ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4620】 中華そば 笑歩 (横浜・綱島) 辛いつけそば 大盛 + 味玉 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜誠実さ溢れる雰囲気!名店系譜忠実なる旨さ!そしてオリジナリティ滲む辛味の融合!旨さで笑う極上辛つけそば!

※神奈川県緊急事態宣言前の実食
東横沿線で「つけそば」と言えば個人的にはここかな?
 どこまでを不要不急と言うのかが不明ですが、ちょっと週末に物品受け渡しのためにオフィスへ顔出し。越境ですな。こういう場合、都民だと昼飯は都内に戻らねばならぬのか?。ま、ワクチンも一応接種したのもあるしと自分に言い訳しつつ、このままランチタイムとさせてもらいましょう。たまたま東急東横線界隈におりましたので、お気に入りの店選びで苦労はしませんが、少しばかり久しぶりなこちら「笑歩@綱島」さんへと足を向けてみました。
 
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 今年は梅雨明けが少し早かったらしく、もうすっかり盛夏って雰囲気。お天気は気分良いんだが、陽射しが痛いほどに暑い。冷やし系なんかが本当は似合うんでしょうが、どうもこの日は妙に「つけそば」気分。個人的に東横線界隈でつけそばと言えば、このお店なのです。
 
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 しまった!携帯日傘(男性用)持ってきてないや・・・行列で死にそう??。かなり不安でしたが、ちょうど行列が並んでる部分だけ軒先の日陰に収まっておりラッキー!。そして嬉しいことに店先に、自由にお召し上がりくださいと麦茶が備わっておりますよ。嗚呼、なんて心配り!。そう、この店は味わい抜群だがホスピタリティも抜群!。奥様の明るい笑顔と接客がナイスなのですわ。15名程度並んでたんだが案外回転がよくて、20分少々で入店だったっけか。ナイスタイミング!。
 
 

 

 
 
<酒> アサヒスーパードライ!まさに夏全開の暑さに沁みる切れ味深い麦酒!苦味が渇いた喉を潤し後味甘し!

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 へへへ・・・なぜ都内に引き返さなかったか?分かったでしょ。横浜では飲めるからです。でもそのうちこんな曖昧さは変更されるだろうから、今のうちに味わおう!今回はアサヒスーパードライ!。まぁ、これほど夏の盛りに似合うビールはないと思うね。国民には広く知れ渡った辛口ビール。切れ味と言うのを広めたブランドかも。個人的には一口目が一番好きで、きっと真夏の屋外ビアホールなら神の味に感じるかもです。特にこの日はピーカンの猛暑日だったから、外にいるだけで体内から水分が抜けてゆくよう。ポカリスウェットのように辛口ビールが体内に沁み入る感覚で、身震いしながら味わいました。そのあと口は、辛口ビールなのに甘味を感じるほどで・・・今回は妙に旨かったぞ!。
 

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 そしてサービスのお通し。メンマですがこれがなかなか質感高いね!。後で少し述べるとして・・・これもおそらく自家製?。おつまみと言うより、一品料理のような質感で白飯に乗せて食いたいほどの完成度ですな。
 

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<全体> 素朴さ漂い質実さ極まる大盛麺!辣油感が明るく滲む醤油つけだれ!奇を衒わず上質具材達!隙なし!

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 実はすっかり忘れていたが、「辛いつけそば」も随分前からレギュラーメニュー化したんだよね。前回は「塩そば」がレギュラー化したのを知って突撃訪問した記憶ですが、今回ここに来るまで「つけそば」食らう気満々でした。どうせなら、違う味わい試してみたい!そんな流れで急遽「辛いつけそば」!。当然麺は大盛ですよ!ここの自家製麺は大好きだから!。そんな思いがけぬ展開で配膳を受けたのはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!やはり大盛はいい!麺は優しくも素朴さ滲む褐色。それは全粒の打ち込み感でそう感じるのか、大盛340gとのことで圧迫感あり。でもザルで底上げされてるだけです。別皿の具材は2枚のチャーシューが大きい上に、いかにも質感高く酒のアテになりそうなメンマがかなりのボリュームです。さて、今回はつけダレが注目ですが、濃ゆくて美しい醤油ブラウンは相変わらずですが、全体的に赤みを帯びるのは辣油の存在。一見、「麻辣系」のように感じますがよくよく眺めると和風感覚が優勢かと。ネギが多めに投入された上に、スパイスの粒が漂い貼り付くのが伺え、辛いに加えてスパイシー感が溢れるようです。元々、辣油が好きな性格なのでこんな展開は実に Welcome!
 

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<つけダレ> しっかり味わい感じる辛い刺激!醤油に円やか融合!ベースの鶏と節系甘味も芳醇!搾菜の塩気が絶妙バランス!

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 さてつけダレ。心落ち着けて味わいますと麻辣感は抑えめ。辛く「ない」と言うと少し肩透かしのように感じては困るのですが、「味わえる辛さ」だとお伝えしたい。これはきっと辣油も自家製?。ハンドメイド感伝わる感覚で、唐辛子の滲むホットな辛さがベースにありつつ、和風のスパイス感も滲むようで優しく味わえる辣油感覚です。個人的には和山椒が少し混じるのか?など妄想するのですが。そのスパイス感もきっちり辛さを出しますが、辛くてむせるほどでもなく、辛さが華やかと言えましょう。そして仄かに酸味も漂ってるような感覚??。 
 

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 しかし辛さが旨いと感じるのもベースがしっかり下支えしてのことですね。醤油系のベースつけダレが甘味を醸し出します。比内地鶏ベースのコクが溶けているようで、地鶏の脂がしっかりと滲んでる様子。そしてやっぱり、全体に落ち着きを感じる味わいは、節系や煮干の香味と甘味がじっとりと滲んでいるはず。この「甘味に近い旨み」が「辣油の辛さ」とコラボするようで旨さを感じます。全体的に円やかに感じさせるのもこの部分の余韻だと思え、薬味のネギともとてもマッチします。
 

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 さらに底に沈んだ具材が嬉しい!チャーシューの細微塵は、定番のつけそばと同様で、けっこうたくさん嬉しい!この肉からも旨味が滲み出てるかもですが、他にもそんな働きをするのが存在します。それは「搾菜」。搾菜の独特な発酵感が、つけだれの旨味にカオスに溶け込み、不思議なほど旨さを高めてるかも?。だって私「搾菜大好き」なんですもん!。しかも自宅では、搾菜にわざわざ辣油をかけて味わうほどで、このつけダレの味構成は、まさに個人的にはツボだったわけです。嗚呼、これは確実にハマったわ!
 

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<麺> 絶品自家製麺!全粒配合で微妙にザラつく地肌!引き締まるモチモチ歯応え!小麦の風味と甘味が辛いタレに絶妙!

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 ここは麺が最高に旨いと思うよ!。多賀野の系譜をしっかり感じますが、その質実誠実なその佇まいは甲乙つけ難し!。中太のやや多加水に感じる風合いですが、和蕎麦を彷彿する落ち着いた褐色。そこには全粒の打ち込みがしっかりと感じ取れます。まずはいつものように、儀式的に何も付けずに2〜3本タグって食らいますが、口に入れたとたんに、小麦の風合いがしっかりしてる。粟国の塩がカウンターに備わってるから、一振りしてみたがそれだけで麺の味が完成しそうですよ。ちょっと騙されたと思ってやってみて!(実際に騙されたと思っても責任は取れませんのであしからず)。
 

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 次にタレに浸すと、辛味だれが濡れて貼り付く。多少ザラつきのある地肌ですが、薬味のネギ以外はスルスルと抜けるようです。口当たりは軽くズボッとすすり上げる。すると前歯の当たりが、引き締まってモツリとしており、奥歯で潰すとヌチヌチとズレながら淡く弾む様子。その後はグルテン風合いがじわじわと広がる感じで、素地の甘味を感じるようです。そこに辛いつけダレを合わせて食らう!。辛甘い展開!旨辛い広がり!つけダレと一体となった味わいが格別!冷たい麺にホットな辣油感て合うね!。
 

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 お好みでどうぞと山椒を手渡してくれます。これもオススメかと!。和風スパイス感がつけダレに滲むと伝えましたが、その感覚がこれで如実に広がります。そんなこともしながら・・・やっぱり、今回も海苔で巻いて楽しみましたが、とても香りと甘味が高い麺だから、海苔の香ばしさが凄く合うね。海苔増しか特製がオススメかもしれません。そしてやはりこの店は麺が旨いから、並盛で240g。大盛+100g。大盛340gでもすんなり食えます。数字にあまりビビらなくてもいい感じでした。
 

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<チャーシュー> バラとロースの豚2種肉!定番の旨さと質感の高さ!辛つけダレに濡れて進化!迫力アップ!

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 デフォルトでも別皿にしっかりとした分量で盛られてますね。上述の通り、海苔は風味がとてもよく、タレに浸しても溶けたりせず、完全に沈めてもパリパリとした食感をキープしてくれる。そしてチャーシューは、実にティピカルな煮豚スタイル。
 

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 ばら肉&肩ロース肉の2種で、豚ばらの脂が秀逸です。旨味が深くて、辛いつけダレに浸しても味わいが埋もれません。また肩ロースは、赤身の食感が楽しくて、スープを吸わせてから食らうと旨いみたい。特に辛いと淡白な肉味が染まるのでいい味わいに変貌しますね。噛み締めて旨いを絞り出して食らうと旨し!。
 

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<メンマ> 繊細なようで素朴!ハードそうでソフト!濃ゆそうで優しい旨さ!
 

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 おつまみでも食らったが、このメンマがいいね。深い醤油の浸透を感じさせる色合い。少し縦長で角が立つ形状なので歯応えはハードそう。そして形と長さが揃ってるので凛々しくも感じます。ところが食らうと、その真逆のイメージもあったりして、楽しい!。素朴で柔らかくて、あっさりと甘味もある旨さだったりします。そこをまた敢えて、辛いつけダレに沈めて絡めて食らうのも面白く、旨さを複雑にして食らうと、これまたビールが進みます。やはり、メンマ増しまで狙うなら、「特製」がやっぱり激しくオススメかと!。
  

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<味玉にハズレなし!> 薄出汁の浸透深くほっこりさと濃厚さが両立する旨味!辛つけダレと絡み刺激も加わる旨さの展開! 

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 壁に貼ってる通り、鶏は比内地鶏。卵もきっとそう?。ブランド卵らしい濃密な味わいです。割ると意外なほど自然な色合い。表面の白身部分は濃ゆい色合いだが、中はほんのりした色合いです。
 

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 薄い出汁が深く浸透しているいつものパターンで、玉子本来のナチュラルな味もキープ。出汁のあっさり加減がいい感じ。卵黄は中心部がトロ~ンとしており、外側がすこし固まりつつある状態。その間のグラデーション状態の部分に、つけダレを少し流しいれて食らうと、これまた格別です。このまま単体で味わいたいと思うほどだが・・・やっぱりいつもの通りにスープに浸してみる。だって辛いタレだから、変化がいつもより楽しめるはず。思った通り、辛さと甘さ、ハードとソフトが入り混じる味に転じて・・・個人的にはこのまま白飯に乗せて、ぐちゃぐちゃして食らうと旨そうに感じました。やっぱ味玉は旨いね。いつもハズレなし!。
 

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<スープ割:セルフポット形式> 超淡い魚介出汁!割ると復活する和風スパイスの優雅な香りと味わい!

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 いつもの儀式「スープ割」。カウンターの高いところに各所ポットが置いてあるのでセルフ式。この方が気が楽。実に淡い!煮干しの淡い出汁です。なのでいつもなら、入れすぎると味が薄まり過ぎるので注意が必要なんですが・・・辛いつけダレの場合、少々多めに入れてしまいましょう。味わいが薄まることはなし。また辛さが淡くなって、温かみが足されたことにより、辛さで隠れていた旨味が浮き上がるような展開。例えば和風スパイス感はここで生き生きと感じるはずです。割スープのはずが、ここにうどん玉でも入れてみたくなる感覚。嗚呼・・・最後までじんわりと堪能させていただきました!。
 

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総じまして「誠実さ溢れる雰囲気!名店系譜忠実なる旨さ!そしてオリジナリティ滲む辛味の融合!旨さで笑う極上辛つけそば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。果たして・・・これまで色々と散らしてメニュー食ってきたがどれも実に旨い。なのでどれが看板メニューなのかと言う感覚?。近くにあればヘビロテ確実です。この旨さなら駅から少々歩くのも並ぶのも、その甲斐ありかと。もはやエリアの代表格名店!綱島通り過ぎるのは勿体無い!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。 
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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