ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4889】三鷹らーめん酒場SAL(東京・三鷹駅北口)[4月の限定]蜆と蛤 + なめろう + ネギメンマチャーシュー皿ハーフ + サッポロ黒生 + 〆張鶴 + 田酒 + 獺祭 〜酒三昧!拉麺三昧!味三昧!新たな定番スタイルらーめん酒場!どれ食っても旨いから一回来いよ!

ひとつ大きな区切りが付いたので・・・飲むぜ!
 個人的なことを申しますと、ひとつ区切りがつきました。仕事しながら国家資格の準備は相当キツくて、しかも並行して拉麺活動もしておりますから、相当この半年以上は苦しかったのでございます。ま、受かったと通知が出ましたので・・・家族に少し我が儘を言って、一人酒場へと向かうのでありました。
 

 
 で、受かったらここで自分を祝おうと思ってたのが「三鷹らーめん酒場SAL」。じっくりと堪能させていただきました!。
 

 
 
 
<酒1> サッポロ生ビール黒ラベル!冷え具合ナイス!喉が乾くほどに苦味の中に甘味を感じる旨さ!日本国民王道生麦酒!

 
 さぁ日本酒を飲むぜと意気込んではみたものの、やはり「まずビール!」ですよ。サッポロ黒生です。どうしてなのだろうねぇ〜・・・同じビールでも外で飲むと旨く感じるのは。嫁さんの実家は、今でも瓶ビールを酒屋から配達してもらってるこだわりぶりですが、お相伴に預かっても、やはり外で自腹切って味わう瓶ビールには敵いません。お義父さん・・・スンマソン!一度一緒にここ来ますか?
 

 
 
 
<酒2> 吟醸 〆張鶴 生貯蔵酒!フレッシュな風合いと微かにガス感すら覚える滑らかさ!艶を感じる旨さ!

 
 ここからが本番です。単にビールをあおってたわけでなく、味わいながら日本酒の順番を考えていたのでした。まだそれほど酔ってないウチは、繊細な味わいを楽しみたい。そんな考えで選んだのが「吟醸 〆張鶴 生貯蔵酒」。生酒ほどでもないんだろうが、いえいえどうして・・・フレッシュな風合いと微かにガス感すら覚える滑らかさがええやん!。恐らくこれだと日本酒苦手な方でもとっつきやすいはず。微かだがチリチリとした感覚が残っており、それをガスっぽいという例えが不自然ならあしからず。
 
 
<酒3> 田酒!純米の甘味がフルーティーにすら感じる分厚い旨味!優しくズシリとした味わいがナイス!

 
 へへへ・・・田酒大好き!。磨き度合いでかなり印象が違いましょうが、〆張鶴でキリッと味わった後には、ズドンと図太い純米酒でインパクトを感じたかった次第。ううう・・・この流れは我ながらナイス!。純米の甘味がフルーティーにすら感じる分厚い旨味!優しくズシリとした味わいが素晴らしく・・・心の中では唸っていました。
 
 
<酒4> 獺祭!香りと甘味が実に濃密!まさにライスワインを思わせる分厚い芳醇さが素晴らしい!

 
 初めて獺祭を味わった時、濃ゆい?甘い?と感じた私でした。いや、アピール力が強いというかね。私はどっちかと言うとキレを重じる正確なのですが、親戚の外国人の方は、とても美味しく感じるようです。あゝ、ライスワインとはよく言ったものだと、その時思ったです。そして今、その感覚が分かった気がします。酒の流れとしては、だんだんと濃ゆく感じるので、仕上げの日本酒としては味わい深かった・・・・。
 
 
<アテ1> なめろう!鮮度ある鯵身のぶつ切りに白味噌と薬味が叩き込まれる大胆さ!酒のアテには定番!

 
 さてそんな酒の流れと並行したアテの料理を紹介しましょう。私個人的には、やっぱり「なめろう」は外せません。日本酒飲むならね。当然ながら、注文を受けてからさばいて、たたいて仕上げるので、早めに注文しましょう。鮮度ある鯵身のぶつ切りに白味噌と薬味が叩き込まれる大胆さが素晴らしい旨さです!。
 

 
 
 
<アテ2> ネギメンマチャーシュー皿ハーフ!低温調理と釜焼炙りの二種豚肉!赤身と脂身の旨さもそれぞれ違って味の四重奏!

 
 母体の「麺屋さくら井」と言えば、サイドメニューのチャーシュー皿が大人気。そこからアレンジされた「ネギメンマチャーシュー皿」です。釜焼の豚バラ肉は、下味が深めに入ってる様子で、しかも仕上げに炙りが入るよう。この炙りで、脂身を焦がし溶かした香ばしい甘味に、下味の甘味が広がるようです。美味いに決まってる。
 

 
 そして低温調理の肩ローススライス。少しレアいっぽさを残す脂と身の甘さに、柚子胡椒の刺激が、実に凛々しさが一体化する旨さ!。そして忘れてはならないメンマのスマートな旨さがいいのです。
 

 
 
 
<アテ3> うかも!生雲丹を鴨ロースで巻き込む未知なる味の遭遇!海の濃厚感に混じる山の野趣なる旨味の競演!

 
 初めて見たわ!鴨肉が生雲丹を巻いてるところ!。山の旨さと海の旨さがぶつかり合う旨さは、色々とありましょうが・・・王将どうし・テッペン対決・王座決定戦・・・そんな文言が頭の中を走馬灯の如く駆け巡ります。
 

 
 そんなのをね、そのまま→塩→柚子胡椒→醤油・・・と別々に味を変えて味わうこの贅沢なひとときが素晴らしい。今日この日にふさわしい、自分にご褒美なる一品でございました!。
 

 
 
 
<全体> 4月の限定「蜆と蛤」白醤油系の淡麗な色合いにエキス感がありあり!春の躍動を感じさせる明るさ!

 
 すでに酒とアテの素晴らしさに頭は飽和状態ですが、腹はもう少し食いたいと言うことで、4月限定のこちら「蜆と蛤」をいただきます。うん・・・程よい。
 

 
 この状態からガッツリ食えんという状態の中でも、そそるエキス感と仕上がりの上質さ!。ボリューム感が絶妙じゃないか!。見た目も春らしい明るさがナイス!。
 

 
 
 
<スープ> 口当たりは軽やかに鴨の甘味!味わうほどに蛤の明るい出汁感!後口に残る蜆の滋味感覚!

 
 ちょっと料亭気分な旨さ。表現しにくい。香味油はすっきり系だが、やっぱり鴨の旨味甘味が染み入るような感覚。ところが落ち着きも感じる風合いがあるので、煮干系もわからない範囲で溶けてるような気がします。
 

 
 ところがじわじわじわじわと貝出汁の余韻が広がり頭を支配します。蛤ってやっぱりすごいね。旨さをアピールします。この時点で鴨余韻と蛤の味わいは拮抗した様子。そして後味に感じるのはなんと蜆です。鴨より、蛤より、最後に余韻で残るのが蜆だったなんて、実に面白い展開!。
 

 
 
 
<麺> 透けるような角細平型ストレート麺!微かに全粒打ち込みの素朴さ!プツプツ軽快な歯切れ感!

 
 これまで全く母体「麺屋さくら井」とイメージがつかない「透けるような角細平型ストレート麺」。こんだけ崇高な出汁なら、麺に吸わせて麺と合わせて一体感!・・・と謳いたいところなのだが、スルスルと濡れて抜けやすそうな麺が実に合うのだった!。
 

 
 微かに全粒打ち込みの素朴さ!それがプツプツと歯切れ良いから快感です。よく見れば、透けるような角細平型ストレート麺!しかも微かに全粒打ち込みの素朴さ!。また、酒を飲んだ流れとしては、さっぱりと味わえて旨し。正直言ってこの麺のセンスはこれまでとは別で素晴らしいかと!。
 

 
 
 
<鴨ロース> 出汁と熱をほんのりと纏う肉身!そして脂が口の中で蕩ける!絶品なり!金を出すからもっとくれ!

 
 上述「アテ3!うかも」でも既述ですが、鴨ロース絶品。分厚い脂身の熱入り蕩けた部分。皮に近い皮下脂肪はすでバーナーで炙られて溶けつつ焦げて美味い哉。うう・・・出汁と熱が入り混じるほんわかな鴨肉をもっとくれ!金なら出す!。
 

 
 
 
<つくね> 大きめで粗挽きのゴツゴツ感!薄味の素材感!出汁を吸い取って旨さ吐き出す!

 
 蛤の殻は飾りと知りつつも、貝殻に乗ったつくねがまた旨そう。極粗挽きですが軟骨系の食感はなく、出汁に湿った肉団子状態。ならばもう一度ゆっくり!じっくり!じんわり!と出汁に一旦沈めてから食らうとまた格別な旨さです!。
 

 
 
 
<筍> 炙りの香ばしさに素材の若々しい風合いが混じる!出汁を絡めてサクサクと食らう!

 
 ま、この季節だからねぇ〜。薄入り先端部の筍をスライスしてます。この季節ならではの筍というアイテム。それを凛々しく雰囲気高める焦がしが、香ばしさを新たに産んでいい感じです!。
 

 
 
 
総じまして「酒三昧!拉麺三昧!味三昧!新たな定番スタイルらーめん酒場!どれ食っても旨いから一回来いよ!」

 
 ・・・と伝えたい感動の嵐!。素朴な大衆的拉麺は素敵!そして新しい拉麺スタイルも素晴らしい!。そして居酒屋が拉麺に乗り込む二毛作系が増える中、拉麺店が酒場スタイルで展開するのも激しく納得!。マジで満足度高いです。清算済ませ、ほろ酔い気分で店を出ようとしたら、店主とばったり挨拶受けてアタフタ。しばらく忙しいんですが・・・せめて月イチ程度には通いたい店でございます。何食っても美味いから激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅