「麺屋 さくら井」の2号店!満を持してのオープン!酒場ラーメンスタイル!
- <酒①> 鍋島・純米吟醸:思いのほかフルーティーで飲みやすいじゃないか!
- <酒②> 栄光冨士・純米大吟醸:さすが大吟醸!軽快な口当たり!そして純米酒ならではの香高さが秀逸!
- <肴> 刺身・アジ&マグロ(中トロ→大トロ):1号店はチャーシュー自慢!2号店は刺身自慢!
- <全体> 飲んだ後の〆ラーメンを意識した背脂醤油!素朴感滲ませながらもやっぱりどこか崇高な落ち着き感!
- <スープ> ベースは円やか&あっさりな醤油系!カエシの余韻と煮干しが漂う中で背脂滲み・・・どこかほっこりさせる味わい!
- <麺> 心の味食品:大きくイメージチェンジ!多加水&捩れある中太プリプリ麺!出汁に濡れながら腹持ち良さを感じさせる風合い!
- <チャーシュー> 嗚呼、馴染みある・・・さくら井のレア肉感!背脂に塗れて甘み含んだ崇高感!
- <他具材> いつもの細メンマ&青菜!背脂からんで妙におかずチックな旨さだね!
- 総じまして「新たな楽しさ!飲み&拉麺!酒も美味けりゃ肴も美味い!拉麺美味けりゃこの上なし!」




店箱としては、カウンター&テーブル&ボックスと3種対応しており、使い勝手がとても良い。どちらかと言うと、飲みの方が力入った店なので、予約入れて拉麺&飲み会ってのがよろしいかと思います。とは言え、週末や人気時間帯以外は、飛び込みで入店も十分OKのようです。


嬉しいことに、スタフが一段と増えたようで、女性も加わった様子。1号店は桜井店主が引き続きメインなようですが、2号店は基本的に2番手のいのっち氏がご担当とのこと。今後ともよろしくと軽く挨拶をさせていただきました。1号店とはまた違った気楽さと楽しさがありますね!。またヘビーローテーションに陥る店ができたしまったではないか(笑)!。


<酒①> 鍋島・純米吟醸:思いのほかフルーティーで飲みやすいじゃないか!
カウンターに座ると日本酒の保冷庫があり、そこにはもう一升瓶が冷え冷えで待ち構えている状態!。嗚呼・・・もう拉麺ほったらかしな気分!。今日は飲むぜと心に誓います。手っ取り早く目に飛び込んだのが「鍋島」二種類ある中で「純米吟醸」を選ばせてもらいましょう!。グラスでちまちま飲んでられないので、1.5合の徳利でもらう。
辛口のような気もするが、やっぱりそこは純米らしいズドンとした旨味&甘味あり。冷えているからキリリとしているとは言え、チリチリと舌に絡みつき刺激する感覚が素晴らしいし、また風味がいい!。なんとなくフルーティーってな感動に支配されてしまい・・・あっと言う間に徳利がそこをつく。
<酒②> 栄光冨士・純米大吟醸:さすが大吟醸!軽快な口当たり!そして純米酒ならではの香高さが秀逸!
飲みやすいはずでありましょう・・・・だって大吟醸なんだから。順番間違えたかなと正直思う(笑)。されどこれは切れ味というか、軽快さが堪らんね!。まるで香る水状態。いくらでも抵抗感なく飲めるのであります。そして香りと言えば・・・やっぱり純米酒らしい甘さが滲む風合いがいいね!。香りと甘さと切れ味のバランスがとても良く、いくらでも飲めると思えば・・・後半になってかなり回ってしまいました。ちょっとヘベレケ・・・。
<肴> 刺身・アジ&マグロ(中トロ→大トロ):1号店はチャーシュー自慢!2号店は刺身自慢!


来る前までは、いつもの通り、半レアチャーシューをアテにしながらチビチビと飲もうと思ってたんですが・・・こちらはお刺身が全面的に推しでした。ならばと大好きな順番に「アジ」そして「マグロ」をチョイス。2号店開店から新規加入メンバーの通称「ボブ」氏が軽快にサクを捌いてくれます。


ううう・・・アジ最高!脂がのりまくっているじゃないか!まずはストレートに醤油のみで頂き、続いて薬味を絡めて食らうが、冷酒に合いまくるのは当たり前だが、思わず白飯に乗せたくなるほどの脂の甘み!。生姜を溶かしてもその甘味が伝わるのだった!


またマグロが面白い!。サクには、中トロと大トロの移り変わりが見てとれ、両方の旨さが味わえるということなのだった!。寿司は大トロが好きだが、刺身なら中トロが好き!。大トロ部分も脂ギトギトとまではいかない部位なので、自分の好きなバランス感だけが残ってる感じがして最高に嬉しいじゃないか!。


<全体> 飲んだ後の〆ラーメンを意識した背脂醤油!素朴感滲ませながらもやっぱりどこか崇高な落ち着き感!
美味い刺身があったので、あっと言う間に3合飲み干してしまって、大変いい気分になってしまいました。そろそろ本題のラーメンを食べないと記憶が途切れるかも?。ボブ氏に中華そばを頼むと、残りの3種類のラーメンもいつか必ずと懇願されるが、当たり前でしょと勢いよく応える。そのつもりだが・・・ほぼ酔っ払いの感覚でした(汗)。そんなベロ酔い一歩手前で受けた麺顔はこんな感じ。
おおお!1号店とは随分と方向性を変えてきましたね!素朴さありありな拉麺じゃないですか!。何と言っても背脂醤油がメインだとは想像しなかった。結構大粒の背脂が浮くが、燕三条の背脂煮干とも違って少しスタイリッシュにも感じるし、また京都系のように背脂こってり系の醤油でもない。随分と1号店とは方向性変えたと思ったものの、やっぱりどこか1号店の余韻も残した感じの素朴さと受け取る。単に同じトッピングが乗ってるだけじゃなく、全体的な雰囲気としてね。
<スープ> ベースは円やか&あっさりな醤油系!カエシの余韻と煮干しが漂う中で背脂滲み・・・どこかほっこりさせる味わい!
同じ醤油を使っているとボブ氏のコメントだが、醤油感としてはやっぱりニュアンスが違う感覚。こちらの方がカエシの輪郭が立ってるイメージ。明確に感じたわけではないんだが・・・どこかほのかに円やかな塩気に似た酸味も覚えたかも。しかしあっという間に背脂のコクに支配されて円やかな後味へと落ち着くか・・・。
他の旨味としては、背脂の他に軽やかな魚介感。煮干しと受け止めましたが、かなり軽やかな風味であり背脂煮干とくくるにはちょっとほのか過ぎるか。ともあれ、ほろ酔いした状態ではこれがしっくりくるのですよ
!。刺身と酒だけで火照った身体は、やっぱりどこか炭水化物と脂を欲しており、そこに穏やかな出汁に包まれたそれらが、一網打尽で摂取できるのだから・・・身体が喜ぶわけさ。そしてどこかほっこりさせる旨さ。これはフツーにラーメンとして食うようり、〆めラーとしての立ち位置を示した一杯ではなかろうか!。
<麺> 心の味食品:大きくイメージチェンジ!多加水&捩れある中太プリプリ麺!出汁に濡れながら腹持ち良さを感じさせる風合い!
おいおいおい・・・麺が全然これまでのイメージとは違うぜ!。多加水で中太。やや平型のようでもあり、手揉み感があってボコボコ。プリプリもしているが、密度感もあって引き締まりもそれとなくありあり。加えて外カタのように表面がツルツルで、ボコボコしている割には滑りが超絶いい感じ。思わず、目の前のボブ氏に尋ねるが・・・他の客会話で伝わらず。
帰りに桜井店主と会話した時も聞きそびれそのまま。あとでインスタグラムで懇意にしてもらってる方から、「心の味製麺」だと知りました。なるほど!入り口横にあった贈花にあった「とみ田」のお名前はそういう意味だったのかと感じ入る次第です。どうやらメニューによって変えているらしい?。早速確かめたいので、来週あたりまた行きたいが・・・お盆休みとかぶるじゃないか(泣)。
<チャーシュー> 嗚呼、馴染みある・・・さくら井のレア肉感!背脂に塗れて甘み含んだ崇高感!
何もかも変わってしまったのかと言えばさにあらず。あの・・・さくら井を代表とするチャーシューは、こちらでも健在でございます。いつもと違ったスープに浸って、背脂まみれになろうとも・・・半レアでしっとりとした肉片はまた格別。レアっぽく見えても柔らかくて脂の甘味十分で、赤身の肉本来味もまた充実!。まるでこれは肉刺身じゃな!。格段に旨し!。
<他具材> いつもの細メンマ&青菜!背脂からんで妙におかずチックな旨さだね!
そしていつもの、細メンマと青菜も順当に存在してて嬉しい!。特にこの細メンマにも惚れてるオレでして・・・細かい繊維質でコリコリと軽快に弾けながらもサクサクと安易に切れ込むのが快感。そして優しくも薄味。素材感ある旨さもいいね。いつかこれでメンマ丼にして食いたいと思うのだが・・・。


総じまして「新たな楽しさ!飲み&拉麺!酒も美味けりゃ肴も美味い!拉麺美味けりゃこの上なし!」
・・・と言う感動!。後からどんどんと客が入ってきて、月曜日夜とは言え結構盛況でございました。コロナ禍の中でご苦労が絶えませんが、やりたいことをどんどんと実行してゆくのは本当に逞しさも感じるところ。そして「らーめん酒場」と言うコンセプトをここでは明確に感じるし、酒場としても拉麺場としても両方面白いことをしてくれることが今後は期待できそう。桜井店主の夢・・・どんどんと実現してほしいと思いしたし、今後も応援してゆきたいです。いいものを・・・飲んで食らって啜れるお店。さくっと寄り道さくら井2号店。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!