なんだかんだで気になる店・・・・メニュー制覇してもうたわ!
- <全体&スープ> 九州系でもなく家系でもなく!濃密さと滑らかさがマッチする醤油豚骨!
- <麺> 昼レギュラーとは変えてきた?風味感アピールの中加水ストレー細麺!
- <野菜盛り> 嫁の言いつけをちゃんと守って野菜を摂るよ!
- <チャーシュー> トロトロに柔らかい豚バラロールチャーシュー!ゼロカロリー!
- <味玉にハズレなし!> 標準装備のハーフ味玉が泣ける・・・・
- 総じまして「 九州系でも家系でもなく・・・和みを感じる濃厚さ!マイルド醤油豚骨!」
誰にでも常連な店があると思う。自宅や会社の近くだと利便性でそうなる。好きな味とかで通うケースが一番多いと思うが、それもコスト次第。ところが、利便性が良いわけでもなく、何となく気になる~程度で、気が付けば何度も訪問してしまう。知らぬ間にメニュー制覇してしまいました。そんなこんなで、今回は「中華そば もり川」で、濃厚なやつをやっつけてみました。
濃厚は夜の部しかないのであきらめていたんだが、軌道に乗ったのかリクエストがあったのか、昼の部にも登場。前回訪問でそれ知ってたので、今回は迷わずそれです。そしていつもの「野菜盛り」。そうだ!ひょっとしたらこの「野菜盛り」に強く惹きつけられたオレなのかもしれません。
この店は、ランチタイムで混んだところを見たことがないので、少し心配なんですが、夜の方が人口が高そうな街ですからこうなるのでしょう。その点でも非常に助かっているし、気持ちよく食えるのです。当然対応も優しく清々しいのでいい感じ。ああ・・・・そうか、こういうポイントも何となくオレを来させる理由なのかもしれません。
<全体&スープ> 九州系でもなく家系でもなく!濃密さと滑らかさがマッチする醤油豚骨!
それはそうと、どうでもいいことが気になる。このメニュー(濃厚)には副題「醤油豚骨」とある。豚骨醤油とフツーは言わない??。しかしプロがすることだし、そこのところ何か理由があるのかもしれません。「豚骨醤油な家系」とは違うと言いたいのか?。または「醤油味した豚骨」をアピールしたいのか?。頭の中でクエスチョンマークを大量生産したところで、丁度配膳となりました。それはこんな麺顔!。
おおお!やっぱり好きなんだよなぁ~この野菜盛り感覚と、日常系中華そばの融合した麺顔が。野菜盛りというと家系では頭に浮かびますが、あのワイルド感とはかなり違うよね?。当然九州系って感じもない。レギュラーメニューは超あっさり系でグビグビ食わせる。一方、トッピングの質もイイから、つい定点観測に訪れてしまうのです。
さてスープ感ですが、レンゲを差し入れたとたんに「濃密!」って思う。濃厚じゃなくて濃密。ザラツキが一切なくてエキスの粒とうより粉が溶けているような滑らかさ!。これはかなり丁寧に擦り合わせたり、濾過したりして雑味を省きながら磨きをかけている。スープ表面が鏡面になって天井が移りこんでますよ・・・すげー。ここまで細かい濃密感だと、抜けが逆によくなってスルスルと垂れておちるのが早い感覚です。
そしてしっかりと動物感が表現されてる!。色合いだけ見たら家系にも感じるけど、鶏油の飾りがほとんど感じられず、その点でちょっと家系とは距離を置いた旨さと感じます。豚骨臭も低く抑えられていてその点では上品とすら思う。コラーゲン感が低いからか?と思ってはみたものの、クチの回りには少しばかりコペコペしたものが貼りつきますし、濃密さはやさり証明されている。
もっとも味変化もさせたから、印象に変化も与えたようです。まず確実に温野菜エキスが含まれる。これは一段と食べやすくさせるアイテムですね。入れすぎると味が薄まりますが、湯切りはダイナミックで完璧のようでした。そしてテーブルセットでは、今回は市販のニンニクおろしと、すりごまを入れてみました。当然ブレスケアは準備万端。やはり濃厚豚骨の分厚いコクには、ニンニクのシャープな刺激が一番似合います!。途中でニンニク入れた途端に食用が加速するよう・・・。すりごまは、ちょっとニンニクに走り過ぎた部分を上手くまとめてくれます。そして香ばしさも与え、これまた食べやすくさせる。
<麺> 昼レギュラーとは変えてきた?風味感アピールの中加水ストレー細麺!
驚いたのは麺。他のメニューとは変えてます。こちらのレギュラー麺は、たしか引き締まりが強く、Rが緩めのボコボコ縮れ細麺だったはず。やや黄色くて歯応え感がしっかりしたコシの強さが印象的でした。それとは一転して、加水低めでキッパリと流れるストレート麺。色白がイメージで清楚な感じ。スープの濃厚さとはコントラストを感じます。
茹で上げは、芯が少し残るぐらい。前歯で千切るとクスクスっとリズミカルに切断される一方、鼻孔をくすぐる麺の風味感がまた高い。少し粉感覚を感じるタイプ。構図としてはパツパツな煮干ソバの麺と同じだが、そこまでエキセントリックでもない感じです。
汁の浸透感は低め。濃密なスープと麺の地肌の浸透圧がずれているのがいい感じで、長く風味を持続するようなのもいいね。表面がきめ細かい上に滑らか&濃密な汁なので、口当りからしてライト。濃厚スープもろともブボボボボボボボって吸引するのが楽しいです。今思えば大盛必須だったなと後悔。もっと腹が減ってたら替玉できるか聞くとこだが。
<野菜盛り> 嫁の言いつけをちゃんと守って野菜を摂るよ!
しっかりと野菜は入っているから好き!。120円としてはリーズナブルじゃないかと実は思ってます。キャベツの量が一番多く、しかも甘味を感じる部位がたっぷり。そしてほうれん草の多さも家系には負けてませ。そこまでクタクタじゃないからフレッシュな旨さが残ってる。そして、トッピング野菜で一番ポピュラーなモヤシもある。キクラゲもあってこれが歯応え的にはとても痛快にさせます。この店では必ずこれを載せているオレ。 野菜摂れと、嫁の言いつけをちゃんと守ってるオレですよ。
<チャーシュー> トロトロに柔らかい豚バラロールチャーシュー!ゼロカロリー!
肉がオヤジ泣かせだぜ・・・。関西転勤時代にはとてもお世話になった豚バラロール肉。これがかなり醤油ダレが周囲に浸透して、十分にオーブで焼かれ香ばしい上に、脂身がトロトロで甘くも感じる旨さ。これもきっとゼロカロリー。無限大に食えるとはこの旨さで、そういうものはひとまとめにしてゼロカロリーと考えられます。
箸で持ち上げると、それだけで自重で千切れちゃう柔らかさ・・・。野菜盛りの上にチャーシュー追加をして、いつかお祭り食いしてやろうと、ほくそ笑んでます。
<味玉にハズレなし!> 標準装備のハーフ味玉が泣ける・・・・
デフォルト価格700円を下回って、その上で標準装備。しかもちゃんとした味玉。全体的に薄く醤油ダレがしんとうしてるようで白身の変色は低め。なのにジェル状態になった卵黄は、甘味を含んだような塩気の旨みがある。これもきっとゼロカロリーの仲間です。今回は特に濃厚スープの中に沈没させたので、深い味に進化した感じ。愛からず旨く食いましたが、嗚呼、やっぱり味玉にハズレないだと痛感です。
総じまして「 九州系でも家系でもなく・・・和みを感じる濃厚さ!マイルド醤油豚骨!」
・・・と言う感想。どこかが鋭い!って感じじゃなくて、何となく好きにさせる魅力ある日常系豚骨醤油でございます。武蔵小杉か新丸子あたりで縁ある方で「ほっこりしたい」ならおススメですので是非一度!。私決して関係者じゃありませんとお断りをいれながらも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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