<ハートフルな若夫婦&お母さんのオペレーションが沁みるねぇー>
昨日の仕事が頭から離れんけど、無理やりにでもリフレッシュしないと、新たな発想も何も浮かばなくなるのです。少ないメンバーでタスクフォース組んで、どうしようもなく課題アイテムが多岐にわたるような状況で、さてどう進めるかねー。アイテムをカテゴライズして、チーム分けてして分散して進めましょうか?。時間がないからねー。でもそれだと各々分析力とか他の力が分散するし、分かれてもそれをまとめる手間が発生するからねー。結局、チーム一丸となって、一つづつ課題を潰して行くことにしまして、てんやわんやの平日が続いています。ジャングルに迷い込んだ探検隊の気分ですよ・・・・。
休日だけはちゃんと取ろうと言うことで、家族の用事を済ませて自由時間をいただきました。すっかり午後2時を回ろうとしている時間になってしまい、なんとかラーメン活動の爪痕残そうとやって来たのが、環八沿にあるこちら「中華そば 西川」さん。最近評判良いから、前からちょっと気にはなってたのです。
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ちょっと古びたマンションの一階がテナントとなっているお店。店内は新店舗らしい初々しさがあふれています。ご夫婦と思われる若い男女、そしてお母さんっぽい年配の方の3名でオペレーション。とても真面目そうなご店主と丁寧な奥様とお母さんの対応が、なかなか家庭的で良いです。厨房内の連携も言葉使いも割と普通のようで丁寧な言葉使いが心地よく、嗚呼私の今のタスクフォースの連携もこう言う風でなければなーと、我がギスギスした人間関係が急に恥ずかしく思えます。相手を尊重せねばねー、こう言うハートフルな信頼関係は生まれて来ないのだろうなとか、つい考え込んでしまった。
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<あえて煮干そばではなく「中華そば」! 煮干もいいが昆布等の出汁感覚が沁みる!>
それにしても、なぜ「煮干そば」でなくて「中華そば」なのだろう。先人のレビューや隣客の一杯を眺めていると明らかに煮干そばの風貌です。他にスープラインナップがないのなら、昨今なら「煮干専門」と謳ったほうが流行るのになと、全く余計なことを考えつつ待っていたところで、配膳されたのがこの一杯です。
うおー・・・これは丁寧な煮干そば!煮干またおまな風貌も少し感じますが、質感と丁寧さが如実に麺顔から溢れ出てますよ。色合いも煮干しを意味する深目で霞のあるモスグリーン。表層には煮干エキスが微細な泡になって漂っております。そして香りがふわっと煮干し特有の甘みを感じさせ、極めて崇高な仕上がり感覚。これは美味そう!いや美味いに違いないと確信してしまうほどです。
レンゲでスープをひと匙味わうと、「あ!優しい!スルスルと染み込む煮干し感!」と脳裏に浮かびましょう。色合いから、ビターにニボニボ感を待ち構えていたところに、煮干し風味の「深い出汁」感が広がります。想定と違うために少し目が覚めるような思いがする。ニボらしい香ばしさもあるのだが、煮干しが濃ゆいのにとてもスマート。ストレスを感じない煮干し感なのに、深い煮干しを感じると言う、なんだか自分で味の描写しつつ矛盾を覚えます。
煮干しを下支えしている、ベースストックがどうやら素晴らしいらしい。説明書きによることなく、これは明らかに昆布の出汁感覚ですよ!。昆布出汁の滋味が、しっかりとベースにあってこそ、エグ味排除の煮干しエキスがしっかりと馴染み、深みを与えているような気分が味わえます。さらに良いところは、煮干しの濃さをバランス取るための「塩気」が少ないということ。ここのバランスは、ベースの昆布出汁が担っていると思われ、塩気が全体的に少なくて済むところが、スッキリと濃厚に味わえる秘訣のような気がします。また煮干しを推しすぎないところも好印象。アニマルオフの煮干しが多い中、ある程度動物系の旨味も染みているでしょうか?。
そんなことを考えつつ、また話をもとに戻す。煮干し味だけど、煮干し一辺倒なことはせず、いろんな旨味でナチュラルにバランス取っている。だから「煮干そば」ではなく、煮干し味の「中華そば」と言いたかったんではなかったのだろうか・・・・余計な推察でごめんなさい。
<煮干系定番のパツパツ細麺! ややしっとりとした風合いが出汁とバランス!?>
煮干しと言えば、ストレート細麺でパツパツめな低加水。これのスタンダードを広めたのはどこなんでしょうねー・・・「伊藤系」なのでしょうか。そんなことを考えながら、いつもの通りにパツパツさを素直に味わいます。確かにパツパツしたイメージですが、それほどキツくないのが印象的。そして低加水のレンジの中でも、中からやや高めの部類のような気がします。やや汁が浸透しやすいタイプだったからかもしれません。煮干しスープに濡れた細麺は、薄皮一枚程度は汁の浸透を前半には許しています。それだけで奥歯のプレスでの旨味は感じやすくなり、あっという間に平らげてしまいました。
ああ、もっと欲しい・・・・予定外だったけど、完全に麺を食い切ってから、「替え玉(和え玉)」を追加でお願いすることとしました。
<熟成度の深さすら感じる極上肩ロースレアチャーシュー旨し!>
レアチャーシュー二枚。周囲は軽く炙りが入ったような仕上がりで香ばしい。そして肉の方は塩気が割と少なくて肉本来の味わいが深いタイプ。しかも見た目以上に熟成すら感じる深みがある肉味でして、スープに浸しておくのが、どこか勿体無い気分にもさせます。脂身部分が程よくあって、脂甘みがしっかりと味わえるタイプ。この熟成旨味と脂の甘みを、良い焼酎をロックで流し込みたい・・・などと、最近、こんなタイプの肉を食うたびに、同じことを何回も呟いてしまう(反省)。早くγGTPの値を正常に戻さねばいかん・・・最近妄想が激しく呟いてしまう。
また忘れるところだったがメンマもいい質感だったです。太めの細長い材木タイプ。薄味浸透で素材の味がしっかりと味わえる上に、シャクリシャクリと気持ちよく前歯で裂けるところがいいね。中が冷たいなんてことは微塵もなく・・・・これだけで日本酒が2合は飲めると思う。あ!また妄想が・・・。
<軽やかな香味油にフライドオニオンが香ばしく!煮干出汁にも合う>
和え玉は、いいよね。これだけでビールジョッキ大は軽く空けられる(しつこい)。鶏油っぽい色気と香ばしさのある香味と薄い醤油が印象的。配膳前にある程度タレと麺は混ぜてもらってるから、そのまま食らうと香味油の芳醇さが伺えます。味は煮干し粉とフライドオニオンを混ぜて加えると言うスタイル。フライドオニオンは反則とも言えるほど、和え玉には合う薬味です。これだけで、一気に洋風に持って行ってしまいそう。そこを煮干し粉が一気に和風に引き寄せます。ベースの香味油に加えて、二つの味が絡み合うカオスに、麺のグルテンの風合いが混じるため、1杯食い終わった後でも食欲が蘇ってしまいます。
香味によっては、煮干しの甘酢をどうぞと言うことで、これも中盤に試してみる。これもまた味変化が楽しくて、飽きが来ません。私は、この後・・・最後に少しだけ取っておいた煮干しスープをまわしかけて、トリプル味変化を楽しんでフィニッシュとさせていただきました。
総じてまして、「ハートフル・・・そして出汁感覚上質なる!サラサラ濃厚煮干麺!」と言う感じで、思いついたままの感想羅列でまとまってないけど、ご容赦を。いやーこれは美味かったです!。煮干しベースでこれだけ味の折り重なりが美しいと感じたのも久しぶりかと!。最近、超濃厚な煮干しにハマりつつあったのですが、落ち着きのある濃度がやっぱり、年齢的には合っているのだなと、再認識させられた一杯。ここはまた間を置かずに、また来たいものです。このスープ感覚なら、つけそばも気になりますし!。そんな次なる期待を込めて、忘れないうちにとっとと最後に詠って締めたいと思います!。
ご店主も
和やか煮干も
ハートフル
優しい中に
キリリと旨味
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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