ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3585】 塩生姜らー麺専門店MANNISH (東京・神田) 塩生姜らー麺 味玉入り 〜美しき鶏塩旨みと素朴なる生姜滋味!まさに晴れ渡る美味さここに有り!

献血後にちゃっかり麺活!塩生姜の名店移転視察!
 都内に外出ついでに昼休み前に間があるので、有効利用と社会貢献を兼ねて有楽町で献血。ネットで予約できるのでとても重宝ですね。丁寧な応対を受けて400ccの血液を寄付しました。実は今の会社は神奈川県にあって、そちらでも時々献血したりします。同じ日本赤十字社でも、事前の健康チェックみたいなのが微妙に違ったり、またお菓子やドリンクなども違いが面白い。私は有楽町のベンダードリンクで、ワンタンスープが非常に興味をそそられました。やはりどんな状況でも中華そばの汁が気になるんだよね・・・。
 

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 さて献血後のはゆっくりと体休めて水分と甘いものを摂取。そしてこの後の仕事と麺活でも計画するか!とスマホを探って調べてみます。するとなななんと!!!!塩生姜の名店が新規移転OPENの情報を発見!。これは正直ビビったよ。すぐに慌てて飛び出そうとするところなんだが、アイスクリームやら、せんべいやら、クッキーやらで実は少々小腹が張ってたりしる(苦笑)。しかしこんなラッキーな機会はないと思われ、少々無理してでも食おうと正午過ぎあたりに突撃してみました。
 

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 とは言いつつ、全血400ccって抜いた直後は少し体が重いよな・・・。心は焦るが小走りも危険な気がして、神田駅からゆっくり歩いて入ったのだが、丁度、開店時瞬間混雑と昼飯ピーク混雑の隙間に入り込めたようす。すんなりと空席1つにスベリ込めました。直後には店前で行列が発生です。さてオープニングで店内は活気。常連客も酒もって祝いに駆け付け食いに来たり、厨房だって応援多いみたいで和やかです。以前は地下に潜った怪しさも良かったんですが、一転して新店舗はガラス張りで明るい!。そして一方、生姜星人のご店主は、この日は地球人の風貌(twitterアイコンご参照)。何はともあれとても楽しそうな開店風景っていいね。
 

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<全体&スープ> 明るい鶏出汁と二段仕込み的に後から効いてくる・・・きなしょうがの演出が素晴らしい!
 
 ところで、献血する度に「血が足りねえ、何でもいい、食いもんじゃんじゃん持ってこい」という台詞が浮かび、いつか誰かに使いたいんだよね・・・。また今日も・・・つまらんものを語ってしまった。本来なら「肉増し」や「特製」「大盛」などで満たしたいところですが、直前に菓子食いすぎて、今回はデフォルト+味玉(意地)とさせていただきましょう。そんなちょっと乗り切れない不安を抱えた一杯は、こんな麺顔をしてやってまいりました。
 

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 おおお!実に明るくてピカピカしてる全体感!。表層に広がる鶏の旨みエキスが素晴らしい。ペイズリーがうごめくようにゆったりと泳いでいる。そして透き通ったようで少し霞がかっているのも旨さを感じる。見た目は生姜塩というより「鶏そば」って感覚。器のモダンさやトッピングの色合いが斬新に見えたりもします。こんなにエキス感が濃ゆいのに、不思議なほどさっぱり感が溢れるのは、やはり塩生姜の先入観なんだろうか。
 

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 スープの不思議さに負けて最初からスープを丼クチ直付けでいってみました。すると・・嗚呼~仄かにじんわりとくる生姜の刺激。そして塩味に支えられた淡くもシャープな味わいが感じられます。そして塩が尖らないのは鶏コクと深く結びついているからと思われ、動物系の旨さがしっかりと支えています。これはジーンと染み入るねぇ~、まさに冬の寒さにはありがたいし、また胃が暖かくなり心から落ち着く感覚。よく見ればポツポツと生姜の欠片が浮遊しているのが分かる。兎に角、鶏の芳醇さをベースとした仄かな生姜刺激が、いかにも上品な旨さ。これはラヲタと言われなくても広く受け入れやすい旨さです。
 

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 ・・・と前半はそう思ってたんだが、実は後半に味の雰囲気が変わる!。何もせずとも途中で味変化するのがこの一杯の真骨頂!!。実は生姜を擦った欠片や、旨味を更に忍ばせる挽肉が、わざと丼の底に潜ませてあるのです。これは面白い展開だったわ!。食い始めて麺などをズリズリと啜りだして攪拌さえていくと、全体に行き渡り始める。すると生姜の欠片が少し大きくなり、数が増えてくる!。そうなるともう明確な生姜のニュアンスが広がり、密かに酸味すら感じる生姜の清涼感がぶわーーーーっと展開されて痛快!。単に刺激だけでなく、鶏の旨みとしっかりコラボしますから、金属的なジリジリ感は皆無です。店のうんちく書きによると「きなしょうが」使用とのこと。初耳食材でさすがにコメントできん~。
 

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<麺> 三河製麺:風味を感じさせ!汁を吸い込んで旨み感じさせ!両方のツボを押さえたストレート細麺旨し!
 
 確か・・・麺箱がどこかにあったはず(違ってたらゴメン)。全体的に非常に上品さを感じさせる細麺。まず「ストレート」「色白」という見栄えからくる上品さで、いかにも今風の風流さを伝える質感。実に悪くないし、店とラーメンの明るいコンセプトにも合いそうです。
 

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 そして「風味」がまた上品。パツパツとした密度感はなく、どちらかと言うと潰しは抑えめなイメージで優しい歯応えなんだけど、表層は汁を吸い込みがちだが、芯や中まではそうはいかない。やや湿りつつも渇きを覚える部分が前半には感じられ、そこを前歯で千切ったり、奥歯でクシクシと噛み潰す時にはふわっとグルテンの風合いを知ったりします。噛むことで香りを楽しむって部分が少し自分の中ではあるんですよね・・・。
 

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 最後に「旨味」。これは汁がしっかりと麺に吸い込まれて、汁の塩気と麺の甘味が一体化した旨さを感じています。もはや唾液の化学反応助けをあまり借りずとも、旨味を感じるときもあるか?。クチリと短いタップで奥歯でプレスされるときの旨みが、実に爽快。後半にはこれを楽しむのが我流でございます。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 鶏モモ肉が固くならずに旨みが溢れる!鶏皮も芳醇な甘みあり!
 
 お仲間の「生姜は文化。@巣鴨」は豚バラロール。こちらは王道の鶏モモ肉といった違いがあります。この鶏のモモ肉って、ちょっと手料理経験がある方なら分かると思うけど、時々固く引き締まったりする食材なんですよねー。しかしそれはそれで、噛み締める楽しさなんだが。この一杯の上品さからは、当然柔らかさを大いに期待したいところですが、見事に応えてくれました。
 

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 ふかふかのモモ肉。しかも薄味でスープの塩気だけで十分と言う感じ。肉繊維の隙間にスープエキスが入り込んでいくか、毛細管現象のような深入りすら覚えます。噛むとスポンジ状態でじゅわ~と旨みが広がりますが、そこには鶏皮の脂のコクも加わります。またこの鶏皮が旨いのなんのって!。まるで蒸したか?のようなアッサリ味でふわふわな感覚。これほど食べやすい鶏皮は、容易に思い出せませんぜ・・・。素晴らし!。こんなことだったら・・・無理して肉増しにするのであった。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> ナイスな塩味玉系!すっきり塩だれが深く浸透し熟成感の中で塩気が旨い!
 
 見た途端、味が予想できました。真っ白な白身は塩ダレ浸透の証。しかも塩系のスープですからコンビネーション抜群です。見た目以上にタレが深く浸透しており、味わいの中には熟成にも似た円やかさが感じられます。白身のフルフルとした揺れる中にも塩だれの旨みが感じられ、また卵黄に沁み込んだ部分にはマチュアな甘みすら覚えます。しかし基本的には塩味が凛としており、玉子本来の味と塩気が交じり合って・・・非常に馴染みやすい味玉の旨みでまとまっている。嗚呼・・・全く味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「美しき鶏塩旨みと素朴なる生姜滋味!まさに晴れ渡る美味さここに有り!」
 
 ・・・と言う感じでしょうか。この界隈はビジネス街のど真ん中で、ニーズは非常に高いエリアですが「生姜のラーメン」としう認識は既に定着してる様子。移転情報をかぎつけて昼飯時は一気に混雑するかもです。しかし並んでも食う価値あり!。またつけ麺や限定などメニューが増えたころに再訪問です。そんなお祝い気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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献血ラッシュ 第1巻 (花とゆめCOMICS)

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