ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4326】 煮干中華そば 鈴蘭 新宿店 (東京・新宿三丁目) 特製煮干中華そば 大盛 〜動物白湯と濃厚煮干しのダブルスープ!進化しつづけるスタンダード系濃厚煮干そば!

今や新宿拉麺界の一大勢力「鈴蘭」グループ

 


煮干中華そば 鈴蘭 新宿店 (東京・新宿三丁目) 特製煮干中華そば 大盛 〜ラーメン食べて詠います

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「鈴蘭」をはじめ「はやし田」「鳳仙花」など近場で展開しどれも盛況!。「はやし田」については、都内をはじめ神奈川方面にも、支店やフランチャイズが拡大という展開力!。近年のこのグループの活躍は目覚ましいです。今回は、実に3年ぶりに発展の元となった「鈴蘭」へとやってまいりました。

 
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 急に「煮干し系」が食べたくなったのもありますが、実は雨が降りだそうとしているのに、傘を忘れてしまって気持ちがとっても凹んでいたのです。新宿でランチタイムで、濡れずに煮干しを食う!しかも並ばずに・・・などと考え、思いついたのは「百日紅」と「鈴蘭」だった次第。どちらも地下道をくぐればOKですから。たまたま、最初に攻めた鈴蘭が、ピークタイムでも1席だけ空いてたので、速攻に決定です。
 

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 それにしても傘を忘れるなんて・・・。買ったばかりの傘ほど忘れ易く、捨ててもいいボロ傘ほどいつまでも残る。台風シーズンに備えて新調したつもりでしたので、ショックのあまり、午後からの仕事にやる気が出ませぬ。
 
 

 

 
 
<全体> 3年ぶりのご対麺!煮干の茶濁なエキス感!濃密系にイメチェンした質実風合い!

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 気持ちが凹んでいるときほど、良いもの食って笑うのが私の流儀なのでね・・・・、ここは「特製」そして「大盛」とさせてもらいましょう!。もはや知ってる味だけに、ガッツリいかせてもらおうとした麺顔はこんな感じ!。
 

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 おおお!3年前と少しマイナーチェンジした??。記憶の煮干そばは、確かにズドンとしたニボ風合いがあったものの、醤油感ある明るいイメージ。今回のそれは、濃厚煮干という風合いで、それ自体は珍しくもないのだが、煮干しの密度感があがったようで変化が楽しみ!。それにメンマがめちゃパワフルに変化してませんか?。スープのじっとり感も気になるが、メンマの材木感が凛々しく、流石に特製と思わせる質感と迫力がありあり。別皿にして酒のアテにしたいくらい。思い返せば、近年のこの系列にある濃厚煮干と似た風合いもある気がして、味が予想できるものの、旨さの安心感も段々伝わってきます。
 

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<スープ> 煮干が香るような苦味と甘味!豚鶏のナチュラルな溶け込み!魚介と動物系のバランス感が素晴らしく濃密なれどゴクゴク飲み干す!
 

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 まずはスープ。レンゲで煮干の濃厚さを確かめるが、色合いが煮干し腸を思わせる、ライトなモスグリーンに醤油ダレが絡んだもの。意外とサラサラしてる。すすり味わうと、嗚呼・・・動物系と煮干エキスの溶けあうイメージしやすい旨さです。このブランドならではというより、汎用ジャンルな動物系煮干しという味。しかしこれが、決して侮れない・・・・、一言で表すと「バランス」が良い。
 

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 まず「動物系×魚介系」としてのバランスが良い。これはそれら組み合わせのダブルスープ。どちらが強いとも言えず、引き分け的なバランス感と言えましょう。煮干はいろいろブレンドはありましょうが、定番の片口の苦みもありつつ、白身系のような甘味もあるような(妄想)。片口がもう少しでも強ければニボ!っとしてしまうところを抑えているようで、魚粉を溶かしたような甘味は、これもほどほどに抑えられてる。苦いのか甘いのか伝えにくいが、煮干しの表現自体はとっても豊かなのです。
 

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 一方の動物系ですが、豚骨の煮出しがとてもマイルド。これはゲンコツと割らずコトコトと煮出したイメージで、骨の隋をたたき割って煮出した白濁感覚ともまた違うようす(妄想)。そして塩気が思ったよりも低いのかな?。それが記憶の味とは変化を認める部分で、正直旨いと感じたのです。ストレスない豚骨エキスって芳醇だよなぁ・・・なんて。
 

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 しかし、それだけじゃなかった!。隣の席が空いたので、コロナ対策アクリル板で見えなかった蘊蓄書きをみると、鶏ガラとモミジも入っているようす。え!エキスの鶏ガラはバックアップとして分かるが、モミジは駄舌ゆえ感知できずでした(汗)。これも煮出し方によっては粘度がうまれるパーツですし・・・それをうまくコントロールしてサラサラ仕立ててます。馴染みやすいジャンルと思って食ってたけど、まだまだ奥深い!。
 

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<麺> 菅野製麺所!細麺を選択!まさに煮干そばたるパツパツ低加水ストレート細麺が心地よし!熱ダレもせず汁浸透も許さず!最後まで粉風味感持続で楽しめる逸品!

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 券売機に「細麺変更」というボタンがあるのを発見!素直にそれに従いました。だって煮干そばなんだもん・・・低加水ストレート細麺が定番!。元来私は「カタ麺主義者」ですから。すごそばにはオレンジ色した菅野製麺所の麺箱がありますから、信頼寄せる次第です。
 

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 うぉ~・・・イメージ通りの風味と味わいでスタート!。外カタな歯応えとも思える明快なるクツクツとした歯応え!それがたまらん!別に「麺カタメ」と指定するまでもなく、デフォルトでその仕様。濡れただけのスープは、咀嚼で麺の素地と混じり合いう。そして2~3度噛み締めると、出汁の旨味と一体化した甘味が広がります。
 

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 その風合いがいつまでも持続。熱々スープで麺大盛だったから、後半は熱ダレか汁浸透でクチリとした淡い歯応えに変わってしまうのだろうと思いきや、どこまでもクツクツ風合いが続く。そして最後の一本までそのまま楽しめるのでした。おいおい・・・マジか!。食うのが早い方ですが、写真メモをあれこれ撮りながらですから、ゆっくりめで食ってたはず。細麺変更にして大正解でした!。
 

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<チャーシュー> 薄味仕立てで肉味ナチュラル!ロースト加減も絶妙なる香ばしさ!上品な桜色!

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 あら!こちらチャーシューも旨い店だったのね!失礼ながら記憶が飛んでおりました。脂身が大胆に差し込んだ豚肩ロース肉。周囲は軽くペッパーみたいなのがこびれつき、ロースト後の残存が見え隠れしますが、肉は美しく臼井さくら色。見ただけで上質!旨し!と確信できる仕上がり。大判スライス肉が4枚も投入されてます。
 

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 薄味仕立てで肉の本来味がとってもナチュラルに感じます。塩気もありましょうがとても薄味で、辛口白ワインと相性が良さそうな風合い。スープがとても熱いのでゆっくり白くなってゆきますが、同時進行で脂身がやや溶け始めます。赤身の味わいと脂身の甘味が、微妙に煮干し味と絡み、そしてベースの動物系の出汁とも絡む旨さがいいね。なんとも表現しがたいけど、ロースト肉も煮干し出汁にまみれても、決して悪くない味わいかと。
 

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<メンマ> 見事なる極太材木メンマ!素材感あり!バキバキシャクシャク噛み千切る快感!

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 おいおい、ここはこんなにメンマに力入ってたっけ?ってなイメージ。これは明らかにイメチェンしております。思い起こせば、「はやし田」しかりブランド拡大展開したあたりから、変えたのか?。見事なる極太材木メンマ!素材感あり!バキバキシャクシャク噛み千切る快感!。本数にして4本。別皿で日本酒と合わせたいほどの高質感でした。
 

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<味玉にハズレなし!> ぷるぷるソフト白身は仄かに出汁を感じる旨さ!とろみと粘りで濃密に舌に絡みつく卵黄!

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 上品な質感。とても柔らかい乳白色をしており、触れるととても柔らかい。割ると白身の断面が境目なく薄だしが浸透しております。白身だけ味わっても薄い白出汁が染みこんだような柔らかい旨味あり。ふわふわトロトロとした部分もあり、なかなかの仕上がりです。
 

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 卵黄は、トロトロ部分をやや残すが、ネットリしたジュレ状態も多く、一気に食らうと舌全体にまとわりつくような質感です。出汁が、濃密な卵黄の味わいにしっかり浸透し、円やかな旨味へと昇華!。濃厚煮干なら、もっと出汁に負けない濃厚じゃなくちゃと思いがちだが、いえいえ、適度なやさしい味わいが逆にググっと旨い。スープの味わいとコントラストが効いてたかもしれません。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにはハズレなし!。
 

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総じまして「動物白湯と濃厚煮干しのダブルスープ!進化しつづけるスタンダード系濃厚煮干そば!」

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 ・・・と言う感動!。数年毎に訪問したことになってますが、定番なようで少しづつ変化し昇華してるんだなと改めて感じた次第です。別メニューでアニマルオフなる煮干し麺もあるようなので、できるなら近いうちにそっちも比べて食ってみたい。定番!王道!そんな煮干麺も着実に進化してると思える旨さです。ラーメン戦争状態なる新宿エリアですが、落ち着いてしっかり腹にたまる煮干そばなら、こちらもオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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