ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3616】 らーめんshigetomi (横浜・大倉山) わんたんちゃーしゅー(塩) 〜ほのぼの感覚を遠に突き抜けた本格ラーメンスタイル!途中下車する価値ありの質実肉ワンタン麺!

知らぬ間にメニューも人気もパワーアップしてた!
 急に会議設定時間に絶句してしまう・・・午前11~午後1時。伝達ミスだと思ったらマジでした・・・2回目の絶句。全然心と昼飯の準備していなかったので、嗚呼あんまり内容に集中できませんでした。ちょっと今の会社、今の仕事になってこういうこと普通になりつつある。因みに外資系ではありません。年度末だとたまたまそうなってしまうのです・・・。
 

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 それもまた運命と思って諦めるしかないのですが、腹が減っては余計に腹が立つので、まずはこれを鎮めましょう。ちょっとずらした昼休みを利用して一時間で帰ってこれるプチ遠征。計算したところ、東横線菊名周辺ならなんとか!ということで、選び出したのがこちら「らーめんshigetomi」さんです。割と好きでできればもっと通いたい店。
 

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 まず店箱が印象的ですよね。どう見てもレストラン。しかも可愛い感じがするので女子ウケ間違いなし。実際に客は女性比率が高く、洒落たカレー屋さんに多い雰囲気です。ただ・・・訪問しないうちに、メニューがパワーアップした感じだし、また人気度が高まってますな。昼飯ピークアウトした時間でも、付近の女子たちと店前で行列参加。いかにも地元セレブっぽいマダムと、東横線らしい若い女子に挟まれて・・・オッサンな私は実は窮屈な思い。少し昼飯で憂さ晴らしって感じでも無くなってしまいます。
 

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<全体&スープ> 店の雰囲気につられて洋風にも通じる鶏ガラ感覚は、節と貝の旨みでぎゅぎゅっと和風に引き寄せられる滋味深さなり!
 
 今回は「たっぷり野菜たんめん」をチョイスするつもりでした。妙に日高屋みたいなメニュー名なので、これまでこの店でわざわざ食うか?って気分でしたがとても腹減ってたので。しかしメニュー名を見ると、限定〇名なるメニューがあちこちに増えていて、しかもチャーシュー麺もそうだが、ワンタン麺にも力を入れているとは全然知らなんだ!。迷いに迷うが、「限定5食」と言う希少性にすっかり魅了され・・・・「わんたんちゃーしゅーめん」とさせてもらいました。醤油と塩が選べますが、この店では塩が贔屓なので今回はそれということで・・・。そんな麺顔はこちらです。
 

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 おおお!待ってましたよ溢れるほどの迫力チャーシュー!期待通りの説得力に魅了されるオレですが・・・実は配膳の瞬間は「こじんまり」感が漂う。器のデザインがポイントのようだが、女子的肉チャーシューっていう上品さに感じるかも。またワンタンが2個だけで一般的な感覚もしますが、実は大きなのを折り曲げた形なので、沈んでいる面が大きい。そんな感じで迫力あるんだけど、スタイリッシュさがある印象はあります。
 

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 そして汁のほうですが、これが気持ち良いほどに丁度良い熱々感。火傷させない程度に、アチアチと慌てさせる温度感に、塩だれの風味が広がります。決して香りが飛ぶようなことがない温度感覚。味わいとしては、当然ながら「鶏コクの芳醇さ」に深く包まれます。地理的に神奈川県ですが、神奈川淡麗系の有名店のようなバターに近い鶏油感覚はありません。それは全く別コンセプトかと思うほどで、鶏油がひまわりだとすれば、こちらは月見草・・・・例えが古すぎるか。華やかさよりも記憶に残る味わいと言い換えたい。
 

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 何が記憶に残るのか?それは「節」と「貝」の出汁加減で落ち着く味わい。鶏はきっとガラだけでなく丸鶏も投入した分厚いエキス感。これについては申し分なく、鶏旨味が濃密で思わず店の雰囲気から「洋風?」と疑ってしまそうなほど。それを和ラーメンたらしめるのが、節と貝の出汁加減。節の煮出した出汁が滲む旨みが塩と結びついているようで、塩気と魚介感が一体化した味輪郭があります。ここまでなら和洋折衷のコラボ感と詠って終わりな気がしますが、さらに腑に落とさせるのは「貝エキス」かとここで思ってしまう。
 

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 全体に落ち着き感を与えるまでに感じさせる、貝独特の滋味感覚がなんとも言えない・・・。独特のぎゅーーーーーーっと染み入るような旨味感。旨いと感じる脳中枢基幹にダイレクトに処方する薬かカンフル剤かと思うほどに震える旨さ。もはや私にとってはヤバい領域で、魔力的というか麻薬的かも。身体が嬉しがってるんのか、心が楽しめと言っているのか、それとも肝臓が欲しがっているのか。これ以上、貝出汁を好きになるようでは、医者にかからないといけないかもです。
 
 

 

 
 
<麺> 加水がやや高めの細麺!薄っすらとボコついたフォルムが素朴さ掻き立て、クシクシした歯応えとのど越しが旨し!
 
 相変わらず、細いのに妙に素朴さとハイセンスを感じさせるハイブリッド麺です。清湯にはストレート細麺が合いそうですが、微妙にボコ着いたフォルムが印象的。加水はやや高めでモッチリとさせるように見えますが、微妙に違います。ボソボソ感と言えばオーバーだし、クツクツ感とも違う。微妙に風味を感じさえるということで、クシクシっとした歯応えと表現しますが、まだしっくりしないかな・・・。
 

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 汁を吸い込みますが、熱ダレもせず引き締まった反発はキープ。前歯でプツプツと千切る瞬間が気持ち良いですが、やっぱりボコ着いた麺はすすり上げが一番楽しいですよ。周囲は女子ばかりなんだが、ここは一気にズボボボボボボぼボボボボーーーーーーとすすり上げてしまいましたわ!。少ししたら隣客が椅子を引く動作を感じて、少々やり過ぎ感じて反省しましたが・・・。しかし、それでも楽しみたいのど越し感。前半は熱いのでそうでもないのですが、慣れてきた後半はもうすすり上げとのど越しに、意識を集中してしまうオレでした。
 

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<チャーシュー> 泣く子も黙るステーキ感覚のご立派豚肩ロースの大判スライス2段重ねなのだ!
 
 おおお!こっ・・・これは、レストランのローストポークか!?。と思えるほど。こちらは「ちゃーしゅーめん」で注目を集めることができるかもしれません。大ぶりなのと、麺を覆うほどの埋め尽くす迫力。そして質感の高さがあるから。その分厚さあらちょっとしたポークステーキ感覚とは言いすぎか?。
 

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 脂身・肉身・歯応えすべてよいね。脂身のすごいところはできるだけ皮に近い部分もしっかりとキープしているところ。この部分の脂は水のようにサラサラしてるのに甘いんだから・・・。そしてつけダレの浸透を許す部分でもあり、両方の旨さが混じって最高な部分。そして肉身。これはそんな脂ベースの差しが綺麗に入っていること。赤と白が美しい部分が多い。また脂身が少ないところもとてもジューシーな肉味だし、ここだけでも相当満足度が高いはずです。さらに柔らかさ‥‥素晴らしい。どこをどのように、前歯を差し入れても、サクリと千切れてしまう柔らかさ。この質感なら、年末年始用に個別注文で販売してほしいと訴えましょう。 
 

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<ワンタン> 大山鶏肉のワンタン!大判三角型の折り曲げタイプ!食べる感触とフワフワ感が堪らん!
 
 ちゃーしゅーめんが人気高い一方で、知らぬ間にわんたんめんを開発していたとは・・・。しかも肉は大山鶏を使用と言う優れもの。雰囲気も大衆っぽい中に崇高な部分も感じさせます。さて特徴を簡単にまとめますと以下の通り。
 

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 ・肉餡:大山鶏ひき肉、大きくやや平たい整形感。
 ・皮:肉厚で皮も食わせる大判。皮自体もしっかり食わせる対象
 ・味:うす塩あっさりタイプ。シンプル塩味とスープで食わせる
 ・2個:ワンタン二つ折り。折り目を食らうと肉と皮同時に旨し
 
 これは、一つ余計めに噛んで楽しんだ方がいいかもしれません。のどごしちゅるっと楽しむだけでなく、皮と肉餡の感触を味わうも旨かろうかと。数よりサイズと質感で訴えますね。
 

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総じまして「ほのぼの感覚を遠に突き抜けた本格ラーメンスタイル!途中下車する価値ありの質実肉ワンタン麺!」
 
 ・・・という感覚でしょうか。ちょっとお値段張りますが食えば分かる満足感。また来ることを確信します。駅から近いロケーションもいいし、菊名から一つ移動の大倉山なら便もいい。なんだか地元民だけ支配ってのはとてももったいない良質ラーメン店。機会があればぜひ!そんな応援も込めて、とっとと最後に詠って、いつももように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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