【今週のラーメン３８３１】 らぁめん 山と樹 （東京・高円寺） 冷やし中華 ＋ キリン一番搾り生中瓶 〜素朴とハイセンスの隙間にいきなり旨さのスパーク！食って腰抜かすなよ！

新たな期間限定 冷やし中華！かなり度肝を抜かれてしまいました！^_^ 

 

　働き方改革と、２０２０オリンピックの影響もあって、今年は随分と自宅に帰る時間が早いぜ・・・。妻も驚いており、働き口から帰るのはオレの方が早い時も多いのです。ま、一人晩飯って事ですから、おとなしく通勤経路でサクッと軽いラーメンでも引っ掛けてから帰りましょう。それにこうも暑いと、本当に冷やし中華くらいしか喉を通らんしね・・・。そんな気分でやってきた「らぁめん 山と樹＠高円寺」さん。偶然にTwitterで、冷やし中華を始めたと言う情報得たもので、速攻突撃です。

 

 

　あらら・・・勢い良すぎて、ひょっとして夜の部一番乗りかしら（笑）。まだこの店では私、面割れしてないと思うのですが、ニコニコと微笑み対応受けて・・・ひょっとしてと勘ぐってしまいました（爆）。

 

 

　結論を先に言うと、これは凄く旨かった！。個人的に東京冷やし中華ベストに入るかも。下記に追加予定です！。

 

　【厳選】東京都内でこの夏食べたい「冷やし中華」！そんな１５選！

　　　https://www.ramentabete.com/entry/2018/04/08/223425

 

 

 

 

＜酒＞ キリン一番搾り生中瓶：猛暑日に頑張ったご褒美！甘くも感じてしまう旨さ！

 

　酒じゃ酒じゃ酒じゃ！ビールだビールだビールだ！。こうも暑けりゃやってられない。ビールの食券手渡したら、ご店主の手早い対応！すでに瓶ビールの栓を開けた音が聞こえて嬉しい！。もうこれだけ汗をかいて、喉がカラカラだったら、ビールがもはや甘く感じらるのだった！。クーーーーー旨い！。この瞬間のオレの顔は、きっと堤真一や鈴木亮平なんかより、旨そうに飲んでたと思う。

 

 

  

＜全体＞ もうすでに味の崇高さが溢れた麺顔！創意工夫の集合体やがな〜！

 

　おおお！これは旨さの大迫力！麺を覆い尽くすトッピングはどれも美しくて質実さが伴ってる！。ローストポークの質感高さと大きさとボリュームにまず圧倒。そして玉子焼きの手の込みようと創意工夫！そしてスーパーサブのきゅうりに至っては、カンナ屑のような削ぎ切りをされており、これ以上にドレッシーなキュウリは他にあろうはずはありません。なんと言う演出のすごさとサービス精神！・・・ただそれらの迫力飲まれてしまいました。

 

 

　写真で伝わりにくいのが非常に残念です。実は皿がとてもデカイゆえに、全部画角に収めようとすると、肝心の冷やし中華本体が小さく見えてしまうだけ・・・。実物はパノラマ感に近いものがあります。

 

 

 

 

＜タレ＞ ごくごく飲み干せるとはこのこと！香りも酸味も塩気も甘みもハイバランス！

 

　一言で表すと「ごくごく飲み干したくなる醤油ダレ」。ごくごく・・・と言う形容で妙に安っぽく感じさせたらごめんなさい。旨さに透明感があり、塩気も酸味も甘みも香りも、すごくバランスしていてタレというよりスープと呼びたいくらいです。なので麺に絡ませておくだけではもったいない！。玉子焼きとかローストポークに、あえて前向きに絡めさせて食っていたオレでした。

 

 

　とてもスッキリした淡麗なタレ。醤油の雰囲気にも透明感があり、香りが良いのが印象的。これが醤油由来なのか、酢に由来するのかは不明なんですが、レギュラー麺でも証明済である崇高な醤油感です。最初は酸味が抑えめと感じるかもしれません。ただ慣れてくるととっても優しいしスキッとした酸味が感じられるはず。これが黒酢による円やかさかは不明ですが・・・いかにも天然醸造といった風味の良さです。

 

 

　その他にベースの出汁がしっかりしてるのも伺えます。アニマルオフか？とも感じたがそこまで振り切った感じもせず。ただ・・・ほんのりと微妙にイリコのような旨味があった気がしましたが、麺の風味も素晴らしく立ち込めるので、ここでは明確には判別できませんでした。

 

 

 

 

＜麺＞ 自家製麺：マイクロ縮れのぴろぴろ麺！麺の見栄えと風合いが素朴で旨い！タレの上品さにもマッチ！

 

　手揉み麺がこちらの信条！。ただそんな店でも冷やしと慣れば、フツーのストレート細麺に変更する所が多い中で、こちらは心情通りのマイクロピロピロちぢれ麺を提供してくれます。冷えたピロピロ麺。酒田ケンちゃんラーメンに匹敵するほどの、見事なピロピロです。

 

 

　全粒のカケラが見て取れるほど、粉感の雰囲気がありあり。打ち込まれたグルテンの風味が、冷水で軽く引き締まり、温麺とはまた違った粉感の風味が見事です。締めても一切固くなる部分がないようなイメージ。ズボボボボボーーーーと力強くすするフィーリングは、いつもの通り。

 

 

　これが微妙にスープを吸い込んでいるような気がしてなりません。またそれが旨い！。麺の風合いがスープに移ってエキスを交換してる雰囲気はないんだけど、妙に麺が汁と相性が良いので、穏やかな出汁味が麺の味に溶け込むね・・・。そして咀嚼してるうちに糖化の旨味を感じた瞬間、無意識で喉奥へと落とし込んでしまいます。風味があまりにも良いから・・・思わずざる蕎麦感覚で食ってしまうかも。これは汁相性いい上に、味も滑りも最高に楽しめる事でしょう！。

 

 

 

 

＜チャーシュー＞ ローストポークが完璧すぎる！ボリュームと質感考えればかなりハイＣＰ！

 

　もともとチャーシューの出来栄えが素晴らし店だとは知ってましたが、今回は特別にそう思った！。もはやラーメントッピングのそれではありません。ナイフとフォークで食った方がバランス取れるかもしれない。つべこべ言うに及ばず、肉質の旨味と熱通しのバランスが最高で、ほんのり感じる基礎味付けのシンプルな旨味が素晴らしいです。手のひらサイズでそれなりの厚さ。それが３枚もあれば十分。

 

 

　スープが素晴らしすぎて、思わずローストポークを付属ソースのようにして、べったり絡めて食ってみました。これがまた実に旨い！最高に合う！。本当にこの一杯は隅々にまでまとまり感あるなと深々と感心しきりです。

 

 

 

 

＜玉子焼き＞ 和風感じるお出汁がきっちり溶け込み！キノコも入ってエキス溶け込むうまさ！

 

　この玉子焼きは、すごくセンスを感じさせます。キノコ・・・シメジの小さいサイズかしら？これを溶き入れて、もっと玉子焼き感をアピールしてる。玉子焼きの工夫を考えてこうなったのか、はたまたこの限定の麺顔やバランスを考えてから玉子焼きを考え出したのか？。デザインと味わい両方ナイスな仕事ぶりですよ！。

 

 

　玉子焼きがまた旨い。溶いた出汁味は割と濃ゆいめで、甘くもなく塩気も強くない。キノコの旨味がよく滲んでいるし、キノコエキスすら出汁に溶けて崇高感バリバリ！。

 

 

 

 

＜きゅうり＞ かんなクズのような帯状のきゅうりが楽しすぎてたまらない！

 

　肉も玉子もすごくドレッシーだから・・・きゅうりもうかうかしてられない。カンナ削りみたいな形でカットされており、これが実に優雅なお姿に見えてなりません。またこの長いスライスだと、麺や他の具材とも絡みやすく、ほぼきゅうりは単体として食う事なく合わせて食いきった次第。

 

 

　このカットだと、タレの味によく馴染む！。醤油ダレがまるで和出汁ドレッシングのような感覚で、シャリシャリとあっさり食いきれました！。

 

 

 

 

総じまして「素朴とハイセンスの隙間にいきなり旨さのスパーク！食って腰抜かすなよ！」

 

　・・・と予めご注意しときますー。ちょっと最近行ってないし・・・って軽いノリで行った所が大発見の旨さ。これはもう一回食いたいなーこの夏のうちに。麺の大盛りできるんだろうか？。またとトッピング追加は味玉程度にしておこうか・・・、すでに画策中（笑）。ともあれ期間限定ですからお早めに。これ激しくオススメですから！。そんな応援と宣伝の気分高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。

 

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！

 

らぁめん山と樹

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