ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3881】 ドリルマンNERIMA (東京・練馬) 味玉ABURASSO + PREMIUM MALT’S 〜これぞ酒に合う油そば!パスタ感覚と肉感覚で食らいつく満足汁なし系!

ゼットンは憧れだった・・・
 

 

 我々世代は「ゼットン」と言えば・・・ウルトラ怪獣(星人)。ウルトラマンが唯一敗北したのがこのゼットンで、再放送は必ず見てたし、妙に主人公のウルトラマンより敬意を感じていた妙な子供でした。そして時はかなり流れて中年になり、ある日から突然関西転勤となった私。そこでラーメンヲタクになったのだ。大阪のラーメンに飽き足らず、東京のラーメン本を東京の友人から貰い受け、池袋の「ゼットン」を知った・・・。そのゼットンがが後々ドリルマンに変態して・・・色々発展と変更があったりして、今に至るわけだね。これだけ東京界隈でラーメンを長々と食い続け、実は「ゼットン」を知らないオレです。
 

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 そんなこんなで、冷やし中華の呪縛から逃れたある秋の日。開店直後からずーっと心のどこかで引っかかってたこの店「ドリルマンNERIMA」に来ることができました。何やのん!練馬駅からすぐそこですやん!。こりゃ並びそう!と思って警戒して来てみたら、店前一人待ち状態。ランチタイムの注目店としては少し不安を覚えましたが、入店してみると結構店箱がデカく、大勢の客を飲み込んでおりました。
 

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 <酒> プレミアムモルツ:気持ちの上では永チャンになりきって・・・
 
 飲むぜ!人生は短いものなんだから。今回はプレミアムモルツ!。プレモルと言えば矢沢の永ちゃんなんだが、令和元年で御年70歳!。すげーこんなカッコイイ70歳はいないよな。まだまだオレもヒヨコだよ・・・なーんて感じながら、永ちゃんになりきり、永ちゃんを目指してプレモルを飲み干して行きましょう。
 

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 少ししてからサービスのアテが運ばれて来ました。定番のメンマと刻みネギに辣油を垂らしたもの。これだけでもあれば十分!。コクの深く厚いビールは最高でした!。
 

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<全体> 実に肉を食わせるって感覚!バルでも出せる洋風感覚に美しさを併せ持つ風貌がいいね!
 
 店箱は大きめだしメニューも手間がかかりそうだから、スタフさんも少し多め。まだ確認事項等に安定感が正直あるとは言い切れないが、元気の良さと明るさは客に向けられていて決して悪い感じはありませんでした。頑張ってねこれからも・・・ってな心でエールを送ったところで配膳完了です。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!まず肉に目が釘付け!香ばしさと温もりが見ただけで迫力として伝わる!。そして何気に盛り付けが美的センスもあってワイルド感とも調和した麺顔。隙間から覗ける麺の褐色もあって、ヨダレが一気に噴き出しそうになります。この感覚だったら。ちょいとしたバルでも出してもらえると嬉しいかも。具材はもちろん麺も含めて全てが酒のアテになる感覚でっせ!。
 

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<タレ> 王道の醤油味にブラックペッパー風味!動物系100%の明るい脂の旨味でグイグイ食わせる!
 
 さてタレですが・・・見るからに醤油系。一見王道ですが、ブラックペッパーがそれなりに効いており洋風感高めるところなどは、珍々亭@武蔵境に代表される武蔵野系とは少し違う様子。また脂にすっきり感があり、これは鶏油メインではなさそう。例えば牛脂のような明るさも少し感じるラード感?。これなどは・・・一時期、油そばで関東エリアの評判を席巻した兎に角@松戸の豚骨感とも違ったイメージです。ともあれグイグイと動物系のコク旨さと、ペッパーの刺激。そして醤油の風味と塩気の軽やかさがベストバランスで、非常に食べやすい仕様となっております。
 

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<薬味> ネギは3種類!食感と風味がよく計算されてると思うのだ!
 
 薬味は見るからに「ネギ」三昧。白ネギは細かく斜めカットされており、万能ネギも細かく小口切り。玉ねぎは辛味が少なく粗微塵されている。醤油ダレとねぎ類の相性も抜群で、玉ねぎは歯ごたえとして麺と絡んで貢献した後、汁はほとばしりタレに微妙に溶けて行きますな・・・。そのイメージは、タレの明るさに軽やかさが加わるような感覚で中々味風景の展開としてはテッパン的にうまい。白ネギはネギに張り付くか混ざってゆき、咀嚼の変化・・・つまり奥歯で麺を潰す刹那に感じるザクザク感とネギ汁の風味を楽しませてくれます。
 

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 万能ネギは量も少なく、コチジャンの添え物的な扱い。むしろコチジャンの腰巾着みたいに全体に散らばって、醤油ダレの洋風テイストにピリッとしたオリエンタルな風を吹かせて行きます。
 

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<味変化> グリーンタバスコ:醤油味を邪魔せず!脂の旨味に清涼感与える!
 
 配膳時にスタフさんがグリーンタバスコをお好みでと仰るから素直に従っちゃいました。醤油の和風とどこか洋風な脂エッセンスタレに・・・今度はメキシカンな風をチリッと吹かせてみましょう。これはいいよ!。辛さの中に清涼感を与えるような味の展開になり、ますますビールを欲してしまう味わいに変化!。オススメには素直に従うべきだと感心した次第です。
 

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<麺> 麺風味とハードなもっちり感の塊!ボコボコしたフォルムが食感楽しさを膨らませる!
 
 麺はグルテンの風味感覚をしっかり伝えるタイプですね。つけ麺にも共通している中太捩れ麺。捩れの他にも不規則にボコボコしたところがあり、微妙に手揉み的な風合いを感じるフォルム。これはタレに絡みまくるタイプです。
 

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 前歯で千切るとプツプツプツ・・・っとハードなテンピュールのような感覚。その際、グルテンの風味がじわじわと伝わるんだが、奥歯へ運んでプレスする。すると意外にもっちり感じてそのあとは麺の旨味を知りますよ。タレは絡んで少しだけ浸透している様子。微妙に残ったヌメりはタレと同化。炭水化物が唾液と化合して糖化したような旨味にタレの旨味が合体して味は昇華してゆきますよ。嗚呼・・・なぜかここでビールを飲みたくなる。すでに配膳時で飲み干してしまったわけだが(汗)。
 

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<肉> 肩ロースとモモの2種部???炙りとロースとをそれぞれ楽しめる肉達!!!
 
 肉が美味い!こんなことならあと+130円で「特製」にしておくべきだったよ。2種のチャーシューをトッピングしてくれますが、一つは肩ロースで、脂身が適度に差していてしっとりきめ細かい赤身。そのバランスがとてもよい上に薄味あがらもタレの香ばしさを感じるものです。肉を咀嚼していると言うのに・・・それを遮るものがない歯ごたえ。肉食らって歯応えは立て板に水なのだよ!。
 

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 もう片方は一見牛肉?と感じていたのだが、これは豚のもも肉なのか?。ほぼ赤身でそれでいてフカフカ!。肉に温かみが残っており、炙られたのか香りと温もりがよく伝わる!。ほぼサイコロ状にカットされており、このカット肉3粒だけで、茶碗飯一杯、またはハイボール一杯が、容易に胃袋に収まると言うものです。嗚呼・・・次は絶対に肉増しにしよう!。もし稚記事をご覧であったら、最初からそうしてよね!
 

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<味玉にハズレなし> 薄味の深い浸透感!ハードめな卵黄にふわふわな卵白!?
 
 肉に集中していたあまり・・・味玉の印象が薄くてごめんなさい。簡単に述べるとちょっと変わった印象。味わいとしてはとてもあっさりめな味わいだけど、風合いは全体的にマチュアな感覚。薄味が深く浸透していると言う感じだね。卵黄なんかややハードな茹で上げなんだがネットリ感もちょい強めです。そして一方の卵白だが・・・こちらは柔らかい。ふわふわの部分もあり、熱の通りかたとしては卵白の方が後なの???ってな感覚。もう一度確かめるためにもまた食いたい。だから次回は「特製ABURASSO」を食わねばならぬが・・・どうなるかは分からんっす。嗚呼!今回もやっぱり味玉にハズレなし!。
 

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<スープ割> 最後に軽く魚介エキスを滲ませる?味変化を起こすスープ割
 
 「つけそば」を食しても、「ABURASSO(油そば)」を食しても、配膳の際は「少し麺が残った段階でスープ割りも試してください」と伝えられます。右となりの「つけそば」おじさん・・・・聞いてなかったのか、麺を全部平らげてからスープ割りカモン状態。嗚呼なんだ・・・ずっとイヤホン付け食ってたのね。若い人だけじゃないんだこの時代・・・。
 

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 元々油そばのスープ割りは、最後はラーメンとしても楽しんでください!と言う趣向。だからとっても楽しみ。スープ割りがないのがフツーなんだろうが、この味変化を楽しみたいですね。こちらは割りスープに魚介エキスが入っているのか、入れるとすごく馴染みある和やかさが広がります。単に味を薄くしたり濃ゆくしたりするタイプもありますが、この味変化球が楽しい!。お腹一杯でも負担にならないくらいの量ですから是非試してみて!。
 

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総じまして「これぞ酒に合う油そば!パスタ感覚と肉感覚で食らいつく満足汁なし系!」
 
 ・・・と言う感動。いやー休日という開放感に、実にフィットする一杯を楽しむことができました。さすがの名店系譜。汁なし系が苦手な方にこそ試してほしいオススメな一杯です。そしてそんな満足気に店を出た途端・・・驚いた!。店前の行列は道を挟んで長ーーーく伸びていた。食ったタイミングの良さにも感謝しながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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