてくると、そこそこピカピカとした風合いとか、立ち登る香り、具材それぞれの質感の高さなどが伝わり、今風な拉麺のようにも思えてくるかも。やっぱりどこか「さくら井」のニュアンスってのがどこかに伝わりますね。
 

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<スープ> 鶏と乾物の旨味に生姜コーティング!想像以上に風合い強し!されど生姜インパクトの中に円やかさありあり!
 

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 麺顔の印象のままに、さぞかし素朴系で穏やかな味風景が広がると思って味わうと・・・裏を書かれた。実は艶っぽい!華やか!パワフル・・・そんな生姜醤油!と感じるのは私だけか??。これはいい!生姜の清涼感がぶわぁーーっと広がるのがいいね!。
 
 

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 あまりにも鮮烈なので生姜のすり下ろしが溶けているのかと思いきや、そんな欠片もなく澄み切ったスープ。生姜が溶けてジリジリとした刺激はないのに、風合いだけが生姜で痛快。まるで油分に生姜が存分に溶けているかのような展開が素晴らしい!。
 

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 全体的に、生姜に魅了されっぱなしですが、合間に他の風合いも楽しみました。まず鶏系の旨味もそれなりにありましょう。鶏皮もあろうが肉からも滲んだ旨味がいい感じ。少し丸鶏もイメージしていたところで、乾物系の旨味もあって優しい甘さ。
 
 

 

 
 
<麺> 心の味食品??軽く捩れる中加水ストレート細麺!軽やかな歯応えで汁を吸えば吸うほどに甘味を増す?もっとくれ!

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 やや黄色みがかった中加水ストレート細麺。麺線が揃うと言うよりナチュラルに捩れて、具材や薬味と絡まるのが得意そうです。早い段階から汁の浸透を感じさせるようで、プツプツスパスパと小気味よく千切れるのもいい気持ち。表層はツルツルと光るタイプじゃないが、汁を吸ってしなやかになる分だけ、スベリも軽快です。出汁も持ち上がる。出汁の抜けは低い。
 

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 これは汁を吸わせた方が旨いね!。生姜系のスープを吸い込んだ後は、生姜よりも麺素地の甘味が出てくるようで旨い。まるで、汁を吸えば吸うほどに甘味を増すってな妄想すら感じます。この店は大盛ってな雰囲気ではないし、それも対応しないのが、少し口惜しいが・・・ま、麺で腹一杯になると肴が食えなくなるから痛し痒しかも。
 

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<チャーシュー> ロースト豚ばら肉!脂身芳醇!赤身に滲みて肉味パワフル!生姜出汁に塗れてさっぱり旨コク!永遠に食っていたい

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 気取らないけどいい肉だよね。煮豚と思ったけどロースト系の旨味ありと言ったところか。脂の抜けが少なくてジューシーさが残ってる。熱で柔らかくなって白くなってるが、フルフルした柔らかさがあり、噛み締めると溶けてなくなります。
 

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 その溶けそうな脂のは赤身にも浸透し、そして赤身は生姜醤油出汁も吸い込み、自身の肉本来の旨味と合わせて三位一体な旨さに昇華!。とても柔らかく手頃サイズだったので、麺にも絡めて食らって見ましたが、炭水化物と合わせるとこれまた旨さが弾ける。嗚呼、こんな肉なら永遠に別腹で食っていけるかも・・・。
 

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<他具材> 生姜風味に塗れて青菜はより清涼感イキイキ!メンマは仄かに刺激受けて明るい旨さ!

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 スープが生姜風味ってだけで、具材も少し風合いが変わるね。特に青菜は元々の清涼感に生姜の風味が滲むとより爽やかさがアップしてイキイキ!。そしてメンマは歯応えと風味の中に、少し明るさが映えるような印象。生姜に染まったりせず、噛み締めた時だけ入り混じる清涼感という味風景が面白いかと。
 
 

 

 
 
総じまして「いい酒いい肴・・・そしていい拉麺!まさに旨さの三位一体!酒場としても拉麺屋としても抜かりなし!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。飲み系もイケて、拉麺もイケる店ってポツポツ見かけるけど、ここもそのひとつ。手頃の旨い酒がたくさんラインナップされているので、酒と拉麺を絡ませるのが好きな、私のようなオッサンにはもってこい。また店の雰囲気もいいので、小洒落た飲み会もイケる。実はすごく使い勝手が良いのです。コロナ禍過ぎればもっと弾ける店!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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