<春の陽気に誘われて〜やることなくてやって来た〜>
一年の中で一番自由に羽を伸ばせるGW。のはずが、日頃サボっている家の中の仕事・・・例えば、家の中のカビ退治と防カビとか、風呂の目地を補修とか、要らぬものの整理と処分とか、車の掃除とか等など、やることはたくさんある。一日ひとつづつ片付けよう・・・と言うことで、いつもの出勤時間に跳ね起きて、家中のカビ対策を実行するのです。最近は、とてもいい薬剤が販売されていて、新宿のTOKYU HANDSのスタフにしこたまアドバイスをいただきましたよ。その薬剤を使うのが楽しくて楽しくて・・・あっという間に1本なくなってしまいました。完璧!!。お陰で、ちょっと家族も私もいい気分になりまして、めでたしめでたし。「じゃ、ちょっと行ってくるね!」と堂々と、ラーメン活動に出かけると言う流れです。
朝から汗を流したせいだろうか・・・・塩を補給したいように、塩ラーメンが食いたくなっていた。宿題リストの中から、塩の店をピックアップしたところ、こちら「町田汁場 しおらーめん 進化 中山店」さんと相成りました。混雑覚悟でクルマを流しましたところ・・・GWは逆に都内エリアは空いているのでした!。246号のスイスイ〜、溝の口あたりもノーストップで駆け抜け、あっという間に中山まで着いてしまいました。早く着き過ぎて開店前の一番のり状態でした。
ぼーっと待つと、朝から働いたから眠気が襲う。しゃがみこんで10分ほどうたた寝しても、誰も後からやってこない。あまりに暇だったから、メニュー看板を眺めておりましたら、「伊吹いりこの・・・」なるものがあります。進化にこんなのあったっけ?と思ってネットで調べてみると、中山店限定らしいですねー。先人のコメント・レビュー・ブログをささーっとチェックしたところ、評価が別れるところも面白い!。じゃ、いっちょこれ食おう!と相成りました。
<塩気の中にフレッシュな煮干の風合い!苦味と甘味のコラボ感ある塩ダレがナイス!>
店の中に案内されて適当に座りますが、なかなか若い人向きの洒落た感じですね。カウンターがタイル目地調になっていて、あ・・・・風呂場の補修をやらんといかんと、急に現実に引き戻されそうになってしまいます。全体的に黒を基調としているようですが、BGMにビビッと来たよ!。GUN’S & ROSES じゃないですか!。ご店主がどうもGUN’Sのファンらしく、若い人にもウケてるなんて嬉しいじゃないですか!。どうせなら、もう少しボリュームアップしても良いぞ!と気分的に乗って来たところで、配膳が完了しました。それはこんな麺顔。
ううう!塩の名店系らしい清らかさと深みを感じる塩清湯。いつもの塩より色合いが少し濃ゆい感じがするところに、イメージ的に伊吹いりこのエキスを感じさせます。チャーシューのピンク色も可愛いく綺麗なことだこと!。香味油の漂いと、煮干エキスの泡立ちがとても美味そうな演出に思えます。
さてそのスープですが、意外に煌めいて深い色合い。レンゲに透かすと山吹色した透明感のようです。うっすらと香味油の余韻を感じますね。心静めて味わいますと、冒頭から煮干の挨拶から始まります。最初はチリッとしたビターな味わいと感じますが、徐々に味わうとそれに慣れてしまいあまり感じなくなる。それよりも、煮干の旨味感が結構フレッシュでして、塩気に引き出された煮干エキスのニボとした風味を豊かに感じますが、全体的には淡麗な輪郭。甘みも感じますが、塩気がやや勝ると行った煮干の味風景です。全体的には苦味と甘味のバランスがよろしく、馴染みやすい煮干感でした。
また微妙にアクセントを感じるのは、玉ねぎの微塵切り。玉ねぎエキスがあるだけで、煮干味が反応して凛とするようなイメージです。歯ごたえも少し感じたりして、煮干のフレッシュ感と共鳴する玉ねぎ感ですね。
<やや透明感感じる手もみ風ボコボコフォルムの多加水細麺!弾んで喉越しシルエット残す!>
そして、先人達の好みが分かれるところの麺ですが、ちょっと改良を重ねているのか、私的には非常に柔らかさの中に引き締まりを感じました。マイクロボコボ感覚というか、細麺なのに手打ちのようなフォルムがとても印象的。そして加水は多めなのですが、全体的に透明感ある見栄えでして、モチモチ感と言うよりは、ブルンブルンとした弾みと感じてしまうー。
またスープに濡れただけでとても塩気を引き上げてくれますし、味わいとしてもスープの風味と麺の食感がよく合います。口元のタッチは軽やかでズボボボボボっとすすり上げると、ボコボコしたフォルムが口の中を刺激して楽しい。滑りが良いので、喉奥までたどり着きそうになりますが、咀嚼の後で嚥下すると、喉元を駆け抜けるときに、麺のシルエットをはっきりと感じます。
これは好きなタイプかも。これでつけ麺などしても楽しそうですが、むしろブリブリし過ぎてしまうおだろうか・・・・。中山店限定の新開発麺。ちょっと個人的には宣伝しておきたいー。
<柔らかいレアチャーシューにも程よく効いた塩気が旨し!>
レアチャーシュー。肩ロース部位なのか?。少し塩気が効いていて、肉味の芳醇さとすごくマッチしておりました。また柔らかさも言わずもがなでして、特に、脂身と赤身の入り混じる部分の歯ごたえがソフト極まる。こう言う肉ならビールに合うだろうー。
ちなみに、クルマで来てしまったからビールが飲めなかった。悔しいのは・・・こちら、ハートランドとエビスと両方置いてあるのであって、実に悔しいー。ジャックダニエルハイボールまであるではないか!!。自論!ハートランドが歩いせは旨い。今回もその通りでありました。
総じまして、「煮干と麺双方の旨味の透明感が素晴らしい塩煮干麺!」と言う感覚でして、何のひねりもない感想まとめでごめんちゃい!。まだ、このブランドで、白醤油も食ってないし、ゆずの辛塩麺なんてのも、後から写真整理してからあるのを知った次第で、「進化」を知っているようでまだまだ序の口であります。再訪問は確実。電車で来れば酒も飲めるのだが・・・仕事の遠出外出では利用したいと思う次第です。食った後、いい気分になったので、カーステレオで「GUN’S & ROSES」をガンガン聴きながら、第三京浜を流して帰りましたー(痛快!)。気分が良いので、このままとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
咲き揺れる
躑躅眩しく
みなみ風
伊吹いりこの
香りも運ぶ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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