ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3778】 鶏ポタラーメン THANK 大門店 (東京・大門) 冷やしタンタン麺+ごはん(豆) 〜崇高で涼しいスタミナ食!盛夏乗り切る重要アイテム的冷やし麺!

実は毎年「冷やし」が好評なお店!
 

 

 そろそろ蒸し暑さが本格化?。この夏になって一番多く汗をかいたかも。もうタオルハンカチも1枚では足りなくなってきそう・・・・明日からは2枚持ちに変更です。汗をかいて相当へばる。しかしそれでも腹が減る。辛抱重ねてやってきた大門・浜松町界隈!。
 

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 今年の冷やし中華活動に・・・担々麺へも範囲を広げてゆこう!。そんな感じで、毎年評判な店「鶏ポタラーメンTHANK」さんへとやって参りました。個人的には2017年夏には、東京で一気に認知が広まったと思っている「冷やし担々麺」。その中でTwitterなどでこの一杯が紹介されてて、いつも心に残っていたのです。漸く宿題を終えるようで気が楽になりそう~。
 

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<全体> 一見こじんまりした様相だが・・・ズシリ感と中身が濃ゆいのがすぐ伝わる
 
 近くに煮干そばで有名な「いづる」があるね。大体そちらは男性客ばかりが並んで、「THANK」は、若い男女が並ぶというような昼飯風景。実にいい補完関係ですな。近くにお住まい・働いてる方が羨ましい。THANKは、冷やし担々麺の他にも、冷やしラーメン系が創造力豊かで実に旨そう!。激しく迷ったんだが・・・初志貫徹。そっちの方はまた今度食いに来ます。
 

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 おおお!ガラスの器が実に涼し気ですが何となくサイズが小さくねぇ?。しかし丼全体を受け取りますと、しっかりとガラス以外の重みを感じますし、薬味や麺の質実さがフワッと感じられて、何となく高級感すら覚えるではないか!。色合いがまたいいね!。辣油がテールランプのように「透明感ある赤」ならば、パクチーは生命力を「感じるような緑」。赤と緑の補色関係が、全体をヴィヴィッドに感じさせます。また芝麻醤のクリーミーさも見え隠れしており、ワイルドだけでなくマイルド感もアピール。実に表現力豊な一杯であります。
 

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 何とカウンター座席の半数以上が、この冷やしタンタン麺であり、女性人気も高そう。いかにも夏の名物料理って感じを発揮しているメニューでした。
 

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<タレ> 全てが濃厚でハイバランス!甘味・辛味・苦味・痺れ・香ばしさ・色合い・粘り etc
 
 成都式・正宗式等分類に当てはめれば、基本的には正宗式。そこに成都エッセンスをぶち込み、パクチーでエスニック感を高めた・・・とまあそんな概略です。そしてそのどれもが濃密。まず分かりやすいのは、成都式な刺激に分類してしまう花椒の広がり。専門店ほどの強い刺激はないけれど、しっかりとジリジリ辛さと痺れを伝えるものです。挽肉の旨みと混じって多少色気ある味にはなってるけど、本格的パンチ力は十分です。
 

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 そして痺れを補強するものがいろいろあるよ。分かりやすいのは辣油。パッションオレンジよりも濃ゆい赤色がぬめーーーーっと表層に広がります。これが混じると花椒だって凛!とした空気感を高めるか?。更にパクチーがいい関係。辣油と花椒だけではお互い食い合うような対立が少しあるなかで、実に青臭い苦みが非常によい仲介役になってる!。痺れ×辛味は、苦味が加わり旨さの化学反応が始まったような、広がりのある旨さへと一気に変貌してゆきます。また部分的にセロリの茎?みたいなものが散らばっており、苦みにもバリエーションが工夫されている。いろいろ計算力が凄いね!
 

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 ここまでかなり刺激的なエッセンスばかり登場したけど、ここか正宗式の世界~。実にコクと香り深い芝麻醤で、サラサラしてるけどねばりがあるように重い感覚。実際に味わいも香りも高く!深い!。胡麻の甘味で口の中がいっぱいだと思いきや、ところが甘ったるくない。常連さんは、この上更に擦りゴマを山盛りに振りかけたりして、粋な工夫をされてました。ちゃっかり後半には真似しちゃいました。
 

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<麺> 菅野製麺所?:冷えても明るいヌチヌチ感!縦伸びするような弾力感でタレを絡めまくり〜
 
 「菅野製麺所」の麺箱があり、そこには太麺が入っていたような記憶。好きなブランドだと気にしてしまいます。恐らくこの冷やしシリーズに向けた特注品だと思われます。替え玉できないので最初から大盛りにしておくことを激しくおススメいたします。
 

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 平べったく太めなフォルム。縮れと言うより捩れ・・・ボコボコ感が際立つ感じで、多加水系の透明感があるようです。冷水でギュッと引き締められつつも、非常に明るいモチモチ弾力で楽しませてくれるタイプ。噛み締めると風味が少し漂いますが、グルテンに糖化した旨みがいいね。あらゆるものに絡みやすい。挽肉だって花椒だって、そしてもちろん芝麻醤も!。タレの強いコンプレックス感を見事に絡めて馴染ませ、ポジティブに感じさせる旨みに昇華してますよ!
 

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 そして何と言っても温泉卵との絡み・・・・トロトロ蕩けた白身と卵黄が、ボコボコ太麺に絡む様が悩ましいほどに旨そうじゃないか!
 

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<具材①> 冷たい温泉卵は麺に絡めたり〜具材に混ぜたり〜楽しい展開
 
 芝麻醤ダレが刺激のすべてを受け止めて十分かと思ってた・・・・。ところがやっぱり温泉卵は邪魔しないところか、こくまろマイルドさアップの決定版ですな!。特に花椒が混じった香ばしい挽肉と麺に、卵黄が混じると比類なしの旨さなり。個人的には、パクチーと温泉卵って合うのかな?って少し不安だったんだが、今度は花椒が仲介役となって実に相性が良い。これがデフォルトで入っているのが嬉しいねー。
 

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<具材②> 微妙に焦げある挽肉に花椒が絡んで〜痛烈に白飯欲しくなる旨さ
 
 担々麺はやはり挽肉がポイント。とても粗めなミンチ肉で脂身が多いのか旨みが滲み出てた!。また少し焦げた部分もあって、その香ばしさには花椒を始めとするスパイス感が滲んでおり、食欲をばく進させてくれます。もはやあまり説明が必要ない旨さかも。辣油が後追いで挽肉に浸透していくのも旨さがアップです!。この旨さにはオレはとても弱いのだ・・・・白飯を欲してしまう。
 

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<ライス割> 誘惑に負けて現金オーダー!テッパン級の安定した旨さ!
 
 そして白飯の誘惑に負けてしまった。固形物を食い終わった後、スタフさんを呼んで現金精算で、豆ライスを追加しました。小サイズよりも小さいという意味で「豆(豆サイズ)」と言う意味。豆入り混ぜご飯ではありません。これをドボンと茶碗丸ごとひっくり返して、丼へ投入。
 

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 レンゲの底でライスを崩して雑炊ができあがり。タレは冷たくライスは熱々。合わさって微妙な温度になってしまいますが、むしろ味がハッキリと分かりやすい温度感!。無心で一気に食い切りました。嗚呼、このパターン・・・この夏、頻度が上がるかも。
 

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総じまして「崇高で涼しいスタミナ食!盛夏乗り切る重要アイテム的冷やし麺!」
 
 ・・・と言う印象。これは食欲ない時でもスルスルと食える気がするし、汗かいた昼飯にはもってこいの感覚!。毎年、期間限定でも定番なるになるのが良く分かる気がしました。これはまた食いたい!御茶ノ水店へでも行こうかしら!。今後毎年食らうことになりそうなので、今後ともよろしくお願いいたします。そんなノリノリで旨い一杯!。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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担々麺

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