【麻婆麺シリーズの第三弾】は「激辛麻婆麺」とさせていただきます。引き続き、ある時期に麻婆ラーメンに目覚めて、日々食い続けたときの整理です。ちなみに、過去の「麻婆麺シリーズ」は次の通り。
麻婆麺第一弾
麻婆麺第二弾
まあ、年末年始の休暇にやることないので、まとめて見ました。麻婆ラーメンって、単なる麻婆豆腐をラーメンにかけただけのイメージなのですが、その麻婆豆腐の「辛さ」は様々であるようですね。なので前回まとめの町中華系っぽい第一弾の「麻婆ラーメン」とは区別して、第三弾「激辛麻婆麺」として別に並べて見たいなと考えました。










改めて思うと、麻婆ってもともとは四川料理だから、辛いのは当たり前なはずなんですよね・・・。だから巡った結果、ラーメン屋と言うよりは「本格四川中華屋」に活動範囲が傾いたかもしれません。そんな色々ある中から、印象に残った5店舗を紹介いたします。
1.雲林坊(九段下)麻婆豆腐かけタンメン
九段下で麻婆麺と言えば「源来酒家」が頭に浮かびますが、こちらも中々の存在感を見せてくれる麻婆麺です。こちらのブランドは、汁なし担々麺でも美味そうなイメージで、四川激辛系は得意分野なのでしょう。学生さんも付近のサラリーマンも人気を獲得しているようで、私が訪問したときは満席でしたー。
こちらの「麻婆豆腐かけタンメン」の特徴は、鷹の爪が遠慮ない!ってところかしら。本格四川となれば、辣油や花椒で辛さと痺れでパンチを感じるのは予想できる。ですがこの一杯は、ホールの鷹の爪がドカドカと投入されておりまして、さらなるハードパンチですよ!。タンメンという優しさも多少はあるだろう・・・・と期待していると、手痛いしっぺ返しを食らうので注意が必要です。詳しくは下記レビューにて。

涙を流し口から火をふく、四川料理の旅 (KanKanTrip)
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- 発売日: 2014/08/25
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2.薬膳四川料理 味芳斎 本店(大門)麻婆豆腐麺
こちらのお店も付近のサラリーマンに大変人気です。開店と同時に続々と席が埋まり出して、相席当たり前。OLコンビと見知らぬ中年親父の組み合わせになろうとも、お構い無し。もっともそんなことを気にしない人たちばかりが集まる・・・と言った感じです。初訪問はアウェー感ありましょうが大丈夫!。
こちらの「麻婆豆腐麺」の特徴は、シャア専用と思ってしまうほどの真っ赤なスープ感覚でしょうか。辣油のシャープと豆板醤のパンチの分厚い辛さが、これほど全面に出ている一杯も珍しいかと思います。真冬でも額に汗かくこと必須。とろみが蓄熱効果として感じられるほどです。少し麺が柔らかめなので、すすりあげるときのハネ上がりには注意しましょう。詳しくは下記レビューにて。

赤坂 四川飯店 陳建太郎の我が家のレシピ ~陳家に代々伝わる秘密のワザ~
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ここから、『石焼麻婆』を三つ続けます。ある時期、一ヶ月ほど麻婆麺を食べ歩いて、最後に行き着いたのがこの『石焼麻婆』だったのです。麻婆系も食べ続けると、よりハードなもの、過激なものへと志向してしまった結果、行き着いたのがこれでしょう。
この「辛シビ石焼麻婆豆腐ハーフつけ麺」は、ライス付きが前提となっているので、麺がハーフなのです。つけ麺としてグツグツ煮えたった麻婆で食う。そのあとは締めとしてライスを投入し、即席麻婆丼として腹を満たしてゆく。これは嬉しく思えませんか?。詳しくは下記レビューにて。
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D06 地球の歩き方 成都 九寨溝 麗江 四川 雲南 貴州の自然と民族 2018~2019
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4.陳家私菜 五反田店(五反田)頂点石焼麻婆つけ刀削麺
五反田も都内屈指のラーメン屋が多いエリアですね。麻婆ラーメンも実はあちこちで提供されており、また本格中華系の品も相当見られます。そんな中で、私が注目したのは「刀削麺」で「つけ麺」で「激辛」であるという・・・こちらです。ランチセットが人気で、スープもつくし、水餃子やら、ライスも好き放題??なので、結構コスパは高いかも!
でこちらの「頂点石焼麻婆つけ刀削麺」は、頂点!と言うが如く辛さが売りなのですが、私個人的には別にあります。麻婆豆腐って豆腐がカットされて出てきますが、こちらでは「まるまる一丁」が麻婆に埋まって出てきます。で、ここからが真骨頂でして・・・・配膳したと思いきや、スタフさんが麻婆の中にある豆腐を、すごい勢いで食べやすい?サイズまで砕いてくれます。一通り嵐のように豆腐崩しが終わったところで静寂が訪れ、それが真の配膳完了の合図となります。味わいはともかく、そんな演出があって忘れられない店です(笑)。詳しくは下記レビューにて。
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5.味覚 二号店(新橋)頂点石焼刀削麺
最後に、激辛麻婆として、個人的に一番に推挙したいのがこちら「味覚 二号店」さんです。とにかく本格的な四川の辛さと痺れを堪能させてくれる上に、気取らない雰囲気がとても好き!。新橋というロケーションと文化にもすごくマッチしていると思えます。こういう雰囲気なら、日頃人間関係悪い仲間内でも、一緒にワイガヤと昼飯食って、ヒーヒーと辛さの共鳴があれば・・・・なんとなくその後の仕事がうまくいきそう??。
とにかく、この「頂点石焼刀削麺」はその登場からして暴れん坊です。あまりにグツグツいっててハネるものですから、油紙っぽいシートで表面を覆われながらやってきます。落ち着いてから、シートを取り外し、溶岩のような麻婆ツケだれをかき回しましょう。見た目はすごいですが、味わいのある辛さを堪能できます。その代わり、真冬でも食った後は額に汗かきますが!詳しくは下記レビューにて。
以上、激辛麻婆麺のこれぞ!といった5店のご紹介でした。いかがでしょう?これから寒さが増す中、心からホットになれる一杯。何か少しでも参考になりましたら幸いです。
さて・・・別途、次なるは「汁なし系麻婆麺」をピックアップしたいと思います(予告)!。