ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3119】 狐狸丸 (東京・蒲田) 鯛塩そば・淡麗 ~優しさとしっとり感極まる崇高鯛塩そば!

<ラーメン激戦区に崇高なる鯛そば>
 
 今年の冬は、パッチを履かないで過ごそうと思っていたのすが、こうも寒くては辛抱ができず。とうとう買い置きパッチを着用してしまいました。上にズボンを履くと腹回りがキツくて・・・未だに正月太りが解消されません。でも外回りで寒い思いするよりはいいか・・・。
 
 さて蒲田へ・・・ここもラーメン激戦区。店の入れ替わりがちょくちょくありながらも、店舗数の多さは相変わらずですね。とある外出時のランチタイムの蒲田で、今の私にすぐに思いつくのは「煮干しつけ麺宮元」ですが、やっぱり行列が発生しておりました。短い休み時間なので諦めて・・・東京工科大学方向へ。今回は、狐狸丸さんという気になってた新店舗へと向かいました。蒲田というと「ガッツリ」「濃厚系」なイメージなのですが、こちらは「鯛をつかった淡麗系」が人気ということで、少し差別化が魅力的。ロケーションも激戦スポットからは少し離れたところにあり、駅前周辺の客寄せ吸引力に負けないように、頑張ってほしいところです。
 

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蒲田の逆襲 (笑う地域活性本)

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ぴあ蒲田大森食本 (ぴあMOOK)

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 駅前に比べたら人通りが凄く少ないですが、流れてくる人もそれなりでして、定食屋がパラパラあるところに店を構えてます。満席は嫌だけど、少なすぎるもの寂しい・・・と思いつつ店内に入ると、近くの女子学生2名が楽しそうに食っている。やはり女子が店にいるだけで雰囲気華やかです。なるべく邪魔をしないように、一番遠くの席に陣取りましょう。今回は「しお」を選ばせてもらいました。デフォルトで820円。強気というより、材料費の違いと言ったところでしょうか。

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女子ラーメン部

女子ラーメン部

 
風味絶佳!!女子ラーメン部 2010年 05月号 [雑誌]

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<程よい塩気に引き出された鯛の風味とエキス!崇高なり〜>
 
 食券を手渡すと「淡麗か濃厚か」訊かれるという機会は良くある。けれど、そのすぐ後に「淡麗がおすすめです」と言われれば、どうしてもそれを選んでよね。でも素直になったほうが良いことが多いので、素直にしたがうことにしましょう。カウンターの壁にある「鯛茶漬け」の食べ方指南なんか読んで待ちますが・・・お小遣い足りない私には、諦めざるを得ない。人間辛抱と自分に言い聞かせたところで、配膳が完了いたしました。それがこんな麺顔です。

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 おお!チャーシュー別皿!?そして一見して素ラーメンのように見れるけど、塩焼きした鯛のほぐし身がしっかり乗っておるではありませんか!?。いきなりコダワリを見せつけられたようで、何だか気持ち的に身構えてしまいます(嬉しい方向に)。これは、ガツガツと食らうより、じっくり感覚を働かせて食いたいタイプです。

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 まずはレンゲをとってひと匙すすってみる・・・・おお!華やかで軽やかな鯛の香りが一気に広がります。日本人にとって鯛は特別なものですから、この味にどうしても有難味を感じてしまう。豪勢というより、心に喜びを感じる淡麗な味わいですな。鯛のアラでグツグツ炊き出すのではなく、ストレスなく染みださせたようなサッパリして、なお柔らかい味わいが響きます。和の料理っぽいね。そして塩気がとてもいい感じ。これ以上でもこれ以下でもない、塩気と旨みの境界線がせめぎ合うレベル感です。逆に塩気があって鯛の旨みを引き出しているのかもしれない。鯛塩の旨さはテッパン級の安定度です。焼鯛のほぐし身の香ばしさ、身と皮周辺の旨さも、徐々にスープに浸透してゆき、箸とレンゲが止まらなくなります。

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 でも和出汁ではなく、しっかりとラーメンしている存在感。鶏ガラのエキスも柔らかく浸透しており、そこがラーメンとしての食べ応えに通じるところかもしれません。時間経過で麺の風味もスープに移るし、食えば食うほどやっぱりラーメン!と思えてきます。一旦落ち着いて壁の説明書きを見てみると、宇和島真鯛と、大山鶏を使っているとのこと・・・なるほど素材も洒落てる!。また薬味の柚子も妙に合うではないか!。
 
 やはり、このスープで茶漬けをしなかったことを今でも後悔しております。
 
 
 
<汁を受け止め淡く染み込む!きっぱりしたストレート細麺!>
 
 麺も上品です。美しい麺線できっぱりとしたストレート細麺。麺の密度感はほどほどで、細麺なのにややモッチリした感覚が印象的。加水はすこし高いようで、全体的にしなやかな腰つきが印象的です。前歯で千切るとアルデンテをほとんど感じさせずにクチリと千切れる。その際にあまりグルテンの風味を感じるよりは、スープに馴染んだ感覚が先にでますかね。奥歯でプレスすると反発感低く、安易に潰れて、スープが染みこんだ麺の旨みを感じます。

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 表層は滑らかそのもの。微妙に透明な層が一枚あるように思え、それが毛細管現象でスープをより持ち上げてゆくようです。口当たりやのど越しがライトな印象で、全体的には淡麗なスープにはとても合っています。これは、大盛りにすると全体バランスが崩れるのかな・・・・。麺大盛りは120円らしいのですが、今回訪問時は100円。麺もかなり原材料を厳選しているようですね。
 
 
 
<チャーシューを3秒泳がせてから食うのだ!>
 
 チャーシューをなぜ別皿にしたのだろう?。スープにチャーシューのエキスがすぐに移るからなのかなと、考えています。この淡麗な鯛スープ感なら邪魔されたくない気持ちにもなります。なので最初の一枚は、そのまま直接味わうことに。・・・薄味の半レアチャーシューが旨い。程よい脂身のさし具合といい、辛口の酒か、焼酎ロックで合わせたい上品な味わいがいいね。ワサビを少し乗せて食っても旨いと思う。かなり質感の高いチャーシューです。

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 もう一枚は、店のお勧めだと3秒だけスープに浸してから食うといいらしい。しゃぶしゃぶっぽい食べ方ですね。これもまた是非試してほしい。少し温度が上がり脂の甘みが増すところに、淡麗鯛スープの味が移るので、また違った旨さに昇華します。

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 総じまして、「優しさとしっとり感極まる崇高鯛塩そば!」と言うのが、素直な感想でしょうか!。これはつけ麺にも相当期待が寄せられるので、再訪したい気分です。また鯛茶漬けも食いたいし・・・。私としては、今回はゆっくり時間をかけて、味わいって堪能させてもらいましたー。しかし、退店しようとすると・・・女性客がまだお食事中でして、やっぱり私の早食いのクセは相当なものと改めて感じる。早食いは肥満の誘因してしまう。治してナチュラルな腹回りを獲得したいもんです(苦笑)。そんな感動と反省を忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   突き抜ける
   蒼さ眩しい
   冬空と
 
 
   旨さ突き抜け
   鯛塩そば哉
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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