ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5142】ワンタンメンの満月 三鷹店(東京・三鷹)スタミナワンタンメン + 皿ワンタン + キリン一番搾り生ジョッキ + 純米本辛口 初孫 魔斬 〜優しい味わいの中にピリ辛の遊び心!妙にハマるノスタルジックスタミナワンタン麺!

癒しを感じるスタミナ拉麺



 令和も5年目を数えようとしているのに、天皇誕生日を失念しておりました。祝おう!休める!と言うより、業務が挽回できると言う感覚で過ごしてしまう・・・。マジで締め切りに追われてたもんですから、とても助かりました。そんな感じで代休感覚で、翌日半日休暇をボス様から承認いただき、遅い昼飯としてやってきたのが「ワンタンメンの満月 三鷹店」さんでございます。
 

 
 
 うへへ、また今回も酒気分で過ごさせていただきやしたー。
 

 
 
 
<キリン一番搾り> 国民的ブランド麦酒の中でも華やかさは一番!プレミアムクラスに引けを取らない力強い風雅!

 
 ここんところ、ずーっと瓶ビールばかりだったせいか、妙にジョッキ生がうまく感じます。ひとりビアホール気分で堪能気分!。精製技術が進んだ現代、生ビールだと樽も瓶も缶も実は中身が一緒だってことはよく聞く話。ところが「注ぎ方」「泡立ち」「グラス」だけは違いが生まれ味わいも違ってくるから生ビールってホント不思議。特に注ぎ方だけで味が変わるから、店で生ビールを飲む意味はここにあります。特にジョッキがキンキンに冷えてると興奮するよね?。冷たさの中に国民的ブランド麦酒の中でも華やかさを感じる!そしてプレミアムクラスに引けを取らない力強い風雅がナイス!。
 

 
 
 
<酒> 酒王 初孫:辛口系純米酒・・・純米のズシリ感にもキレを感じさせる酒!

 
 へへへ・・・こちらの訪問理由として、初孫があると知ったのも大きな理由です。「初孫」は「酒王」と名乗っていいらしく、純米酒の中でもこの辛口系統の味わいが好きです。小さいボトルでなく、枡に入るグラスに注いでくれます。なので他で飲むより少しお安い価格設定なのがいいね。
 

 
 嗚呼、やっぱり期待通りのおおらかで、力のある風合いが好きです。辛口に似たフィーリングには澄み切った感覚もあって、後味がとても心地よい旨さ。これは料理を映させるってやつでしょう。そんな流れで、つまみを頂く・・・。
 

 
 
 
<皿ワンタン> セロハンを思わせる極薄透明感の皮!冷製仕立てで腰のある皮!特製醤油を絡めて堪能し尽くす!

 
 初見では分からないが、実は冷たい仕立てのワンタンです。薄皮が透明度を増し、それはまるでセロハンのよう・・・。そして腰つきや伸びやかさが生まれます。挽肉の餡は薄味なので、特製醤油を垂らして味わいます。
 

 
 いつもは拉麺の中にあって、啜ってちゅるっと滑る中に、熱々ヒーヒーと感じて味わうところを、今回はじっくりと堪能!。思ってた以上に、ワンタン自体は薄味で皮も肉餡も素材感ある味わいでした。そこを醤油を垂らすと日本人には嬉しくもわかりやすい旨さになりますね。醤油には濃ゆい出汁が溶けているので味わいあるカエシがいい感じで、薄味滑らかワンタンにフィットします。
 

 
 
 
<全体> 配膳の瞬間に湯気に漂う擂り胡麻に近い香ばしさ!そして辛味!優しい麺顔にピリ辛パンチをプラス!


 
 スタミナと言ったとしても、やっぱり満月!優しさ溢れる雰囲気がありありでございます!。とてもほのぼのとした雰囲気が立ちこめ、ピリ辛の為少し辛味を示していますが、ベースがとっても優しいから遠目には味噌汁にも感じてしまうほど。
 

 
 その辛味エキスが表層を覆っているため汁に浸った具材が埋もれて見えるのも味噌汁チックですな。味玉で中華そば感覚を保ってるみたいです。
 

 

 
  
<スープ> むしろ食欲掻き立てる胡麻辣油!優しい刺激案感!ピリ辛加減が抵抗感なく実に絶妙!
 


 
 非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っているのが分かります。その下はあっさり醤油味の様相。それをぐいとレンゲで掬って味わうと、仄かに淡いピリ辛刺激が優しく舌の上で広がります。うまし!見た目はもっとパンチもあるかと思いきや、これが嬉しい肩透かしというか、とっても優しい刺激感。これがハマる!
 

 
 そして辣油のインパクトがナイス。淡い辛味噌かと思いきや、だったら表層だけに浮かび漂うことはない。いろいろ考えながら味わったところ、白い摺り胡麻を思い出してなんとなくピリ辛イメージに結びつけました。実はこの一杯、これまでに幾度もカップ麺化もされており人気メニュー。元味らしい魚介感がマスキングされるなど、好みが割れそうな気がしますが、ベースを知った上での変化球を楽しむといった感じで楽しんでいただければと!。
  

 
 
 
<麺> この上なしのツルツルシコシコつるしこ細麺!品やかさ最高!具材を想うがままに絡めて食らう!


 
 柔くて千切れそうにありながそうでもない。透明感ある多加水系で品やかさを強く感じる反面、微妙な引き締まりもあって、微妙にボコボコとしている部分がとても心地よいです。舌ざわりやスベリの抵抗感をやんわりと感じさせ、上品なのに少しばあり力強さも感じもあり、その一方でプツプツと前歯で千切れ、奥歯では一気にクチリと潰れます。
 

 
 また汁の吸いこみよりも持ち上げがナイス。その持ち上げでピリ辛味が、奥歯で潰したあとでとっても味わいに浸透します。さらに具材をひっかけてくるから、片っ端から合わせて食い尽くして堪能しまくりです。
 
 

 
 
 
<チャーシュー> ピリ辛味を吸い込み妙にビールを欲する旨さ!脂感非常に少ない豚ロール肉スライス!


 
 昔ながらの豚ロース肉系チャーシューって感覚?。その脂身は殆どなく、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプ。この為、エキス感がやや抜け出ているところを、スープの味わいを浸透させて食らうと、ちょっと懐かしさも感じる感じの旨さです。特にこのスタミナ系のピリ辛の味わいも滲みますから特にいい感じ!。今回も性懲りも無く、麺に巻きつけ遊びながら食らいます。
 
 

 

 
<ワンタン> 皮が超トロトロで長引く尾ひれ!肉餡のシンプルな旨さにもピリ辛出汁も染み入る旨さ!


 
 ふふふ・・・このトロトロ尾ひれが実にええやん!。超ビロビロでデカいんです。だから一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えない。なので多少肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、それでも残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぎまくります。
 

 
 箸で摘まもうとしてもトロトロでつかめないんだが、決して溶けたりしないのもいいね。そして肉餡はシンブルな粗挽き豚肉。今回はワンタン皮に滲んだピリ辛味で、すこしばかり複雑な旨さに昇華です。
 

 

 
 
<味玉> ピリ辛に濡れて尚甘味もイキイキ!甘味と塩気のバランスとれたネットリ卵黄旨し!


 
 白身は少し締まったようで、中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚で、白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含みます。また塩気のバランスもよくて、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシストする。甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなる!。嗚呼、味玉ってどんなシーンでもハズレなし!
 

 

 
 
総じまして「実は看板メニュー!優しい味わいの中にピリ辛の遊び心!妙にハマるノスタルジックスタミナワンタン麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。やさしい辛さなので春先の冷たさには程よい一杯かと!。また日本酒が楽しめるのも嬉しいところで、皿ワンタンの他に餃子などあり軽い晩酌も可能!。昭和生まれのオヤジには激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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