【今週のラーメン３９５５】 麺屋 婆娑羅 （東京・大岡山） 担々ら〜めん中 〜ガッツリ感と丁寧感！さらに愛情感じるハートフル担々二郎インスパイア！

大岡山の二郎系両雄の一つ・・・今日は「婆沙羅」に行ってみた！

 

麺屋 婆娑羅 （東京・大岡山） 担々ら〜めん中　〜ラーメン食べて詠います

　この日もまた、昼飯時に自由が丘の二郎系新店舗に足を運んだのですが、見事にフラれてしまいました（泣）。前回はその後、大岡山へ移動して「凌駕」を訪問したのですが、今回は大岡山二郎系両雄のもう一つ「婆娑羅」へと向かい一杯食ってきました。こちら大岡山駅前にある「四川屋台」のセカンドブランド。そういうこともあって「担々ら～めん」という担々系二郎インスパイアをレギュラー提供してくれる店で、非常に貴重です。当然、今回はそれ狙い。最近は塩味の二郎系を連食してきたので、変わった味も恋しかったしね・・・。

 

 

　店箱は、結構奥に長くて厨房がカウンターから丸見えな造り。奥には別の厨房があるようでデカい。そんな中で客入りピークも過ぎたからなのか女性の一人オペの営業でした。この方が中々感じのよい接客をしてくれた上に、本格的な二郎麺の調理を一人でこなすのが凄いかも。また客層もよろしく凄く丁寧な言葉使いで、ごちそうさまぁ～と厨房に声をかけてました。感謝と応援を込めたような、妙にハートフルな雰囲気でしたー。

 

 

　こちらも基本的に、食券手渡すだけでコールの必要はないタイプ。少な目等の申告は食券手渡すタイミングです。カウンターには、一通り「ニンニクポット」「醤油」「酢」「一味唐辛子」「辣油」などあるのでご自由にという感じですが、カレーパウダーもありますから、結構楽しめそうです。

 

 

 

 

＜全体＞ やっぱりデフォルトの野菜量が凄いぜ！担々風な明かるいパッションオレンジがチョイ迫力！

 

　さて「野菜増」をどうするか。券売機には50円と示してます。最近この野菜の量を見誤ることが多く、死ぬ思いが立て続けにあったのですが・・・凌駕での記憶新しいこの日に、更にバカをやらかすのは躊躇うので、今回はデフォルトのまま。そして受け取った麺顔はこんな感じでした。

 

 

　おおお！やっぱデフォルトで野菜の量が多いぜ！増したら死んでたか？ところがとてもしっとりとした全体感で何だか旨そう。キャベツの明るい黄緑色も映えます。またスープはいかにも、食堂的な担々麺スープのイメージで、明かるめのパッションオレンジ色した担々スープが実に好印象！。ヘビーなスープじゃなさそうだと初見では感じてました。

  

 

 

 

＜野菜＞ 幾らでも食えそうなチョイクタ柔らか野菜！キャベツが多くて甘味がしっかり！

 

　その野菜が旨かった！。茹でるだけなのに、実に丁寧な作りと言うか、女性が作ったからなのかその先入観なのか・・・チョイクタな感じでナチュラルな柔らかさが好印象！。本当にキャベツの甘味がしっかり伝わり、それがモヤシにも染みて食うようなイメージ。

 

 

　そのままでも旨い野菜だが、せっかくだからレンゲで少し担々スープを掛けまわしたり、汁に浸からせたりして食いましょう。塩気と甘味が交じり合うのも旨いよね！。気が付いたらもう２／３程度の野菜は楽々に食えた次第で、野菜増でも遭難しなあったかもしれません（いやいや、また手痛いしっぺカエシかも。幾らでも食えそうな旨さだが、物事には限界ってのがあるのだから・・・）。

 

 

 

 

＜スープ＞ シャバ系だと思ってたら結構しっかりしたスパイス感！八角の風味漂う清涼担々スープなのだ！

 

　担々麺もそれなりに食ってきて、その経験上でこのスープを見た時はシャバいと感じたが、それなりにしっかりした担々味ですよ。「四川屋台」の流れを汲むなら花椒などのジリジリ痺れを予想しがちですがそれはない。・・・って思ってたんですが、途中でガリッっとした歯応えがあったから、視認してみたら山椒の欠片のようなものあり！。実は不思議なスパイス感で決してヤワじゃないです。また最初から八角の香りと味わいが浸透した感じで、なんちゃってぇ～な担々イメージとは明らかに違うね。

 

 

　また見た目はマットなオレンジ色が広がるが、実はサラサラなオイリースープにスパイスが溶けているという仕上がりです。ベースの豚骨感もほどよい仕上がりで下支え的によくまとまってる。二郎系の脂ギトギトワイルド感はかなり控えめ。それを担々スパイスが旨くまとめているといったイメージでしょう。個人的には一味唐辛子も辣油も追加する必要なく、マイルドレベルで辛さを堪能いたしました。

 

 

　それでも折角の二郎系なのだからニンニクは欲しくなる。また欲張った入れ方をしてしまいましたが、担々味にニンニクってのも悪くないのね。予めデフォルトで玉ねぎの微塵切も入っているので、それとも旨く調和してました。思わず飲み干したくなる旨さ！。

 

 

 

 

＜麺＞ 自家製麺：ゴツゴツした風貌の中太麺！かなりクシクシとした風味感の高いしっかりした麺だよ！

 

　野菜とスープでかなり満足してたんですが、決定打は「麺」。二郎系としては割とスリムな感じで中太麺ってスタイル。かなりゴワゴワウネウネボコボコしたフォルムで、表面がやや外カタなイメージあれど芯はありません。これが少しカタメな歯応えを感じさせ、クシクシとした千切れが実に痛快！。グルテンの風合いをしっかりと感じるイメージで、３００ｇの麺がいとも圧迫感なく、ウマウマと食えて胃袋に収まってゆきます。

 

 

　ハネそうだからゆっくり啜り食らいますが、ボコボコとしたのど越しタッチ感も楽しい！。ウネウネしてるから野菜とも良く絡むし、一緒に噛むとまた別の旨さで嬉しい！。そしてこれが、自家製麺だとは知らなんだ・・・（RDBによる）。スゲー奥の厨房が大きいなと思ったが、製麺機でもあるのか？。ちょっとこれは「つけ麺」を試したくなってきたよ。またこの日のように、自由が丘の二郎系にフラれたら、今度はここでつけ麺かもしれませんな！。

 

 

 

 

＜豚＞ 醤油出汁でしっかり煮出された柔らか肩ロース！ジロリアンなら追加が必要かも？

 

　相対的に豚は、ややサイズが小さい感じでしたが、肩ロースで醤油出汁でよく煮出されたもの。本来の肉味と出汁浸透が実に柔らかい旨さを歯応えを生んでおり、実に悪くないです。ジロリアンの方なら豚追加をしたくなりましょう。私の場合、麺か野菜を少し少な目にしないと豚を追加する勇気がないですが・・・。

 

  

 

＜補足＞ さすが学生街の良心的サービス！価格帯もさることながら茹で卵がサービス！

 

　補足しておくと、価格的にも学生を意識したのか低めな設定。小ラーメンが600円台で食えるというのは、今となっては実にありがたく、頑張ってくれてると思います。また茹で卵がセルフサービスとなっており、そんなところも愛情の欠片を感じさせます。

 

 

　さてこの茹で卵ですが、大雑把なようで丁寧な仕上がり感。固ゆでと半熟の中間をゆくシットリ感がナイスです。思わずスープに投入して味玉気分でいただきました～。

 

 

 

 

総じまして「ガッツリ感と丁寧感！さらに愛情感じるハートフル担々二郎インスパイア！」

 

　・・・と言う感動。夜は水餃子とビールという組み合わせでもゆっくり出来そう。すっかり冬になってしまいこれから寒さが増す時節ですが、二郎系担々麺なら身体全体あったまりますぜ。この長い冬に新しい味わい体験はいかが？。激しくおススメ！。そんな応援と期待を織り交ぜながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！

 

麺屋 婆娑羅

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