ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3570】 らぁめん葉月 (東京・雪が谷大塚) 葉月ワンタン麺+味玉 〜時代を先取るイノベージョン!白出汁魚介のハイスペックニュー葉月らぁめん!!

フルモデルチェンジの意気込み感じて〜
 

 

 朝から準備したのにーーー急遽会議が延期となり、そのまま現場からとんぼ返り~。こんな事なら中途半端にブランチなんかするんじゃなかった。オフィスに戻るにせよちょっと中途半端な時間帯だし、どうせ昼飯を遅れて取るつもりだったしで、行列裂けるタイミングでいい店で食ってから帰るころにしましょう。何も考えず東急東横線に乗り込んでしまったが、どうせなら「多賀野」など名店を目指すべきであったと少し後悔・・・。ちょっとそれに匹敵するいいとこないかな~なんて、ラーメンデータベースで探し遊んでたら、引っかかったのが「らぁめん葉月」さん。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141425j:plain


 
 東横線から「雪が谷大塚」ってどうやったら行けるねん!!「自由が丘」と「旗の台」の2回も乗り換えんといかんのかい・・・。邪魔くせーっと一瞬思ったけど、「多摩川」で降りて歩ける距離じゃねぇと発見しました!。天気も良かったし、時間も余裕ったのでずらしたランチタイムを謳歌しましょう!。何だかんだで良いラーメン食って、気持ちをリカバリーしたかった次第です。
 

f:id:TOMASSOON:20190117135035j:plain

 
 
 ところが移動中、面白いことに気が付いた!。何と葉月さん、メニューを一新したのだとか!。人気をずっとキープしてたのに、何も全部変えることないじゃない・・・あの豚骨魚介も好きだったし、一周回って今では斬新さもあるような気がして、今回訪問しようと思ったのに!。ただそんな不退転の覚悟を感じるメニューってのも大いに試してみたいのでして、これは偶然にもよい体験機会に恵まれたと感じ入りました。
 
f:id:TOMASSOON:20190117135101j:plain
f:id:TOMASSOON:20190117135328j:plain
 

 
 
 
<全体&スープ> W白醤油の柔らかい余韻にしたたかな魚介の旨みが溶け行く・・・新しい葉月の世界観!
 
 さすがにランチタイムも終わった時刻だと混んでないだろ・・・と思ったけど、やっぱり満席&店外待ちでした。客回転は悪くないイメージだが良いわけでもないね。ただ風もなく温かい陽射しがあったので、真冬でも温かく待てました。店内に入っても待ち席があり、そして暫くしたところでカウンターに付けました。一か所だけ途中に柱があって・・・狭い部分あるよね(笑)。
 

f:id:TOMASSOON:20190117135411j:plain

 店内待ちの状態でメニューを確認!。基本的には3つのスープに集約。
 
 1)葉月:ダブル白醤油のブレンド。和出汁タイプで煮干と鰹節滲むタイプ
 2)潮 :3つのブランド塩を使用。これも和出汁を使うが貝出汁も含める
 3)醤油:3つ濃口醤油ブレンド。これも和出汁を使う鶏スープベース。
 
 これに加えて、トッピング等でバリエーションを形成しています。今回は一番人気と思える「葉月」をチョイスし、店ご自慢の「ワンタン」と「味玉」を追加してみました!それがこんな麺顔になります・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20190117135935j:plain

 
 
 おおお!迫力というか圧迫感というか、トッピング達のアピール力というか・・バリバリの存在感は以前のまま!。ただスープが清湯に大変革しているので、以前の葉月の延長とは思えぬ部分もあるねー。それでも店の雰囲気はそのままなので、なにか限定ラーメンでも食っているような気分になる。ただ完成度は如実に感じるわけで、例えば清湯の穏やかさが上品に旨そうだし、また少し霞んでいるところがエキス感すら思う演出があったりする。麺が見えないほどトッピングが豊富。これだけで確実にご飯一杯くえるはず。
 

f:id:TOMASSOON:20190117140103j:plain

 
 
 醤油が特徴あり、2種類の白醤油をブレンドし、それを「生醤油」のまま使用してるとのこと。「きじょうゆ」と読まず「なましょうゆ」と読みましょう。前者だと熱処理含んでしまうので。愛知県の「ヤマシン」、千葉県の「キノエネ」という蔵らしいです。カエシと言っても塩気を感じないほどに円やかな仕上がり方には、とても納得がいくものと思えます。正しく「和出汁」と言いたい・・・・これぞ和風らぁめんだ!。
 

f:id:TOMASSOON:20190117140314j:plain

 
 
 白醤油を使っている割には、淡い醤油ブラウン色合いが滲んでいます。これは魚介エキスの溶け込みが影響しているのか??。そしてそう思わせる乾物の使い方が素晴らしい。白い魚介醤油スープという味風景です。煮干の仄かな甘みを感じるのはよく分かるし、ニボっと来ない味表現は「白身魚の煮干」と察しました。鰺煮干しくらいはオレでも連想するんだが、店のうんちくでは、鰯の他に「鱈」も使っているとのこと。そんなのあったのねーーーー知らなんだ。また節系については、鰹節程度しか察知できなバカ舌ですが、宗田節・その他枯節等、数多くブレンドされてるみたい。うんちくの情報が多くて・・・・とてもそこまで味わってられん(爆)。けど旨いには違いない!。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141011j:plain


 
 一番気に入ったのは、アニマルオフのスッキリ感。ベースのスープがとってお穏やかなんでしょう・・・そして芳しいかと!。昆布と節系のしたたかさがベースにあればこそ、ダブル白醤油も魚介追加も受け止めるのでしょう・・・・。これは少し濃いめの澄まし汁のように、ただグビグビゴクゴクと飲み続けるばかりですよーーーー。
 
 

 

 
 
<麺> ご自慢の強力デュラムセモリナ粉配合のストレート麺!今度はちょっとスリムなスタイリッシュ細麺!
 
 葉月と言えば「デュラムセモリナ粉」で打った麺が、まるで代名詞のように頭に残ってる。これが無くなったら寂ししぎるぞと不安はあったものの、そこまで乱暴な変革ではありませんでした。しっかりとこれを踏襲した麺です。ただ・・・以前よりは確実にスリムになってる!。力強さはやや低くなった印象ですが、裏を返せば食べやすく、広く受ける感じにはなっているかと!。決して密度感高い感じはしませんが、汁の吸い込みが入っても強さのあるモチモチ感は流石です。強力粉の中でもかなりハードな粉なんだけど・・・加水高めだとしなやかにも感じますね。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141024j:plain


 
 今回はメニュー一新だかえら、気合入れて店のうんちく書きを拝見しましたが、タピオカ粉も入ってたのねー・・・知らなんだ。モチモチ感の謎がひとつ解けた?。汁は持ち上げが少ない反面、意外なほど浸透は許すタイプ。ただ伸びたりしにくい感覚だし、しっかりした風合いと歯応えが最後までキープしてます。スリムになった効果はありますねー・・・汁の浸透による出汁旨み感はアップした感覚!。もともろ風味感はあったような記憶なので、これは進化と呼んでよいのではないでしょうか?。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141038j:plain

 
 
 また量が丁度良い!並でも結構食べごたえあり、180g相当あるんじゃないだろうか?。大盛にしようか迷ったけど、トッピングも多かったし、腹いっぱいになりましたー。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 2種の醍醐味!炙りの香ばしさと柔らかさが嬉しい肩ロース肉!フカフカ柔らかさこの上なし鶏胸肉!
 
 流行を追いかけず・・・な部分と、ちゃっかり時代を読み取った感じがする2種類のチャーシュー。まず王道の豚肩ロースのスライス肉。炙りがしっかりと利いており香ばしさがふわっと感じさせる一方で、肉の脂が噛むと滲み出て、そして甘味と塩気を同時に感じさせます。見栄えよりは随分と柔らかく感じる歯応えが、どことなく上質感ありますねー。脂の味わいを楽しむ一方で、タレの浸透を感じる肉身の部分が、全体的に飴色に輝いているようにも思え・・・・これならビールが無限大に飲み干せそうなアテにもなりましょう。
 

f:id:TOMASSOON:20190117140338j:plain

 
 
 また以前に無かったと思われる、鶏肉のコンフィ状の胸肉。軽く洋風なスパイス感とハーブの風味が塩気と共に深く浸透している・・・・。真空&低温調理のいいところをすごく感じます。いろいろこの手の肉を食ってきたにもかかわらず、ものすごく柔らかくて感動もの!。この質感なら・・・チャーシューメンにも挑戦してみたいかも!。肉増し必須な予感。
 

f:id:TOMASSOON:20190117140326j:plain

 
 
 
 
<メンマ> ご自慢の材木メンマ健在!極太にしてとっても繊維質細かくシルキーな歯応え!
 
 東京でラーメン活動をするようになって、一番印象深いことの一つに「材木メンマ」があります。15年前の関西でも探せばあったのだけど、この旨さに遭遇する機会はやはり東京の方が多かった。特に、葉月のメンマは印象深く、ここに来ればこれを味わえるのも重要な楽しみの一つです。相変わらず、太っといの一言で深い味付けを感じる風貌。されど繊維質がきめ細かくとてもシルキーに噛みちぎれるし、味わいもとても香ばしいわりにあっさりと頂ける!。これなら冷酒がどうしても欲しくならざるをえないね・・・。嗚呼旨し。追加で別皿で味わいたいくらい。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141400j:plain

 
 
 
 
<ワンタン> タルトゥファータにトリュフ香りを仕込んだ洋風ワンタン旨し!無限大に食える!
 
 葉月でワンタンのイメージが無かったわけだー。なので今回はチョイスしたのですが、これはこれからのj葉月のウリになりそう。
 
 ・肉餡:豚ひき肉で肉厚タイプ、デカくて食べごたえあり
 ・皮:肉厚で皮も食わせるイメージ。皮自体もしっかり食わせる対象
 ・味:うす塩あっさりタイプ。トリュフ入りタルトゥファータ入り
 ・5個:数的にもボリューム大満足
 

f:id:TOMASSOON:20190117140350j:plain


 
 何と言っても「タルトゥファータ」でしょうね!。これはマッシュルームとガーリック、オリーブ等でペースト状になるまで炒めたもので、ここにトリュフオイルを混ぜ合わせたもの。我が活動ホーム「三鷹駅」界隈の「健やか」さんで定番に出てくるもので、個人的には馴染みが深い。ただスープに少量溶かして風味付けするんじゃなく、餡に練り込むとは贅沢な気がする!。これにより全体的いは中華風・和風と言うより、ワンタンは一気に洋風に感じるので、この少し際立った風合いが全体としては面白いし、個別には美味しい。これは激しくおススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141413j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 超熟成感!極まる浸透の深さは出汁熟成の甘さ!加えて醤油輪郭で香ばしい!
 
 味玉が深けぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・。醤油系のタレに存分に浸っている。卵白は完全に深く染め上げられており、コーヒー牛乳以上にコーヒー色に近い。ここまで漬けタレ深いと味はきっと熟成した甘味が深いはず。無論その通りで、卵黄の深くマチュアな味わいは格別でした。またこんなケースでは甘味が勝つものだが、漬けダレの醤油も同時に深く浸透しているため、このカエシの香ばしさも強い。なのでこの塩気と香りも濃厚な甘さというダブルの浸透旨さがあり、格別に旨いのであります!。100円なら安いと思うよ!。絶対にこれも注文すべしと思う!。
 

f:id:TOMASSOON:20190117141051j:plain

 
 
 
 
総じまして「時代を先取るイノベージョン!白出汁魚介のハイスペックニュー葉月らぁめん!!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。随分と思い切ったメニュー改革ですが、かなりの旨さで不安や心配なで微塵も残りませんでした。むしろ、塩と醤油を早く食いたくなってきた。現時点では昼過ぎに「葉月」のスープが先に売り切れるようす。何くっても旨いと思うけど、それ狙いだったらご注意ください。そんな感動気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20190117141835p:plain

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

f:id:TOMASSOON:20190117141707j:plain

YouTubeにまとめてみました!

関連ランキング:ラーメン | 雪が谷大塚駅御嶽山駅多摩川駅

 

 

A&I(アーパ・アンド・イデア) T&C タルトゥファータ 45g

A&I(アーパ・アンド・イデア) T&C タルトゥファータ 45g

 
黒トリュフペースト 「タルトゥファータ」 180g【Tartufi bianconi】

黒トリュフペースト 「タルトゥファータ」 180g【Tartufi bianconi】

 

 

 

セルマランドゲランド ゲランドの塩(顆粒) 1kg

セルマランドゲランド ゲランドの塩(顆粒) 1kg

 
カンホアの塩【石臼挽き】500g

カンホアの塩【石臼挽き】500g

 
粟国の塩 250g

粟国の塩 250g

 
ヤマシン 金完熟白醤油 1.8L

ヤマシン 金完熟白醤油 1.8L

 
キノエネ 白しょうゆ 1.8L

キノエネ 白しょうゆ 1.8L