<こだわりの鶏出汁!東横線を見逃すな!!>
春間近。マジかと思うような組織改革も間近。4月になるのが怖いです。ラーメン食えるの週末だけになってしまうかも・・・。今はぶつぶつ文句言っても、毎日適当にラーメン活動できてますからね。東横線に揺られながらそんなことを考えつつ、ちょうど昼飯時刻に近くなったので、中目黒通り過ぎて「学芸大学」まで。
それにしても、東横線学芸大学は、ラーメン活動にはよいところですな!。醤油なら「びぎ屋」がある。鶏白湯なら「たけいち」がある。ほかに「青葉」「風は南から」もあるし、「すする」はここが本拠地だ。飽きませんなー・・・・。で、ほかにない?と言われれば、忘れてならないのが「麺LOBOひろ」です。確か焼き鳥店の業変店舗でしたっけ。開店当初に訪問したときは、いきなりのハイレベルだったので、度肝をぬいたのです。【かなりの上質を感じる鶏エキスのこだわり】って感じでしたっけ・・・。久しく訪問してませんでしたので、今回二回目の訪問となりました。今回もデフォルト「鶏そば」をチョイス。900円という強気な設定ですが、前回は醤油だったので、今回は塩とさせてもらいましょう。ほかに淡麗煮干なんかもありましたが、かなりメニューバリエーションも増えていて、これは発展軌道に乗ってるなーと感じます。
店舗は、テーブル席と奥に大きいカウンター席があって、案外広いです。昼飯ピークでちょうど満席になる程度で、行列せずに済むところもありがたいです。厨房が少しのぞけますが、座った目の前に、丁度低温調理している、行程中の豚肉がたくさん見えまして、なるほどこういう風に一気に作り上げるのかと・・・ちょっと勉強になりました。自宅にジップロックが余ってるから、一度真似してみようかしら。
<鶏ガラエキスがグイングイン〜〜と塩気で引き出されておるのだ〜〜>
客層は、ビジネスマンもおられるし、自由業ぽい人や、ガテン系っぽい方々など幅広いです。中でも注目してしまったのは、私の隣客。彼は本当に大変そうで、ラーメン来る直前まで、カウンターでノートPC叩いてた。つい先ほどまで、これ以上忙しくなったら、ラーメン活動できないと嘆いでいた私とは大違い。やればできるのだと勇気をいただいた・・・そんなタイミングで、私の前に配膳がすすむ段取りです。それはこんな麺顔。
うわー、ピッカピカに麺顔全体が、30ワットの白色電球のように光り輝いております。丁度真上にライトがあったのですが、それを反射して跳ね返すほどの透明度。そして香味油の浮き。器全体も鮮やかな白なので、透明度にごまかしがきかない。まさにピュア!イッツピュアァ~な麺顔です。
面白半分でレンゲでスープをすくい上げる。浮く香味油が光の陽炎のようになり、レンゲの表面に影を作る。バイカル湖に光が差すようなところでまず感動します。そしてそろそろ味わい始めるが、見栄えに反してしっかりしたエキス感を伝えます。鶏も素材をこだわってると思うし、また鶏ガラの処理がとても丁寧と思え、動物系エキス感が強く感じれてます。そして少し塩気を感じるのですが、それがまたグイングインと鶏の旨みを引っ張り出しているようなイメージ。目を閉じると淡麗とはまた違った味風景が広がります。グイグイではありません。グイングインです、しつこいですが。塩の効き目に旨みエキスが反応してるような、生き生きとした味わいがすばらしいー。
また少量の柚子皮とネギの薬味、そして香草ですが、溶けだすとこれがまた仄かに風味が広がり、これまでグイングインな鶏塩風景に、香りの風がすこしそよぐのが快感です。しかし、これだけでは無かった。「生の青海苔」が少し提供されるのですが、これを後半にいれると、少し味がカオスになり、これまで旨い鶏塩感で緊張していた味風景が、いっきに和やかな春の海にでもなるような、ゆるやかさが広がるのです。味に緊張と緩和があるとしたら、こういう味変化ではないだろうか・・・。青海苔という意外性も頭の中で膨張していきましょうか。
<しなやかにして風味と密度感を合わせ持つストレート角細麺がナイス!>
これも上質感あります。漆喰のような色白なきめ細やかさがあり、最初のうちはすこしクツっとた部分を残します。そしてすぐに汁を吸い込んでしなやかな流れ、こしつきになります。箸でリフトするとキッチリと整列するのがまた気持ち良い。前歯を当てて力を入れれば、スパスパと淡泊に切れてゆき、そのあとはリズミカルな咀嚼へと。奥歯で束になったそれをプレスすると、ぶつぶつっと潰れていくのが楽しいし、汁の旨みと一体になった味わいが、いい感じです。
ずぼぼぼーっとすするにもいい感じ。毛細管現象によるのか、スープの持ち上げがよいね。後半に入れた青海苔が自然と地肌に貼りつき、ジラフな文様を形成しますが、それもまた一興でして、麺の風味に変化を与える。なるほど、なかなか考えられた味変化の工夫です。
<鶏チャーシュー格別!ロースの半レア肉もナイス!>
焼き鳥屋?だったからか、肉も旨いね。鶏チャーシューは絶品で、柔らかく、食っていると溶けていくほどにすっとなくなっていく。ズルい・・・もっとオレを楽しませてからにしてくれ、去ってゆくのは・・・・。また豚のロース肉の半レアチャーシューもなかなか。塩気が薄いのに、浸透液の質感がふわっと香り、旨みとなって感じられる。これも特製にして肉増しにしてみたいのだが、かるく野口英世が飛んでいくので、やめといた。酒に絶対に合います。こちらのビールはハートランド。なるほど!。ハートランドのある店は旨い店という法則です。
総じまして、「鶏塩エキスのピッチリ感とふくよかさ!ズルいほど旨し!」と言うあまり考えずまとめてしまいまして、ごめんちゃい。今年はもっと訪問ピッチを上げねばなりません。淡麗煮干も、フォアグラもまだ食ってないし、宿題みたいに感じますしー。ごちそうさまでした・・・・おいしかったです。と席を立ち、軽く告げて帰ろうとすると、ちょっと強面かなと思ってたご店主が、愛くるしい笑顔で、またおまちしてますと送り出してくれた。そのギャップ感に魅力をまたグイングインと感じてしまいました。近いうちにまた来るかも。ラーメンの街、学芸大学まで・・・。そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
麺LABOの
姿きらめく
鶏そばに
憂さも晴れやか
心ときめく
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
では、YouTubeにまとめてみました!
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