ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3081】 かしわぎ (東京・東中野) 塩ラーメン+味玉 〜濃ゆさが美味さと凄さに通ずる見事なる逸品!

<相変わらずのコスパの高さが人を呼ぶー>
 
 年始のこのタイミングでは、親戚縁者と仕事関係の年始挨拶がごちゃまぜになりまして、なんだかどちらにも気が入らない気がいたしますねー。私はこの5ー6年は年賀状を出さない主義に変更いたしまして、年賀の出し忘れなど気にしない反面、挨拶はきっちりと行わねばならぬのです。以前は、役員や上司に向けた年賀状と、同僚・友人等に向けた年賀状と分けたデザインで出すなど、気を使って対応してたのがウソみたいなんですがー。

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 ま、手間と苦労は結局は、総量では変わらないのですが、割り切りがスッキリしていて、結構このスタイル気に入っている次第です。周りはどう思っているかは知りませんが。本当に大切な人には、電話でもいいから直接挨拶すればいいのですから・・・。
 
JR中央線の謎学 (KAWADE夢文庫)

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  そんな年始のとある日、社内では公休なので早々と切り上げて初詣に出かけ、とっとと退散して昼の部の「かしわぎ@東中野」さんへと向かいます。なんたって、こんな名店が年末年始関係なく通常営業スタイルを貫いている。頭が下がるというのと応援モードで時間をずらして突撃訪問してたものの・・・行列です。まあ・・・仕方ないよね、思うことは皆同じということでしょうか。しかし、この時節だからか、ご家族連れとか、仲間連れの方々が多く、心なしか回転が遅い気もしますが気にしない気にしない。

 
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さんぽガール まほまほぷりんさん 東中野編

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<ちょっぴり濃ゆい味わいがニクいねー、クセになる塩気>
 
 こちらは少し考えられた行列対応をしておられます。基本的にカウンターのみで対応です。そしてテーブル席スペースは、半分はそのままテーブル席としてますが普段はバッファです。もう半分は店内待ちスペースとして活用。行列の中でグループ客がいる場合は、バッファとして用意されたテーブル席へと案内し、1ー2名の客はカウンター席に空いた順に案内するというスタイル。対応スタフが少ないときは、分かりやすい回し方ですね。そんなことで妙に感心しつつテーブル席について考えていたら、配膳がいきなり早くてびっくりしてしまいました。考え込むと周りが見えなくなるんですー。そんな麺顔はこちら。
 

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    おお!かなりの質感を押し寄せるのに、整然とした落ち着きのある塩顔。スープがどこか黄金色に感じるではないですか!。塩ラーメンと聞くと、透明な潮汁とか中華屋系の鶏ガラ清湯を連想しますが、どこかどれともマッチしない濃密さを感じてしまいます。どこか黄金に輝くような深みすら覚えるのは依怙贔屓と言われようが構わまいー。
 

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 ひと匙味わうと、その塩気の濃密さに背筋が伸びます。しかし塩辛いとか塩っぱいなどというのとは違い、「濃ゆい」味わいというやつです。そんなことを頭の中で巡らせておりますと、ご店主が「味が濃かったらご遠慮なく!調節しますので!」といつものフレーズで応えてくれます。はっきり言って大人の味わい。お子ちゃま風に薄めても、因数分解でもしたような円やかさが生まれてくるかもしれません。
 

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 ところで何が濃ゆいのでしょうかね・・・。鶏ガラ系のベースの出汁が濃いというのも感じますが、鶏油の華やかな色気とは別物で、動物系のじっとりしたエキス、それでいてエグミのないスッキリ感が両立しているから、言葉ではこれ以上表現しにくいー。使っている塩も厳選だと思うけど、ミネラル感で山地を応えられるはずもなく。ペッパー感が少し滲むがこれはトッピングのチャーシューから来たものかと推察します。ただ全体の落ち着いた感覚は塩ダレには、魚介系が含まれていると、個人的には思うことのだが・・・このパンチある力強さまで昇華するのか??。となると、ほかにプラスアルファなエキス???・・・貝類の滋味が加わるか。
 

 

 
 
<淡いパツパツ感覚とジワジワ迫る浸透感・・・上質感あるストレート麺>
 
 京都から帰ってきたばかりで、まだ後ろ髪を引かれる思いの中、へへへ・・・ここは京都のカリスマ製麺麺屋棣鄂」製でしたっけ。ますます依怙贔屓してしまいそうです。淡いパツパツ感覚がありつつ、ゆっくりゆっくりと塩ダレが浸透してゆくよう。ゆっくりとしなやかさを増してゆき、最後は風味が奄美へと変化してゆくようです。前歯のクスクスとした千切れの後に、奥歯でのプレスではクッチリと鮮やかに潰れてゆきますね。やがて汁を吸い込んでからはクチクチと安易に潰れてゆき、甘味が増すような錯覚を覚えます。
 

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 表面のツルツル感も、単に滑りやすいと言うより、どこかきめ細かいヌメりを感じさせて、大げさに例えるならシルキーな滑りー。解けやすいようでまとまりやすい麺線としなやかさが、最後まで印象的でしたー。
 
 
 
<低温仕立ての中に炙りの効いたしっかり感!ロースとバラの違いが楽しい>
 
 このサイズで二種チャーシューを提供して、デフォルト680円は驚異的ですね。思わず申し訳なくて、味玉を購入してしまいました。さてこの二種は、ロースとバラで、肉質と脂質の違った味わいを楽しませてくれると言う演出です。ともに低温で仕上げられたもので、薄味が品良く、またしっかりと炙りが効いたような周囲部分の仕上げが実に良いです。どこかしら洋風に感じさせるスパイス感がありますが、全体的には、「叉焼」のようなハードな仕上げが実に味わい深いです。この肉ならどんな酒でも合うだろう・・・。
 

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 この店はビールはサッポロの赤星なので、体調が整った時には、ツマミ(肉)+赤星+ラーメンという黄金トライアングルで堪能して見たいー。
 
 
 
<薄味ダレの浸透深く、むしろ甘みを覚える味玉>
 
 久しぶりに味玉を食らう・・・。別に嫌いなわけでなく、最近のお財布事情から遠慮を余儀なくされてしまってるだけですが、いやー、やっぱりうまいね。薄味のたれの浸透深く、白身は全体的にタレ色に染まって褐色になっとります。卵黄は、ゆるい芋羊羹のような状態になっております。粘度が高まった感じでつまんで食うと、どこか甘さを感じる質感の高さがいいね。ここを個人的には、半分食ってスープを上からかけてしばらく放置プレーしてから味わうのが好きです。汁が浸透する前後の卵黄の味わい変化も楽しからずや。
 
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 総じまして、「濃ゆさが美味さと凄さに通ずる見事なる逸品!」と言う感じでして、ちょっと今年は通いそうな予感がいたします。いつ行っても混雑しているイメージしかないので、平日夜が今後はメインになろうかと!。とにかく東中野駅がこの店のオープンで一気に面白く思えてきました。ところで正月前後でみなさんは体調崩されてませんか?。私は年々歳を感じておりまして、今年は酒をググッと減らした休暇でしたー。私にとって「酒とバラの日々」とは、「ラーメンと酒に日々」。早く体調整えよう!と自分に言い聞かせたところで、とっとと最後に詠って締めたいと思います!。
 
 
   一通り
   年始挨拶
   山越えて
 
 
   仕事始まり
   新たな山哉
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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