ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3952】 入鹿東京 [IRUKA -Tokyo-] (東京・東久留米) ポルチーニ醤油らぁ麺 特製トッピング + アサヒスーパードライ缶 〜秋の深さにぴったりの豊潤ポルチーニ醤油!トリュフも深い名作醤油そば!

新作を求めて・・・
 

 

 確か開店日に突撃訪問した記憶。RDBには初レビューしておりまして、何となく再訪問は気になっておりました。久しぶりに店の情報を覗くと、醤油に別バージョンが存在してるのを発見。これが「ポルチーニ醤油」と言うから捨て置けず、久しぶりにやってまいりました〜。もうそろそろ落ち着いた頃だろうと、開店時間定刻に伺いますが、既に店前には一巡目を逃した客が溢れてる〜(汗)。もう確実にこのエリアに存在感ありますね。
 

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 家族連れも多く、回転はそう期待してはいけませんねー。結果的に配膳まで約50分くらいかかりました〜。半入れ替え制みたいなシステムだからかな?。それだけ個々の接客と向かう姿勢は手ぬかりなしという感覚です。ちょっと気長に待ったほうが良いかも。
 

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<酒> アサヒスーパードライ:最も馴染みのあるラベル缶!馴染みある間違いのない旨さ!
 
 外食で350円だったらリーズナブル。本当にいつもこればかり飲んでるかも。嫁さんの好みなのもあるが、打ち上げとかイベントでも大抵このラベルですからねー。しかも陶器のカップというのがまた粋で、不思議と泡立ちがクリーミーに感じるし、口当たりも新鮮に思えて美味い!。もちろん温度もいい感じでキンキンに冷えつつも、冷温で味が飛ばないイメージ。なかなか最近にないスーパードライの旨さを堪能させてもらいました!。
 

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<全体> 見るからにエキスが豊潤!しっとりシルキーな醤油感に艶かしい肉と素朴な具材の競演!
 
 店内も整理されてて一人一人カウンターにお盆の設置。接客も含めて丁寧さの塊って感じですが、厨房の連携がビシッとしており気持ち良い!。湯切りを一旦平ざるで受けるが徹底的に湯を切ってますよ・・・。ビシビシっと魂が伝わってきそうで、一麺入魂とはこのことか!?。そんな感じで気合の入った一杯は、こんな麺顔でした。
 

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 おおお!これはいきなりオーラを感じるよ!。醤油スープは軽く霞んでおりエキスの深さを思い知る。トッピングのチャーシューがレアっぽい上にローストの焦げがとても演出的に整ってる!。素朴さ感じる鶏団子と煮玉子には丁寧感が伝わるし、黒い薬味トッピングが実にワンポイントで全体を引き締めてるイメージ。
 

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<スープ> 明るく淡麗な生揚げ醤油??豊潤で甘味を感じさせる鶏エキス!!ポルチーニの香りでコク深く!
 
 これは美味いに決まってると思ってたが、予想を超えて旨かったよ!。まずスープを啜ると醤油の明るさとスッキリさ!そして円やかさですよ・・・。塩気を感じさせず、しかしやっぱり醤油らしい香味が響く。見た目に反して味に透明感すら覚えるが・・・これは生揚げ醤油か何かか??。そしてベースのスープがまた深いようでライトのようで素晴らしいバランスです。きっとどこかの地鶏ガラかと思われますが、実に滋味深い上にあまり動物感を表に出さないようなイメージ。では鶏コクが低いかと言えばそうでもなく。そこは香味油に鶏油が少し混じるような肉厚甘味を忍ばせます。
 

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 落ち着き直して味わうその香味・・・ここでポルチーニが香りを発揮。出汁じゃなく香味油に含まれてるのかは不明ですが、そんな受け取り方しました。この香味でポルチーニが益々威力を発揮でして、この風味を認識してからポルチーニの味イメージが頭から離れなくなります。もうこうなったらレンゲが止まらなくなる・・・。そこで、思い出したのが「トリュフソース」の説明でした。
 

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 ところでスープの霞がすごく気になる・・・。魚介の風合いが滲んでいるのかと軽い気持ちで味わっていたが、懇意にしていただいてる先人レビューを見ると貝エキスだと教えられました!。そうだよそうだよ・・・この淡い霞み方は、コハク酸ナトリウムの風合いだよ。しかもムール貝とまで言い当ててるところがスゲー!。足元にも及ばんオレです(笑)。
 

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<薬味> トリュフソースでより一層滋味が拡大!ちょっと名作の存在感!!
 
 受け取った時はこっちがポルチーニで、タルトゥファータか何かに仕上げられたのかと思ってました。しかし、トリュフだと伺ってトリュフソースなのだと後追いで認識しました。
 

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 さてこのトリュフの威力だが、ポルチーニと喧嘩するどころか、絶妙なるコラボ!お互いの香りのせめぎ合いが続き、キノコ感をより一層高めてくれます。すげー・・・ちょっと一皮剥けた旨さとレベル感だよ。またレンゲが止まらなくなりそう(汗)。
 

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<麺> 少しスープで褐色に染まったストレート細麺!風味も良いが汁との一体感ある旨味が崇高なまでに美味い!
 
 うおー・・・しなやか。しかも前半は加水が少し低いのか風味感を感じます。周囲はすっかりと汁に染まった感じで、汁持ち上げもいいから滑らかにすすります。風味の良い部分と、汁と一体かした旨味の部分が両方楽しめて美味いよね!。少々トリュフソースの貼りつきも感じますが、前歯でぷつぷつと小気味よく切れるのが快感だし、奥歯で一気にプレスしてソースの欠片もろとも潰すのが楽しい!
 

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 後半は一気に汁浸透が進み、一層しなやかさが増します。ここからはズボボボボボボボボボボーーーっとラーメン大好き小池さん(おばQの方)みたいに勢いよく啜りまくりますが、思いっきり頬張ってからスープを流し込んで一気に食らう・・・。すると悶絶級の旨さでございます。やはり出汁が染み込んだ炭水化物って美味いわ!。人によっては伸びたような感じで嫌がるんだが、エキスが混じって糖化した旨味は他では得られません。
 

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<鶏団子> 丁寧なゴツゴツ感!細かい歯応えのコリコリ感!本来肉味も生きる薄味がナイス!
 
 鶏団子はもうあるだけで満足です。最初に食らうと寂しくなるので、一つは大切に後半でいただきました。いかにも自家製という丁寧な作り込み。多少ゴツゴツとしたほうが素朴感あっていいし、舌触りや歯応えがあっていい。粗めなのも汁が染み込みやすいようでが、意外と薄味でした。
 

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 しかしそれで丁度良いといった感覚で、汁と一緒に食すると絶妙!。細かい軟骨感もきめ細かい感覚なのが上品。これは別腹、無限大にいつまでも食えそうですー。
 

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<チャーシュー> 豚肩ロースはレア感覚とロースト感覚が融合する艶かしい旨さ!鶏胸肉は淡いスパイスが染みてスープと相性良し!
 
 豚の肩ロース肉に目が釘付けです。全体的には半レアっぽい艶かしさ。そこに周囲のロースト焦げ目がしっかりと付けられており、香ばしさを強調しています。もちろんレア感が残っているうちに一切れいただきますが、肉の本来味が残る薄い塩味系で、焦げ目の調味料部分の香りと旨味とぶつかって味のコントラストのように際立つ旨さ!これは酒に合わせたい絶品です。
 

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 また鶏胸肉も期待以上の旨さで、パフパフした弾力もあったが肉繊維に密度があるような質感。しかし固さを思わせる部分は一切なく、汁がゆっくり浸透してゆく旨さと肉本来の淡白さが絶妙です。周囲のスパイス感とよく響くので、これも白ワインか何かにとても合いそう!。特製トッピングの上にさらに肉マシで望みたいところです。
 

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<味玉にハズレなし> 見た目以上に淡い出汁感!最高に卵感がイキイキ!そしてほんのり甘味が深い!
 
 本当に抜け目ない一杯で、煮玉子の旨さにはまた脱帽です。煮玉子って書くと少しハードな卵感に思うかもだが、全く逆でプルプルフワフワしたて。薄味の出汁がゆっくり浸透しているようで白身は緩めです。そして浸透がやや浅め。浅めでも卵黄のトロトロさに含まれる甘味がしっかりとあり、まるで生の和菓子のような上品な旨味ではないか!?。干菓子や和三盆のような仄かな甘さすら連想してしまうほど。これは絶対に特製トッピングはやるべきです!肉とこの玉子が加わるのなら!嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「秋の深さにぴったりの豊潤ポルチーニ醤油!トリュフも深い名作醤油そば!」
 
 ・・・と言う感動。塩専門店のような屋号ですが、これは確実に二枚看板の醤油そば!。フツーの醤油も気になるところですが、まずはポルチーニの特製から食して損なし!。ちょっとこの秋、印象に深く残る醤油の一杯でした・・・。並んでも食う価値あり。激しくオススメ!。そんな応援と今後の期待を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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