ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3517】 本家 第一旭 新宿店 (東京・新宿御苑前) チャーシュー麺 + 九条ネギ増し 〜東京遷都以来の大事件!京都ラーメン東京進出!!あっさりジャンキーな味わい!

遂に京都ラーメンの源流が東京進出!
 私の中でラーメン的事件と言えば「ラーメン二郎 京都店OPEN」。あの二郎直系が関西に!しかもそれが京都に進出!それはもう、本当に度肝を抜かれました。京都オリジンな私にとっては、もうこれ以上の衝撃はありえないのかと。ところが今度は・・・京都ラーメンの源流「第一旭」が東京に進出してきたと言うではないか!?。平成最後の冬だと言うのに、これは真剣に衝撃を受けましたがな!!。中央線に揺られるオレは、思わずこれをネットで知った瞬間に言葉を漏らしてしまう・・・「んなアホな!ほんなん、ありえへんやろ〜!」と。
 

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 その衝撃は・・・関東感覚で言うと、横浜「元町・中華街駅」のホームで、初めて西武電鉄の車両見たときの驚き。さらにそれが「西武球場」直結なんて行き先を見たときの大衝撃。伝わりますでしょうか・・・瀧汗。個人的には、このブランドは、天下一品と並びソウルフルな一杯の最高峰。詳しいことは、とある板に書き込みましたので、暇な人はご参考まで〜。また「東京23区にある京都ラーメン」も少しまとめておきましたので、ご参考まで。
 
 

 
 

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 嗚呼、遂にこんな日が来たのか・・・行列中、そんな感じで一人遠い目線新宿御苑方面へ目線を送り深くため息を吐く。まるで地方競馬の雄を、中央競馬に送りこむ馬主にも近い、そんな深い期待と躊躇いを思います。また最近の例えでは、関西実力派芸人を東京オフィスに送りこむ、吉本敏腕マネージャの憂鬱といったところでしょうか。もはや嬉しいとか感情は通り越して、東京に根付いてくれるかの方が気になってなりません。
 

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そこには京都らしい「はんなりさ」は皆無!「あっさりジャンキー」が溢れる醤油のカエシとラードのコクなのだ!
 
 近年、京都ラーメンとと言う感じで少しはブランドめいた雰囲気はありましょう。しかし、私的には、関西弁が近畿一円一定に広まっているのと同じと感じます。ベースは同じような気がするのに第一旭だけは、特別扱いされる。それは、少しこそばゆいような居心地の悪さを感じますが、それが「本家」「元祖」「源流」たるプレゼンスなのでしょう。だからこそ、素のままクラシカルな味わいをベースに、そのうまさを感じて欲しい。そんな願いを思いつつ、受け取った一杯はこんな麺顔でした。
 

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 おおお!この見栄えは合格!!オレだけに熱く伝わるメッセージ。ネギが別料金なのは、京都だったら解せぬが関東なら仕方ないよ。むしろ気がひけたのか50円と安めだ。そして表層に浮かぶ動物系の脂エキスがいい!。香味油とかが「しゃらくせえ」と言わんばかりの豚鶏煮出しのそのまま感覚が懐かしいです!。京都系でも背脂塊が細かく浮かぶタイプじゃない。目を転じれば根切りもやしも薄っすら入ってて嬉しいし。嗚呼この麺顔が私の青春の顔。ママチャリこいて予備校に通ってたあの頃・・・。
 

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 これが京都なりの「豚骨醤油」ですわ。近年では、もっと濃厚で白湯系、もしくは関東系に近いのをそう呼ぶ傾向にあるので、今の一般的な解釈なら「醤油」ジャンルになるね。ところが、スッキリあっさり醤油味なんか予想してたら、あきまへんでぇ〜。「あっさりジャンキー」・・・私は個人的にそうカテゴライズしてます。さっぱり動物系ベーススープに、あえてパンチを聞かせて、こってりとあっさりの間の閾値ギリギリまで突き詰める。そんな、濃密な味わいが全体にじっとりと行き渡ります!。そこに化調系の輪郭と塩気が効いてスープ全部飲み干すと、後から喉が乾くタイプ(微笑)。
 

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 おや?今日のスープは気合が入りすぎたか(笑)、ちょっと塩気が強いかもよと言う感じ。今では、第一旭本店は、たまにしか帰省の際に食う程度なので、偉そうに評論するのもどうかなのですが。そこんとこ悪しからず。ただ、豚骨が沁みる醤油ベースに、青ネギのエキスがじわっとしみてくるイメージ。そして茹ですぎっぽいモヤシの汁が溶けるスープの風合い、それが溶け込んで非常にナイスでしたよ!。初めて原付免許を取って京都を遊びまわっていた頃を思い出しましたわー。浪人中は金がないから、ひたすら「天下一品」「新福菜館」「ラーメン藤」そして王道「第一旭」でしたもん!。
 

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東京でも近藤製麺?:第一旭新福菜館も・・・実は同じ製麺所なのですよね〜
 
 唐突ですが・・・高校から浪人時代をざっくり鑑ると、通ってた高校の近くに「ラーメン藤」という店があり、そこが当時は回数的には一番多い(高校の頃が特に)。そして近年になって改めて知ったことですが、この「ラーメン藤」がグループ化してる「近藤製麺」ってのがあるんだけど(逆か?)、その近藤製麺が「新福菜館」と「第一旭」に麺を卸していると言うではないか!。なんだよーーーーって、今頃関東平野を悔しく地団駄踏しました。それまで双方の違いにうんちく垂れ流してたオレが、猛烈に恥づかしい(キャーー!!)。
 

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「カタメ」と指定しなくてもそれなりにクッシリとした印象。見た目は汁を吸い込んでるような見栄えなのに、見た目とのギャップも手伝い、非常に歯ごたえをクシクシと楽しく感じます。ぬるつきが非常に少なく、そして麺と麺とがあまり張り付かない。持ち上げよりは、濡れて浸透する加減で、汁との一体感を楽しむタイプ。微妙に片目が好きな私の素性が、ここから来ているのかもしれません。なので、蕎麦ライクにも啜り食えるズボボボ感覚がいいね。かん水を否定する人もいまだに感じ取りますが、苦味は一晩程度の熟成で抜けてるって!。むしろ麺風味の良さは、かん水由来から来るのか?と最近感じている次第。オレとしてもまだまだ、ラヲタとしてハンパもんですな・・・。
 

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昔からこのペラペラなチャーシューを食って育ったオレだった!
 
 ラーメンに「味玉」「海苔」って当たり前のパーツなんでしょうが、私の育った周囲の京都ラーメンでは、皆無でした。「モヤシ」「ねぎ」「チャーシュー」のバリエーションで全てが決まる。味付玉子なんてものは、想像だにしませんでした。「ナルトもメンマもないけれど」って店が、横浜にありますが、それが王道京都ラーメンっすよ(爆)。
 
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 で、オレは当時どうしてたかって言うと、行きつけの「ラーメン藤」のオヤジと週一回ベースで絡んでました。当時の京都のラーメン店ってのは、「モヤシ多め」「ねぎ多め」ってのが無料当たり前でしたので、食欲旺盛な高校時代のオレはそんな感じでトッピングをMAXで注文をしてた(連れの友達全員そんな感じ)。それに愛想を尽かした店主が、配膳のタイミングでいつもその腹いせのように、「モヤシラーメン!(今日はモヤシ多め!)」「ねぎラーメン!(今日はネギだけ多めだぞ!)」とか呟きながらいつも配膳してた。いつも普通のラーメン注文なのにね・・・。そんな気のいいオヤジでも、流石にチャーシューはサービスしてくれへんのです。だからペラいチャーシューでも大切でした。
 

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 オレの中では、ペラいと揶揄しますが基本的には総合的に「ミルフィーユチャーシュー」と呼んでます。一枚一枚はペラいけど、まとめて食うとうまい・・・そんなイメージ。いつもドトールの注文カウンターで、ショーケース見ながらそんな記憶と絡んでる。今回は特に、バラ肉っぽい脂の多さがあって、記憶の肉よりも旨いではないか!。昔の追憶にある第一旭のペラいチャーシューは、ロースだったり、もも???だったりしたイメージで、わざと汁に沈めてから汁を吸わせてから食ったっけ。でも肉だけで味わうなんて贅沢はしません。
 
 
 まずは肉で麺を巻きつけて?合わせて食うやり方。肉をご飯と一緒に食う感覚と同じですよ。ちょっとずれましたが、こんな感覚で私は高校から浪人時代は、食い続けていた味わいー!。
 

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 そのほかにも、ねぎと絡めて食うってのもアリです。ちょっと写真ではずれがあってイメージしにくいですが、焼肉で言う「タン塩」を逆さイメージで肉で被せて食う。これはこれでありだったんです、当時のオレは・・・。
 

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総じまして「東京遷都以来の大事件!京都ラーメン東京進出!!あっさりジャンキーな味わい!」
 
 ・・・これ以上の言葉が私出てきません。喜多方系や白河系は言うに及ばず、ここ数年で台湾系だったり、広島系だったり受け入れて浸透してる東京ラーメンシーン。この冬から山形酒田系も気になりますが、自身のオリジン語る京都系も東京に根付いて欲しい!。よろしくたのんまっせ!と応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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