ようやく食えたよ・・・今年も夏のお気に入り!名作味噌冷やし麺!
- <全体> 味噌で冷やしと言う独創性!王道冷やしを思わせるプレゼンス!新旧エッセンスの両立!
- <タレ> 冷えた味噌は香り高くもコク深く!豊潤な甘みに仄かな酸味が漂う!
- <麺> 自家製麺!ご存知七彩系平打ちピロピロ麺!ワイルドかつ素朴さがタレに絡んで優しい食感!
- <チャーシュー> 仄かなピンク色!しっとりした食感!風味を残すロースト感!塩気と肉味がナイスバランス!
- <味変化> 自家製辣油!辣油のシャープな辛さと山椒の華やかな香ばしさがナイスブレンド!
- <他具材> 胡瓜とモヤシでバキバキと!玉子とワカメでプニプニと!カオスな歯応えが楽しさをそそる!
- 総じまして「王道のようでやはり独創性豊か!これぞ名作!崇高なる味噌冷やし中華」


しかし、もうすっかり人気店だよなぁ〜。平日の休憩時間をズラし調整して開店時刻にやってきたものの、この炎天下で外待ち客が発生しております。浜松で日本最高気温を観測した日で下から、外にいるだけで干物になってしまいそう・・・。いつもなら、中に入ってからサッポロ赤星をすぐあおり出すところですが、水ガブ飲みで対処。嗚呼、本当にマスクって厄介だわー・・・。


さてさてこの一杯。最初食った時は本当に衝撃的だった・・・。以前、個人的に東京で食うべき冷やし中華ベストに載せておりますので、もし宜しかったらご参考まで。
<全体> 味噌で冷やしと言う独創性!王道冷やしを思わせるプレゼンス!新旧エッセンスの両立!
最高気温を記録しても、味噌ラーメン人気は衰えない。暑い昼でも、冷房が効いた店内で食う熱々の味噌ラーメンが格別なはず。暑いと実はフツー以上にうまいのかもね。冷やしは時間と手間がかかる。常連さんの汁系・つけ麺への配膳が終わった次に、配膳されたのがこの麺顔です。
おおお!やっぱりこれだよ夏の冷や味噌感動を再びって感じ!いつの頃からか自家製辣油が付属するように進化したため、アレンジ次第では辛味噌風にもなる!そしてこの店では唯一ワカメがトッピングされてる。大体この数年で、名物冷やし麺のプレゼンスが確立したようで、麺顔が一定してきました。色合いが良いのがまた良い・・・チャーシューは千切りになっても迫力ありありだし、錦糸卵だって肉厚感と色合いがいい。きゅうりともやしには「ハリ」が感じられるし瑞々しさが眩しいほど。モヤシも凛としており食べ応え良さげ。
<タレ> 冷えた味噌は香り高くもコク深く!豊潤な甘みに仄かな酸味が漂う!
ありそうでないのが「味噌冷やし中華」。でも最近ちょくちょく見かけるようになった気がしますが、プチ・ブームだったりして?。胡麻味噌とか、肉味噌ってのとも違う、味噌だれ一本勝負って潔さが、この一杯には生きているのです。しかもしっかり「冷やし中華」してる。
まず味噌特有の発酵系のコクがまろやかで豊潤!。塩気が強いわけでもなく、麹もどこかで感じるような味噌ならではの濃密感あり。そしてジュレとまではいかないゆるゆるの状態のタレ。ペーストとは呼びたくないような・・・面白いトロミがあるんですよねこれが!。そして味噌味が支配しながらも・・・仄かに酸味も感じらるところが秀逸です。ここでまた冷やし中華たる存在感も出しますし、味で清涼を感じさせるほど。慣れてくると鼻孔を抜ける香りに芳醇と思わせる余裕すら感じます。
<麺> 自家製麺!ご存知七彩系平打ちピロピロ麺!ワイルドかつ素朴さがタレに絡んで優しい食感!
ご存知・・・ここ東京では「七彩系」と呼ばれるタイプですが、個人的には鶉が中でも一番素朴感高いかな?という印象。サイズ・縮れなど何となく〜だが・・・。これが味噌ダレに絡んで絡んで絡みまくっているのが最高に楽しくて、旨くてならんです!。途中から自家製辣油など入れたもんだから、余計にワイルド感もありありになるか?。ピロピロしたエッジが、まるで味噌ダレでコーティングされたよう。
しっかりと氷水で熱取りされ冷えた感覚。適度に引き締まった歯ごたえが頼もしい反面、引き締まり過ぎて硬さを感じさせません。ナチュラルでもっちり歯ごたえが、優しいですな!。見た目以上に重くない!。大盛り無料とあって、麺の厳つさに尻込みすることなかれ。ここは思い切って無料の大盛り対応をお願いしましょう。
並で150g。大盛で200gですから負担は軽い。また見た目よりも滑らかにスベるので、ズボボボボーーーっと啜りあげることも案外容易です。気をつけることはハネが飛ぶこと。またニュルニュルと口の中から、喉奥へと進むシルエットも楽しいはず。
<チャーシュー> 仄かなピンク色!しっとりした食感!風味を残すロースト感!塩気と肉味がナイスバランス!
ここは特にチャーシューも美味い!。ローストボークの中心部分が、ほんのりとまだピンク色が残っている肉。赤身と脂身の配分がバランス良く、千切りになっても一枚肉の迫力を感じさせます。これはお通しでも既に知った味わいですが、塩気がナチュラルで脂身に染みた部分が実にうまい。今になって思うが・・・冷やし中華でも肉増しは可能なはず。やっときゃ良かった・・・。後悔先に立たず。ちょっと麺顔が厳つくなりましょうが、別皿にもできましょうし・・・次回そうするかも。
<味変化> 自家製辣油!辣油のシャープな辛さと山椒の華やかな香ばしさがナイスブレンド!
たぶんレギュラーの「辛味噌らーめん」で使われているものと思われるけど、これは冷やしにも絶妙に合う!。見た目はとてもハードな辛さ!?シャープでキレのある刺激ですが、山椒等のスパイス感覚の香り高さが秀逸!。円やかな味噌味にベストマッチなのです。そして辛さの中にも旨味あり?まるで甲殻類の香ばしさ??そんな感じさえするので、食欲が再点火!。少しでも辛さに耐性あるなら激しくオススメな味変アイテムです!。
<他具材> 胡瓜とモヤシでバキバキと!玉子とワカメでプニプニと!カオスな歯応えが楽しさをそそる!
きゅうりともやしのバキバキした歯ごたえが、またとても気持ちよくて快感。これにムチムチ歯応えのピロピロ麺が絡むと絶妙な歯応えのコントラストが生まれて、楽しくて旨い。それに対して卵焼きのしっとり感と、それに似たプニプニしたワカメの歯ごたえもなかなかやってくれる。
両極端なトッピングが絡まるとバランスよく感じるのか?。ま、どれも単独で質感がとても高いのもポイントで、足を引っ張り合いません。どれも皆旨し!。
総じまして「王道のようでやはり独創性豊か!これぞ名作!崇高なる味噌冷やし中華」
・・・と言う感動!。個人的には、今東京で味噌冷やしと言えば・・・ここかな。相変わらずのレベルの高さ!。数年前までは、知る人ぞ知る店、知る人ぞ知る名作冷やし麺だったのだが、もうすっかり人気者扱い。むしろ忙しすぎてご店主の体調の方が心配になってくるが、今日は久しぶりにご夫婦揃ったオペレーションで以前にはない貫禄も見たような(笑)。あまり味噌だけは食わない私が通う味噌の店。今後も応援させていただきます。まだまだ暑さは続くよ・・・豊潤な味噌冷やし麺を激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!