思い出深い「ぶぶか」の一杯
- <酒> アサヒスーパードライ!油そばには最高に合う切れ味ビールかもしんない〜♪
- <全体> 確かにお野菜中心の草食系!でもこのデカ盛り山盛りの展開と発想力は肉食系的発想!ガッツリ食おう!
- <辛ねぎ> 胡麻辣油的なマイルドホットな香味オイルと葱風味!豚骨醤油ダレと相性抜群!
- <麺> 攪拌で乳化した豚骨醤油ダレが絡んで浸透!ボコボコ捩れが具材を引っ掛けワシワシ食らう!モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさ!
- <チャーシュー> 厚切り豚バラ肉ロール!ローストの香り!醤油ダレの塩気と浸透した脂身の甘味がナイス!
- <味変> やっぱここは武蔵野!油そばの元祖の地に敬意を表して辣油とお酢で仕上げてみる!
- <野菜> もやし主体でキャベツも多め!青菜も入り・・・文字通り草食系醍醐味溢れる!
- 総じまして「豚骨醤油ダレでヤミつきの旨さ!罪悪感少ない野菜中心のヘルシーさ!安堵で食えるガッツリ系汁なし!」


ま、10年と言う区切りと、年末の雰囲気も手伝い、なんだかしんみりとした気分の夕方に訪問いたしました。この日は調子こいて朝ラーメンを出先で食ったまでは良かったが、その後の仕事がグダグダで結局昼飯食えず・・・・。早退けで吉祥寺にたどり着いた次第。もう腹が減りすぎて、遠征活動などする余裕もなく、とにかく自宅方面で、通し営業で、酒も飲めると言う条件をクリアしたのがここだったわけ。
そんなヤサグレ気分の目に飛び込んで来たのが「ガッツリ盛り!」「そびえ立つ野菜は山のごとし」のPOP文字でして、素直に飛びついた流れです。それが今回の一杯「草食系油そば」。
<酒> アサヒスーパードライ!油そばには最高に合う切れ味ビールかもしんない〜♪
数十分したら自宅で飲めるのに。そして全く同じブランドのビールが自宅にあるのに。だが待てない。自堕落と言うより、せっかく仕事終わりで油そば屋に居るわけだから、飲まない方がおかしいのさ。人間なんて不合理な生き物。特に男はそう。馬鹿で単純で、ガキみたいにわがままで・・・。
そんな鬱蒼とした考えを一気に白い泡と琥珀の液体が洗い流してくれました。ひとクチ飲めば気分爽快!。オレはシンプルな馬鹿で本当に良かったーっと逆にそう思える・・・そんな旨さ!。そう、スーパードライの一口目に右に出るものはないかも。国同士の喧嘩なんてやめてさ、旨いビールお互い飲もうよと言いたくなる。家では飲めないビールサーバー直注ぎなのでそれもあってか旨く感じる!。やはくコロナが去って、仕事帰りに一杯と言う日常を取り戻したいものですな!。
<全体> 確かにお野菜中心の草食系!でもこのデカ盛り山盛りの展開と発想力は肉食系的発想!ガッツリ食おう!
「大盛もできますよ」ではなく「並盛でよろしいですか」とのアナウンスに、どこか無理しない方がいいですよ・・・みたいな気配?心配りも感じたので素直に並盛りに従いました。それがこんな麺顔!。
おおお!何だか妙に興奮するぞ!この山盛り具合には!。在宅ワークが増えてほんとにガッツリ系二郎系を食う機会が激減したもんなぁ〜。これを二郎系とはまた違う気がするものの、やはり山盛りの拉麺ほど男心をくすぐるものはありません。チャーシューと言うより豚と呼びたくなる肉。もやし主体だがキャベツや青菜の色合いが嬉しい野菜。そしててっぺんには辛葱っぽいトッピングも配されているではありませんか!。ねぎ大好き「ねぎ星人」と公言している私にはとてもフックがかかるポイント!。
<辛ねぎ> 胡麻辣油的なマイルドホットな香味オイルと葱風味!豚骨醤油ダレと相性抜群!
「ねぎ星人」だから、ねぎから食らう。へへへ・・・楽しい!。少し辣油が混じったような淡いオレンジの色合いが絡む白ネギ。ザクザク歯応えがキープできるざく切り感がナイスです。辛いと思いきやマイルドホットなイメージ。それよりごま油の風味と優しい塩気が汁にバンランス良い。ちょうど胡麻辣油をイメージするような風味で、そこに旨味調味料が少し入り混じるのかもしれません。後で麺にも絡めて食いたいので、少し残しておこう!。
<麺> 攪拌で乳化した豚骨醤油ダレが絡んで浸透!ボコボコ捩れが具材を引っ掛けワシワシ食らう!モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさ!
さて、麺。茹で上がり直後から、スタフが二人がかりで豚骨醤油ダレを麺に絡めておりました。何度も何度も引き上げては絡ませる。これによってタレが攪拌し乳化が一気に進むようで、麺に完全に張り付くよう。そして浸透もし始め、タレと麺は冒頭から一体感溢れまくりです。
中太捩れの多加水麺。そして明るいもちもちとした歯応えと、ニュルニュルと滑るようにスベる感覚がいい感じ。見栄えはボコボコで素朴でワイルドだけど、食感はとてもソフティーでに食えそうです。モッチリ弾力とプリっとした歯切れの楽しさ!
ところが捩れが色々と具材を引っ掛けるのか、麺を天地返ししてかき混ぜた時点から、野菜塗れでございます。よってズボボボーーーーっと啜れず、口を横に広げながらワシワシと箸で運び入れて食らうスタイル。でも野菜の甘味とザクザク歯応えが混じり合って、これはこれで大好き。
<チャーシュー> 厚切り豚バラ肉ロール!ローストの香り!醤油ダレの塩気と浸透した脂身の甘味がナイス!
ちなみに「肉食系油そば」にはこのチャーシューが花びらのように放射線状に盛られます。そうなるとライスが欲しくなる・・・そんな味わい。赤身部分はとても柔らかくて、醤油ダレの塩気と肉の旨味が一体化した旨さ。脂身はとろとろでふわふわ。
周囲の部分が一番旨く、ローストした香ばしさに、タレが一番濃ゆく浸透したコク深さが入り混じる部分です。旨いに決まってますやん!。脂身に甘さすら感じてしまうほど。醤油ダレが浸透しているのに甘く感じるなんて不思議な話。これはもう1〜2枚追加しても良かったかな・・・。ビールのアテにも最高に合うし!。
<味変> やっぱここは武蔵野!油そばの元祖の地に敬意を表して辣油とお酢で仕上げてみる!
これやったら、また同じ味になってしまうのに・・・分かっちゃいるけど止められない。やっぱここは武蔵野市!油そばの元祖のある街。敬意を表して辣油とお酢で仕上げてみました。今回は野菜の汁や、豚骨エキスの乳化したコクもあるものの、やはり一気に武蔵野系油そばの味になってしまうね・・・それも好きだからいいけど。でもデフォルトのタレも結構旨いので、それを十分に堪能してからが激しくオススメです!。


<野菜> もやし主体でキャベツも多め!青菜も入り・・・文字通り草食系醍醐味溢れる!
二郎で言うところの「ヤサイチョイ少なめ」と同等かと。ただし、キャベツがしっかりと入っているし青菜もイン!。辛葱もあるからかなりいい感じの「草食系」です。麺に絡んだ豚骨醤油ダレと辛葱から流れ出す胡麻辣油が、野菜にも絡んでいい味わい。ひょっとしてこの野菜で白飯が食えそう。金出すから、マシマシなんてのも対応してくれないだろうか・・・・そうなると、もはや何系の店だか分からなくなってしまいそうだが(笑)。
総じまして「豚骨醤油ダレでヤミつきの旨さ!罪悪感少ない野菜中心のヘルシーさ!安堵で食えるガッツリ系汁なし!」
・・・と言う感動!。ヤサグレ気分を開放し、おまけに野菜摂取でヘルシーにすら導く一杯!。食えば食うほどストレスが癒され健康増進・・・本当に草食系動物のように穏やかでしなやかな人間になれるかもしれません。これはまた食いに来ますよ!ヤサグレて腹ペコ気分に陥った日には激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!