ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3347】 麺処 あす花 (東京・水道橋) 冷たいしおらーめん + だし炊きごはん ~更に進化な味わいとホスピタリティー!これからの夏の定番!

<陽射しが緩んだ隙に狙ってみた〜!神保町を北へ西へ>

 普通の暑さが涼しく思えてきた・・・・。更に雲が広がって陽射しも多少和らいだ感じだったので、久しぶりに神保町駅から歩くこととしました。狙いは「麺処 あす花」さん。移転後に食った塩らーめんが実に好印象でレベルアップを感じました。そして夏限定で「冷たいしおらーめん」として登場しているというのだから、ここは見逃せない。最寄駅は「水道橋」なのか「神保町」なのか、非常に悩ましいロケーションですが、行けるときに行っておきましょう。

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 ちょうど混雑になる前だったようで、先客はパラパラ状態で少し心配しましたが、後から学生さん中心にしっかりと混んできました。この日は一人オペレーションのようで、あす花さんも大変そう。しかしそれでも笑顔接客はナイスな感じで、結局それ目当てだったりする・・・・私も不埒な野郎の一人です。

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 前回のレビューでも伝えましたが、「だし炊きごはん」が無料サービス。これが実に全体的にコスパを高めるだけでなく、質感がありあり。なのでホスピタリティーとすら感じてしまう。この感覚、どこか東横インの朝ごはんにも通じるもんあるよね・・・・。安いホテルなら他にもあるけど、お母さん的サービスが客の心を鷲掴み。炊き込みご飯系って、実はどこか男が惚れやすい食べものかもしれません。
 

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<冷えても本領発揮な鶏和出汁の穏やかなフィーリング!円やかな塩気〜🎵>

 一人オペレーションで、冷やしを作る作業は手間だろうな・・・。厨房から氷をガチャガチャ出して麺を占めているんだろうなーって音を感じとり、そんなことを思う。だから売り上げに貢献しようと思うのだけど、平日昼間から酒を飲めるわけもなく。一度、休みの日の半端な時間帯に、空いてるのを見計らって訪問しようと考え中です。決して、あす花さんを占有しようという悪だくみではありません。そんな感じでうだうだ考えてたところで、お呼び出しがかかり、直接受け取ったのがこんな麺顔。

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 おおお!鶏肉チャーシューが立派でさることながら、薬味の中に広がるキュウリのカットがあるだけで、冷やしのイメージがしっかり伝わり、冷涼なる和食感すら覚えます。半透明なスープはしっとり感が伝わるし、またアオサがアクセントとなって、食欲を掻き立てる美しき麺顔といった感じです。

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 レンゲでゆっくりと味わいますが、実にいい鶏ガラ感の広がり。決して重くなくあっさりと仕上がっているところが、冷やしとしてとても合ってます。あっさり過ぎるとまた頼りないところを、塩気がほどよくまとめている感じ。冷たいと出汁感が出にくいところを、旨くカバーしている味の濃さが見事です。まさにスッキリ鶏ガラエキスの浸透感!

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 しかしそれだけでなく、魚介の旨みがこれまたいいバランス感です。鶏エキスを意識集中して堪能したあとに広がる味わいは、確かに魚介。煮干系というよりも、節系とか貝類のエキス感で、「やわらかい滋味」といったフィーリングも見事。鶏の旨みを下支えするホタテエキス。旨いコンビネーションが冷え冷え出汁の中に炸裂。

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 また薬味がいい。味のお化粧が上手いという感じで、白ネギの千切りをベースに、冷涼薬味の王道「茗荷」と「大葉」があしらわれ、軽くペッパーが降りかかってます。この薬味が冷えた塩スープを、一気に色めきたたせ、食欲のスイッチを入れるだけでなく、麺とも絡んで歯応え感にアクセントももたらす!。まさに高機能化薬味です。
 

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<きっちり冷やされてグイグイと引き締まる多加水ストレート細麺が汁に絡む!>

 キンキンに冷えた麺が、非常に食感や風味を楽しませてくれます。極細に近いストレート細麺で、ややボコッとしているフォルムがナイス。また加水は高めで、冷水で引き締められて透明度が増した見栄えです。薬味よりも細いため、それと絡みやすくなるのでしょう。麺量もしっかり140前後あるみたいで満足。

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 風味が実にスープと一体化して、まるで味が浸透しているのかと思うほど。細麺なのでスープを持ち上げやすいのかもしれません。前歯で千切るとプツプツと弾力あり気で安易に切れ込む。表層はとてもツルツルとしているので、口当りから喉奥まで抵抗少なくズボボボっとライトにすすり上げます。束になったそれを奥歯でプレスすると、意外に強い弾力を更に感じます。こういうところでも食べごたえを感じます。

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 そして麺を半分程度食ったところで、汗が引いてるのも実感。やはり、体の内側から冷やすってのは、効果が絶大ですねー。




<出汁の浸透と淡白な鶏肉旨味!微妙な焦げも食欲そそるチャーシュー!>

 鶏の胸肉チャーシューも、なかなかナイスです。とても淡泊な旨みで、肉の繊維質の隙間にスープがゆっくりと浸透していゆき、薄っすらと出汁を吸い込んだスポンジ状態。軽いうす塩状態で奥歯に挟み力をゆっくり加えて味わう。肉本来の旨みも確かですが、軽く部分的で周囲についた焦げが、香ばしさを誘います。一切れは、そのままプレーンで味わいましたが、残り一枚は、薬味(大葉と茗荷)を少しだけ載せて巻き込み、食らいましたが、それ絶対に冷や酒が欲しくなる味わい。こういうのも旨いね・・・。やはり、休日に再訪すべしだ。

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<無料サービスのレベルではない!お焦げが旨し!だし炊きごはん〜最後は出汁投入>

 このご飯が旨すぎる。無料とは考えられない・・・。ニンジン・鶏肉が確認できますが、ほかにも生姜が混ざってます。この生姜の存在の清涼感、そして鶏肉の芳醇なエキス感、根野菜独特の甘味が、実に深くご飯に沁み込んでて・・・・実に旨し。それだけでなく、憎いことに「おこげ」をしっかり入れてくれてます。このおこげが最高に旨い・・・・。無意識で一気に食いつくしてしまいそうになりました。

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 ちょっと試しに、残り2クチ程度で、冷えた出汁にかけてサラサラっと茶漬け風にして最後に〆ました。嗚呼・・・極楽なエンディング!。

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 総じまして、「更に進化な味わいとホスピタリティー!これからの夏の定番!」と言う感じでして、これは夏を感じるたびに食いたくなる逸品ですねー!。まだ「赤いらーめん」を食えてないので、それ狙ってますが、次回迷うこと確実。すっかりまた食いたいモードです。時々、夜の部も開催するようですので、Twitterもまめにチェックしなきゃね。ともあれ、うら若き乙女のお店は、美味いとなれば応援モードは更に上昇!。そんな気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   疲れ切り
   暑さ息切れ
   ひと休み


   沁み入るエナジー
   あす花の冷や塩



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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