ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3157】 つけ麺 凌駕 (東京・大岡山) 辛ネギ濃厚らーめん ~辛ネギパンチ鋭くスーパーリッチな濃厚豚骨魚介麺!

<賢い学生さんたちを濃厚に惹きつける二号店誕生!>
 
 今回は、ちょっと珍しく社外セミナーなんか受けに来たりして、学生気分になっちゃったりしました。未来予測とAIに関すると言う、まあ普段の私とはかけ離れた内容なんですが、刺激されたことは確か。もうちょっと普段のラーメンに対する妄想力を、ビジネスに活かせられないかと、考え込んだりする次第です。普段使わない頭の筋肉を使ったためか、急激に腹が減ってきたー。もう辛抱も出来ないので、近場の大岡山界隈でラーメン活動に切り替えました。
 

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 どうせなら、新店舗の開拓と応援をしよう。「らーめん凌駕」の2号店なるこちら「つけ麺 凌駕」に突撃です。時々、大勝軒オマージュなる限定を提供してくれるのが、とても個人的に気に入っているブランド。なんとなくそんなイメージで、もう豚骨魚介系の汁系を食うことしか頭にありませんでした。つけ麺屋なのに・・・。
 

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 店内は、全員若い学生風の人たちばかり。仲間と楽しく会話をしながら、ガッツリ食うという懐かしいやら羨ましい光景が飛び込んできます。なるほど東工大の近くだものね。外見で判断してはいけないが、普通の一般的な若者は、将来日本と世界のテクノロジー発展に寄与してゆくのでしょう。AIしかりだな・・・と考えたら、とても頼りがいがある若者たちに思えてきた。仲間とワイガヤしながら食うには、確かにつけ麺がいいね。麺が伸びる心配はないわけだし。
 
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 今回は、昨年末あたりに一度、自分の心の中で火が付いた「辛ネギ」を放り込んでみました!。
 
 
 
<濃厚豚魚と言うより「濃密豚魚ポタージュ」のような滑らかさ!>
 
 客の学生さんたちばかりでなく、厨房内もまた若い。最近の新店舗って、いきなり若い店主がハイセンスの一杯を提供してくれるから時代は本当に変わったねー。もうどの業界でも老け込んでおる場合ではないのだ・・・と気を引き締めたところで、ちょうど配膳が完了。それがこんな麺顔。一度引き締まった精神が、一気にまた緩んでしまう。
 

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 おお!パステルのような温かみある色合いの豚骨魚介!少々ワイルドな辛ネギの山!まさしく今その瞬間に食べたかったそのものですから興奮を隠しきれません。周囲もはばからず、写真メモを手早く済ませて、いただきますの合掌も忘れて、若気を取戻しガッツキはじめてしまいました。
 

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 さてこのスープ。薬味の魚粉と、辛ネギの味が侵食するまでに、ベースの味をしっかりと受け止めようと、デフォルト状態をまずはひと匙レンゲで味わう。メニュー名称の通り、濃厚だとはわかっていて味わったが、その期待を越えていきました。濃厚と言うより、これは【濃密】といった方が正しいかも。とにかく魚粉感のざらつきがほとんど感じることなく、粒子が微細なのです。そして豚骨以外にも、おそらく鶏モミジ等のコラーゲン系の溶け込みもとてもきめ細かくて濃密。このため見た目以上に、とろりとした感じがすごい。ポタージュかと思うほどですので、ここは【濃密】と受け止めた次第です。煮干は苦み排除の甘味系。醤油ダレはほぼ下味程度の塩気感覚。まさにエキスの集まりってな味わいでしょうか。
 

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 ここでようやく魚粉が混じる。この瞬間でああ・・・またおまえか!またおま!!豚骨魚介!!!と相成るわけで、お久しぶりねとスープに心の中で呼び掛けてしまいます。一段と味が濃くなり、水を欲する。ここでまた食い進めると、辛ネギの山が崩れだして、いよいよ侵食してきます。辛味が染み混むと、味ががっしりとしてきます。辛味というよりスパイス感でしょうか。テーブルセットに一味があるのですが、辛ネギは少し唐辛子を発行させた系の味わいを含むので、少し酸味が加わってくるわけです。なので一段と味がカオスになりだして、ズドンと胃袋に来るような満足感ある豚骨魚介系に仕上がっていきます。
 

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<馴染み深いモッツリモチモチ多加水太麺!大勝軒系のニュアンス〜>
 
 この店の麺は、カネジン食品だったんだっけ?。あやふやな記憶ですが、どちらかというと大勝軒系の太麺を連想させます。加水が高めのモッチリ感覚あるタイプで、縮れでなく、捩れてボコボコしたようなフォルムです。なので勢いよくすすり上げると汁ハネを巻き起こすので、サービスで紙エプロンが用意されております。使いましょう。
 

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 前歯でプツリプツリと意識的に切ってゆき、明るい弾力を楽しむ。奥歯へ運んでプレスすると少し反発したようにモッチリモツモツっとした抵抗感の後、潰れてスープの味わいと同化してゆく旨み・・・たまりません。表面はツルツルしているのに、またスープがポタージュのようでもあり、麺もボコボコしていることから、よくスープと絡みます。ちょっとしたライトなつけ麺を食っているような心象にもなります。
 

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 こんな感じで楽しんでたら、ところどころ辛ネギが紛れ込んで、これまた楽しい味わいにさせます。
 
 
 
<発酵系唐辛子まみれでスープにも麺にも大きく関与する辛ネギ!>
 
 辛ネギトッピングは大成功です。これは3つの楽しさがあり、まず一つ目は、発酵系のニュアンスが少しあるので、単なる唐辛子まみれとか、辣油まみれとは、どこかしら趣が深いと感じさせる点。そして二つ目は、割とフレッシュな苦みが大胆であること。これにより、後半に重たいと思わせる濃厚スープに、いい清涼感を与えると共に、麺を一緒に混じった時にもその苦みが混じって、食欲を増進させてくれます。最後の三つ目は、やはり歯ごたえ。カットされたサイズ感がいいのか、とても麺と絡みやすくて歯ごたえが麺とネギで二段階・二重に感じられることもあります。
 

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 スープにも麺にも陰で貢献してくれるし、単体で食っても酒が進みそう・・・・昼でなかったら缶ビール必須でしょうな。
 
 
 
<ピンク色の赤身の肉味と脂身のナチュラルな甘みがナイス!缶ビールをくれい!>
 
 缶ビールと言えば、このチャーシューもナイスで相性がよいです。メニュー表の説明書きでは、チャーシューは1枚表示だったのですが、実は2枚。焼きの火加減調整が絶妙のようで、中心部分あ淡いピンク色です。レアではなく軽く火が通っている薄味の肩ロース肉か?。しっかりと肉味が楽しめて、また脂身が適当に香ばしさあり、余計な脂部分が抜けているような、ナチュラルな甘みがナイスでした。
 

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 総じまして、「辛ネギパンチ鋭くスーパーリッチな濃厚豚骨魚介麺!」と言う何だか捻りが全くないまとめ方でごめんちゃい。やはり、今食いたいと思ったそのものを、タイムリーに食えると気分爽快ですな。小遣い残り少ない中、好みから外れたら泣きそうだったんですが、思い切って「辛ネギ濃厚」にして良かった良かった。気持ちよく退店しようと「ごちそうさま」と告げると、先客学生はまだ話に花が咲いていて食事中でした。今しか味わえない青春のラーメンを存分に楽しんでください。そしてご店主も頑張っていただきたい!。そんな痛快気分の一杯でありましたー。そんな感動を忘れないように、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 
   月末に
   プアーな財布
   身も寒し
 
 
   癒す豚魚は
   スーパーリッチ
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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