ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3712】 麺屋 渡海 (東京・花小金井) 鬼煮干し中華そば 〜見逃しがちなエリアに良店!しかも本格煮干し!薫風泳ぐ煮干が逞しい!

思わぬエリアに煮干し良店誕生!
 チクショー・・・GWの最終は体調不良です。今年のGWは寒暖の差がありましたからね・・・。まぁ、飯が食えんと言うほどではないのですが、遠出が辛く思えてくるほど体が怠い。なので車でタラっと短時間で回れる範囲で、どこか気になるとこないかーってネットで調べ倒してみました。もうそんなとこ行き尽くしたと分かっているのに・・・。
 

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 しかし、ラヲタの執念とでも言うのかちゃんと見つけましたよ!それが「麺屋 渡海@花小金井」さん。花小金井って2軒ほど思いつくが、新規開拓にはならんのでスルーしておったんです。しかし知らぬ間にこんな店が出来てた。そして情報によると、銀星@高円寺の関係者と言うではないか!。これは無視できんと言うことで、急にやる気が出ると、体調も少しばかり良くなった気がします。さて花小金井。何とも良い名前ですね!。駅前も整然としてて武蔵野エリアの長閑さも良い感じ。てっきり小金井市だと思ってたら小平市なのね。気持ちの良い天気でもありましたが、良い街並みです。そんな駅前ロータリーの一角に「松屋」がありそのビルの地下1階。立て看板がなければスルーしてしまいそうです。
 
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 変わった店箱で居酒屋と共存しているような感じ。結構広めな箱でテーブル席とカウンター席が少しガラス壁で仕切られており、どちらかと言えば居酒屋仕様な感じ。最近よくある、居酒屋休業時間だけの間借り営業かと思えば、ちゃんと夜の営業時間もあるようだし不思議なシステム。しかしオレみたいなラヲタオヤジにとっては、仕事帰りに実に便利すぎるね!。
 
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<全体&スープ> 鬼は鬼でも優しいオニちゃん!濃厚な煮干しとバックアップ鶏エキスが見事にハーモニー!苦味も甘みも旨味もあるね!
 
 オレが知らなかっただけで、結構地元では人気獲得中か?。満席状態が続き、2〜3人の待ち客が絶えず回転してました。花小金井と言えば、「Mendesign」「じゃいあん(田無の支店)」が思いつくのですが、このエリア一帯で本格煮干!ってすぐに思いつかない。実にいい出店狙い目であり、食い合わないからいいかもね。スタフは店主を始め若い男女の接客、これがまた小気味良くて感じいい。もっと早く来るべきでありました。そんな感心を寄せているところで、案外早く配膳が完了!それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!「鬼煮干」と聞いて相当なワルを思わせる圧力団体的ニボニボを連想してしまいましたが、これは何とも馴染みやすい色合い!。非セメント系濃密さ!動物系とのコラボ感で味の濃厚バランスを取ってるようです。しかも他メニューラインナップから察するとそれは鶏系。鶏煮干と言うイメージですが「鬼」と名付けるには意味がありましょう!。
 

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 一口味わうと、その鬼の意味がわかりますね。つまり「煮干MAX ✖︎ 鶏MAX 」。店の最上級を示す「鬼仕様」。正直言ってフツーの鶏白湯くらいのコラーゲン感はありますよ。しかし舌にまとわり付くのは煮干の旨味が主体。後味でググッと鶏白湯パワーを感じますが、食い進めてゆくとオレはアホだから、だんだんどちらが主体かわからなくなる・・・。惑わせるほどバランス感は拮抗していると個人的には思いました。
 

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 さてその煮干。これもまたしっかりと複雑です。煮干MAXをアピールするには、ニボ感を苦味で表現する方が手っ取り早いと思うものの、エグ味というリスクも伴います。ここが腕の見せ所で、エグ味自体に工夫を加えて突っ切るタイプもあれば、煮干をブレンドしてくるところもある。味わいの輪郭としては甘みをかなり感じさせrせてくる煮干感なので、個人的には後者かと思うわけです。一番ポピュラーなのは苦い「片口」に甘めの「うるめ」を合わせてくるとか・・・。そんな単純なだけでなく、白身魚系の煮干も加え品よく出来上がっていると言うイメージですね。
 

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 玉ねぎもシャリシャリと濃密なスープによく合うし、箸休め的な安堵感あるフレッシュ甘みです。溶け込んでいる鶏エキスですが、モミジなどあるかもしれません。粘度はベタベタし過ぎない程度に抑えめ。とても品の良いコラーゲン感覚ですね。他にじんわりする旨味をあるので、丁寧な鶏ガラ煮出しを感じさせます。多少不埒ですが、煮干専門店ながら、鶏白湯・鶏清湯も相当いけるのではと感じますが・・・いかが?
 
 

 

 
 
<麺> とっても馴染みやすい煮干そばフォーマット!ストレート加水低めな細麺!王道の風味と汁持ち上げよさ!
 
 煮干大好き「ニボシスト」としてはとても馴染みのあるストレート細麺。茹でられ膨れっ面していようとも、角麺の切り口キープな凛々しさあり。濃厚系煮干には「低加水麺」は、今や常識のようにフォーマット化されています。もっとも個人的に昔からご飯はカタメ・麺もカタメが好きな性格なのでウェルカム。口頭で、柔らかめやカタメなど指定ができるようですね。初訪問なので今回はデフォルトを確認ということで、そこはノーコール。
 

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 デフォルトの茹で上げは、クッシリさを保ちしっかりと麺の風合いを感じさせてくれます。まさにドストライク!。低加水なフィーリングは十分に伝えつつ、それでもどこか全体的にしなやかさを感じさせます。パツパツ歯応えを貫き通すレベルではなく、中盤から汁と一気に絡みやすくなり、味わいとしても微妙な変化が楽しめます。
 

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 個人的には中盤はとても麺が寄り添いやすくなり、汁の持ち上げが良くなるイメージ。コラーゲン感をしっかりと麺がキャッチしているのが分かり、その時点ですっかり汁と馴染んだ風合い。だから麺の糖分と脂成分が混じって一体化した旨味が実に芳醇に楽しめます。これは無理矢理に替え玉にすることなく、大盛り対応でも十分に楽しさがキープされると思う!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 先端で流行の2種盛り低温調理半レアチャーシュー!間違いのない仕事ぶり!
 
 今やネオ中華そばの定番か?と思えるほどよく見かける、鶏と豚の2種半レアチャーシュー。「またおま」感が少し感じないこともないが・・・このまたおまは、全然飽きないからステキ!。特に、この一杯の麺顔にはとても存在感を占めていますし、見栄えが実に素晴らしいです。特に豚の肩ロースについては、赤身と脂身のバランスがとても良く、赤身のピンク色がとても艶めかしく、それにつられたように脂身さえ艶やかに眼に映る。そして、その直下には大人しく白地の鶏胸肉が控えていて淡麗なニュアンス。コンビネーションとしても素晴らしい!。
 

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 サイズ感はバッチリ!厚さはスタンダードか少しスリムなようです。口に入れた途端に舌にぴったりと貼りつくが如く寄り添う。口の中で畳んで奥歯でゆっくり潰すと、知らぬ間に吹き出てた唾液と共に潰れて旨味と混じる・・・。これは淡麗な日本酒が欲しくなる味だぜ!。一枚の肉を二回に分けて強引に味わいましたが・・・特製で肉増しはオススメと確信です。そして鶏胸肉はこれも定番。それ自身に味がないようで滋味があるというか、汁の塩気で十分に味わい尽くせるシンプルな味わい。これは脂肪分も少ないので、きっと無限大に食えるゼロキロカロリーな食材と思います。
 

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総じまして「見逃しがちなエリアに良店!しかも本格煮干し!薫風泳ぐ煮干が逞しい!」
 
 ・・・と言う印象かしら。花小金井という穴場なスポットで今後は期待したいところです。この仕上がり具合をとても気に入りましたし、早速に辛つけ麺にも興味が湧いてきた!。駅前で使い勝手も良いことから、発展も期待。そんな期待を寄せて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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