ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3571】 中華そば 髙野 (横浜・大口) 特製鶏の中華そば+和え玉 〜まだまだ奥深し神奈川淡麗系!円やかさ極まる崇高清湯醤油汁そば!

鄙びた駅近の路地裏は大混雑〜 ^_^ 
 

 

 今回は滅多に使わない「横浜線」を利用~。いっちょ町田界隈のいい店で一杯啜って帰ろうと思ったんですが、ちょっと予定が都合よくいかず、横浜界隈&駅から近いところで、昼飯ラーメンと洒落込むことにしました。「東神奈川」か「大口」かで降りる駅に迷いましたが、ラーメンデータベースの「全国版最近の人気ランキング」で第一位を獲得している店が、どうしても気になってしまい・・・・大口に突撃訪問してみることとします。
 

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 それが今回の「中華そば 髙野」さん。それいしてもとても思い切った・・・分かりにくい路地裏の場所だ。一応要所には看板表示あるんだけど、まさしく路地裏の奥という感じで、フツーに歩いていたらそこに入り込もうと、わざわざ足を運ぶのは億劫に思うはず。そんな狭い暗がりに・・・凄いすし詰め状態な人々がラーメンを待ちならんでいるのです。
 

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 冬の今だったらまだ北風を凌ぐのに都合がいいかもしれんけどー。昨年夏頃に伺ったときから比べると、その人気急上昇ぶりが凄い!。あのころは、店の中でゆっくりと出来て、ぱらぱらと後客がやってくる程度だったんだが・・・今や行列すごいわ!。昼飯ピークアウトが過ぎて並びも少なくなったなと思っていたら、その直後からわんさかわんさかと人がやってきて、あっちいう間に店内3名、店外15名程度の待ちが発生しておりました。やっべー・・・・オレ超ラッキーだったんだ!(汗)。
 

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 でも人気出るのも分かる。前回の「つけそば」は昆布水つけそばで、かなり上質な旨み成分で、しかも濃ゆくてサッパリしてたのがとても好印象。今回もそれと同じものでも良いかと思ったんですが、定番の汁そばも今回抑えておこうということで!。そして・・・どうも後から腹が減っては困るので、「和え玉」も今回追加させてもらいましょう。
 

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<全体&スープ> ピュア感溢れて芳醇なる鶏の旨み!円やかなで甘味すら感じる醤油のエッジング
 
 いつも思うけど、最近の人気店ってホスピタリティが良かったり、またスタフご自身もカッコいいことが多い。こちらは、こんな路地裏奥にありながら、店内は明るく清潔感ありありだし、またご店主(夫婦?)もなかなか見た目いい感じ。しかも物腰柔らかい~。一方、客の方もお行儀がよろしい。常連さんともなると食べさせてもらってるような感じで「ありがとうございました!」と述べてから店を去ってゆく。コスパとそれぞれが感じる感動の高さゆえにでてくるお礼の言葉なら健康的です。これが次第に「店に詣でる」気分になってくるとラーメンもだんだん宗教じみてくるね・・・・。他人の事言える立場じゃないけど(自爆)。自省を感じ始めたところで、ちょうど配膳となりまして、それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!まさしく今の時代をゆくといったネオ中華そばたる・・・極まる美しさ!。特に神奈川県という土地柄と鶏ベースということから、神奈川淡麗系にイメージを寄せてしまいます。明るく透き通トた醤油ブラウンが旨そうにキラキラと光る。低温調理のレア肉もしっかり色を添えてますがこちらは鶏肉の穏やかさがありなむ。味玉の濃ゆいオレンジ色も眩しくて、ワンタンの存在感だけがほのぼのとさせてくれるみたい。全体的に凛とした緊張感を少し感じました。
 

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 落ち着いてまずはスープから・・・・。まさに鶏コクの純度が高いあっぱれとした動物観がいいね。見た目と同じように、味わいにも透明感すら覚えます。信玄鶏というブランド鶏をふんだんに使った様子。煮出した鶏エキスが重くのしかからないので、丁寧な処理と時間のかけ方だと思われ、味わいにストレスを感じませんね。香味油として鶏油も使っているのだろうとは思うけど、これも意外にさっぱりと感じられるもの。純鶏100%というわけでもなさそうで、このさっぱりさには野菜の煮出しもかなり貢献していると感じました。非魚介系と言い切っていいのか悪いのか???。少なくとも煮干系の甘味は私には感じられず、他の乾物の余韻はあったかもしれません。
 

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 鶏コクと結びついているからだろうか・・・とても醤油の味わいに丸み、円やかさを感じる次第。いわゆるカエシと言う塩気をダイレクトに感じることはなく、塩気は旨みに包含さえております。こんな円やかさなら・・・生醤油(なましょうゆ)と結びつけてしまいます。しかしブラウンの色合いが濃ゆいことから、それなりに醤油もガッシリ入っていると思われ、少なくとも濃口醤油は入っていそうなもの。それでも全体円やかに仕上がるところは、ベースストックの深みの勝利と言えまそう。後半になればなるほど、麺の風合いがとけて甘味と感じる部分もありましょうが、香味油が重くなかっただけでも、ゴクゴクと飲み干せるようで、私は大変好印象です。
 

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<麺> 三河製麺:加水高めにして腰つき柔らか!汁吸い感覚のしっとり歯応えとシルキーなスベリ!
 
 ストレート細麺で加水は高め。とにかく「滑らか」に尽きる印象で、ツルツルとスベリが良いだけでなく「絡む」という働きがよくできてます。風味もあのだが、箸で引き上げたときから「汁を吸わん!」としている最中なのが、なんとなく伝わってくるような表情。これは汁を吸わせてからお旨みを楽しむタイプです。うんちく書きによれば、あの名ブランド「春よ恋」を使っているとのこと。粘り気のあまりない感覚だし、潰しこみによる麺の密度感も低めで、スパスパと切れ込みが軽いのも印象的です。
 

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 箸でリフトするだけでまとまろうとする。そんな麺は口当たりもよいので、内頬から舌ざわりあたりまで感じる出すとあとは、意識せずとものど越しを楽しんでしまいます。正しく蕎麦ライクに半分飲み込み気分で、ズボボボボボボっとすすれるタイプ。なので汁の味を楽しんでいる暇はないはずなのに、しっかりと汁をキャッチした麺だと感じます。これは汁を吸いやすい証拠なのですが、逆に大盛にするとバランスを崩すタイプでもありましょう。なのでこちらは「和え玉」を制を導入しておるようです。
 

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<チャーシュー> モモ肉の焙りロール肉と胸肉の低温調理肉!肉汁と出汁汁のコントラスト感じる旨み!
 
 鶏一辺倒の展開。2種類の鶏の部位で楽しませてくれます。まずモモ肉。これは甘目の醤油味で炙りのような味の仕上げがあり、香ばしさと甘味が楽しめるタイプ。モモ肉ということで脂の旨みも芳醇です。丸めて棒状に整形されており、それをスライスカットしてある。一口サイズで食べやすく、少しペッパーがふってあり、洋風おせちにでも通用しそうな仕上がり感です。柔らかさもあって旨し。
 

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 また鶏の胸肉のコンフィータイプ。もはやこの肉を見ない日はない?と言えばオーバー過ぎるか(笑)。それだけ飽きないし旨い。周囲の香味とペッパーの余韻は完全に洋風味付け。もはやラーメンは中華や和風じゃないネタが乗っていることの方が多いようです。これまで幾度となく、あちこちずっとコメントしてきたように、パフパフの化粧パフのような柔らかさ。しっとりさと薄味が極まり上品な味わい。少し汁に浸して味を含ませた方がいいと思ったけど、このままダイレクトで食った方が旨いような記憶です。
 

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<ワンタン> ほんの~りと香味利かせる鶏肉餡がフカフカして旨し!
 
 ワンタンメンという設定や、ワンタン皿という酒おアテ的な扱いはなく、あくまで中華そばに少し追加する上質な面白さという感覚。ここ最近のように簡単にまとめると以下の通り。
 
 ・肉餡:鶏ひき肉で肉厚タイプ、標準サイズの一口感覚
 ・皮:肉厚で皮も食わせるイメージ。皮自体もしっかり食わせる対象
 ・味:うす塩あっさりタイプ。微かな清涼感あり。生姜あり?
 ・2個:特製の一部で主役とまではいかない存在感
 

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 レンゲに口をあててちゅるん!と一口で啜りこむのが楽しい・・・・と一番想像しやすいタイプのワンタンかも。肉餡がギュッと締め付けあったりせず、フカフカとした歯応えが、ちゅるっとした滑りの感覚とマッチしてると思いました。これも無限大に食えるワンタンだね!。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> むこたま卵:漬け汁の旨み深く浸透するマチュアな甘み!濃密な本来の旨味とナイスバランス!
 
 「千葉県柏市のむこたま農場」「パプリカ入り栄養たっぷり」などうんちく書きの言葉が踊っております。卵黄を指で摘まみ上げてる画像は説得力あり。濃厚そのものです。オレンジ色がギラギラと光っており、まるで車のテールランプのような透明感と煌びやか。味わいはもちろん濃厚。出汁が深く浸透して、軽く熟成したような甘味が感じられます。その一方で塩味玉を食らったときのシンプルな旨さも少し残っているイメージ。そのまま食っても美味しい玉子でしょうから、素材の味わいってのもキープ感があると嬉しいもんです。やはり「特製」は一番たのしいね!。肉からワンタン・・・最後はブランド味玉まで一気に堪能できるのですから。
 

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<和え玉> ねっとり和え玉!出汁水分と鶏油の攪拌で乳化が進むタレの甘味!自家製辣油と酢のコラボで独特な触感!?
 
 これまで何千杯とラーメン食ってきて、それなりに「和え玉」なるものも食ってきたつもりでいるが、この和え玉はユニークかもしれない。最近だと濃厚煮干の店だと、サイドメニューに頻繁に見かけるようになりました。ただその場合、「パツパツな低加水ストレート麺」がイメージで、そこに煮干が香る醤油ダレと鶏油を絡めて味わう・・・・。しかし、この和え玉は「多加水のもちもち麺」で、鶏エキス主体」で絡める汁なし系なのだ!。
 

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 特に面白いのは、タレ以外にもベースのスープに鶏油をかなり入れて攪拌する。水分と油分をまぜまぜすると段々と白濁してきて、乳化したようにペットリぺトぺトしてくる。それが完成形となっており、しなやかな麺全体にまとわってます。ニュルニュルとすするパスタ感覚で食う。
 

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 仄かに香る塩気。そして鶏油のコク深さです。全体的に薄味と感じるかもしれません。そこでテーブルセットに自家製辣油と専用酢、そしてペッパーミルがあるから、これで味調整しましょう。自家製辣油は結構辛さが強いので少な目でいいです。また酢はとてもマイルド。乳化した鶏油が吸い取ってくれます。モモ肉の細かい肉もよく絡んで旨し!。
 

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総じまして「まだまだ奥深し神奈川淡麗系!円やかさ極まる崇高清湯醤油汁そば!」
 
 ・・・と言う何の捻りもないまとめですみません。よくある麺顔のようで、味わいは少しづつ年々変化と新しさを感じる。横浜市神奈川区は特にこの系統のいい店がよく見かけますが、暫くはこの競争力ある醤油の味で頑張ってもらいたいと思います。また来ます!。そんな応援気分冷めやらぬ状態ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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