ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3624】 柴崎亭 梅ヶ丘店 (東京・梅ヶ丘) 牡蠣山椒塩そば 〜牡蠣の新しい融合と広がる味扉!過ぎ去る冬を惜しむ〜

京王沿線から小田急エリアに進出!
 春は珍事や驚きの出来事が多いもの。王子神谷の店が大森に来るとか、東京にまた新たに大軒勝ができるとか、柴崎からつつじヶ丘・・・そして今度は梅ヶ丘に2号店を出すとか・・・。思案し続けてとある日、半日休暇を頂いてしまったではないか。ちょっくら「柴崎亭 梅ヶ丘店」に行ってまいりました。京王沿線の名店が、いよいよ小田急線エリアに進出という感じですね。
 

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 プレオープン日が凄い盛況だったようでついつい尻込み。そいでもって平日雨の日ならと思って行ってみたら、とても空いててびっくり!。しかもランチタイム終わりだったから、様子見て近くの店で食ってもよいとすら思っていた。中々雰囲気もよく、音楽がとても心地よい流れな店箱で、柴崎亭の2号店としては実にいい感じです。スタフさんたちも多めで、エース級を揃えたかのように気持ち良い対応。そして・・・いつものリーダー格のお姉さんもおられました。軽く会釈して案内された座席に座ります。
 

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 折角だから、新店舗ならではのを食おう。そう思ってみたものの・・・限定は別として、その他はほぼ同じラインナップ。そこで唯一、レギュラーのような扱いになっていた「牡蠣山椒塩そば」なる券売機ボタンを発見。1000円とある。なかなか辛い設定。牡蠣好きとしては俄然興味をそそるわけだが、「塩煮干そば」との格差がありすぎるんじゃねぇ?。悶々としてたら後客がやってくる気配を感じたので、慌てて清水の舞台から飛び降りた格好で、「 牡蠣山椒塩そば」をチョイスです。すでにサイドメニューや、ランチセットを諦めざるを得ない。
 
 

 

 
 
<全体&スープ> シンプル麺顔に呆然!牡蠣出汁と和山椒の凄みきく融合旨味に茫然!
 
 雨の平日だから行列が少ないと思って乗り込んだが、とんだ嬉しい肩すかしです。この調子ではこの後の予定がずいぶんと余裕ができてしまう。店内連食も余裕で可能な雰囲気。では何を次に食おうかとカウンターで考え出すが、もう一軒ハシゴ食いできそうだと計画を変更いたしました。そんな野心が完成した直後に、お姉さんから配膳が完了。それはこんな麺顔・・・。
 

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 おおお!こ・・・これはシンプルすぎる・・・・(汗)。その価格設定からチャーシューくらいトッピングあってもよさそうと思うのだが、汁のバランスが崩れるとでもいうのか!?。これでまずは唖然とするし、横から隣のお兄さんの不思議そうな目線も感じます。しかし牡蠣の身はぷりっぷりなのは良く伝わるし、また上にかかった山椒の粉が実にフレッシュで香りも滲む。それに相変わらず麺線がローリングして揃い美しいことよ・・・。
 

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 気を取り直してまずは一口すする。その瞬間また驚く!・・・旨し!エキスが深けぇ~!何じゃこれは!!。スープは軽く白濁しているが霞がかったという感じで、お吸い物が濃ゆいような仕上がり。ここに牡蠣エキスと魚介の出汁がうまくバランスしており、塩気と相まってすばらしいコクが生まれております。肝臓をはじめ体全体が喜ぶ滋味が深いのなんのって!。そこに「和山椒」の風味が響く!!。牡蠣のエキスに山椒がこれほど合うとは全く知らず初体験。山椒の清涼感がアクセル利かせるように、牡蠣の旨味も合わせてギュィィィィィーーーーンと音を立てて口の中の味覚に染みわたる。これは傑作!。なるほど・・・余計なトッピングを乗せなかったわけだ。
 

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 本店には山椒塩そばが通常2種類。ときどき3つに増えるけど、「痺れる」と「痺れない」とがある。ベースになっているのは後者の「痺れる」タイプですが、和の雰囲気ある山椒なので、フレッシュな刺激は強くともシビレて麻痺することはない。香りを楽しむ余裕もあるし、山椒のエキスが溶けて出汁の元のような働きすら覚える仕上がりが何とも言えません。
 

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<麺> 三河製麺?:多加水麺へのアレンジ変更!汁との一体感に痺れる旨さ也!
 
 柴崎亭の塩そば系は加水低めで、淡くクツクツした歯ごたえと風味感を楽しませてくれる。てっきりこの調子だと思ってたんだが見た目で違う。明らかに多加水。そしてスープと一体化しようとする「しなやかさ」がありありです。てっきり田村製麺と思っていたんだが、三河製麺の箱を発見。このさいどっちでもいいんだが、スープとの融合感ではこのフィーリングが実にいい。
 

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 整っているから箸が入りやすい。そしてリフトしてもまとまりやすいし、しっとりとした風合いなのでスープの持ち上げも感じる。口当たりは見た目通りライトでズボボボボボっと滑らかに滑りあがる。このとき汁の味もするのだが、歯で千切る直後には、麺が吸い込んだ味が多加水麺の風合いと混じり、実に甘味のある味わいを感じます。クチクチと奥歯であっけなく潰すのも楽しい。
 

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 そしてやっぱりローリングした麺線は、最初だけでなく最後まで絡まり暴れることがないので、ずっと上品な質感キープ。しかもツルツル麺で汁ハズレとか抜けがありそうだが、汁浸透と汁持ち上がりが上回るのは、麺線が揃いやすいというのも関係がありそうな気がするー。
 
 

 

 
 
<牡蠣> 和山椒が牡蠣苦手な風味を一掃!そして新たな旨味の融合!永遠に食える!
 
 牡蠣は5粒。ふわふわプリプリです。汁のコメントで既に語りつくした感があります。敢えて続けると、牡蠣が苦手という人が、おそらく感じるエグミ部分が、山椒の風味で一掃されております。
 

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 しかも別の新たな旨みに生まれ変わったかのような、滋味が生まれる。別物のような牡蠣の味が楽しめますので、牡蠣好きに限らずこれは試してほしい。ちょっと高い気がしますが、スープの質感と牡蠣身の新たな質感を堪能できるとあれば、見合うと思う次第!。
 

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総じまして「牡蠣の新しい融合と広がる味扉!過ぎ去る冬を惜しむ〜」と言う感覚。
 
 ・・・もう春の足音が本格化しようとしてますが、その前に例年必ずくる「花冷え」。ゆく冬の味を惜しんで食うなら今このときかも。激しくおススメです。そんな応援気分ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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