ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2790】 ちばから 渋谷道玄坂店 (東京・渋谷) らーめん ・にんにくねぎ 〜Jインスパイアを突き抜けた独自の世界観!もはや「ちばから」という別物なプレゼンス!

<千葉のJインスパイアの大物! 名高い「ド乳化」スープを攻めてみた結果・・・・>


 開店初日のフィーバーぶり(2時間以上の待ち)がどうも念頭にあって、訪問しあぐねていたのですが、ようやく重い尻を持ち上げて訪問してまいりました。狙い目は、閉店時間直前がよろしかろうと思います。スルスルっと店前に座ることができて、すぐに店内に誘導されて、あれよあれよと30分もしないうちに着丼でした。しかし、Jインスパイア系も色々と食べてきたけれど、今回はまた独特な雰囲気があって、印象に残る一杯と言う感じ。ほぼ忠実に本店のを再現と先人のレビューにありますが・・・・ここまで楽しいと、本店のオリジナルも経験として食っときたいと思う感じです。いつか千葉でゴルフコンペでも参加することがあれば、やりくりして突撃したいねー。と言う感じで、色々と面白かったし、勉強になった一杯であったと思いました。








 二郎とはまた違ったプレゼンス感を放つ一杯!そう感じましたぜ・・・・・


     










<ド乳化と言うより、さらに上のエキストリーム乳化! ニンニク臭さえも飲み込む濃厚クリーミィー豚骨醤油!>


 テーブル席に誘導されると、コールは座ったタイミングで先に通すことになるのね。心の準備ができておりませんでしたが、丁度斜め上の壁に、「先のお好み」「後のお好み」と書いてありましたので、それを参考に「ねぎ」「にんにく」とさせてもらいましょう。ヤサイの他にねぎがあるのね!ねぎ大好きネギ星人な私としては、それだけで嬉しい!。しかし後から、しまった!と思ったのは、どうせなら「ねぎマシマシ」って言えば良かった・・・・。着丼の直前に気づいたけど遅かった。さてその麺顔ですが、デフォルトの盛りとはいえ、やさいの盛りがいい感じ。コニーデ型火山を彷彿とさせる稜線でまさに富士山。ねぎトッピングが富士にかかる雲か雪のよう。さしずめチャーシューは「宝永山」と言ったところか・・・静岡県からの目線。








 「ちばから」は、「ド乳化スープ」らしいと前から知ってたので、まずはレンゲを沈めて確かめてみる。すると見事なまでの一体化というかド乳化スープに脚色無しに驚きました。こりゃまるで「またおま系豚骨魚介」に近いダークブラウンではないか!?。醤油ダレの色合いも相当濃ゆくないと、この乳化に飲み込まれてしまいそうだ。恐る恐るレンゲで口にすると・・・そこにあった味風景は、「豚骨醤油クリーミィー!」と言った乳化の局地です。【乳化したエキスが全てを飲み込む】感覚が半端ない。辛さも、香味も、甘さをも。







 とにかく「Jインスパイア」の境界を超えている感覚。乳化したスープはすでに脂の甘みで支配されており、塩気や刺激を飲み込むような凄さ。例えば、ニンニクを見て欲しい。二郎直系のニンニクマシマシにも勝るとも劣らない微塵の粗さとそのボリューム。まさにニンニクを齧っているのかと思えるほどの迫力。これだけのニンニク刺激を備えても、あの特有のニンニクの痺れるような刺激や辛さが、スープに飲み込まれてしまうのだわー。言わんや、トッピングに盛った「ねぎ」などはフレッシュの苦味がほぼ吸収されてしまったような印象。それにこれだけ豊富なヤサイの甘みは、ド乳化スープを柔らげるどころの騒ぎではない。ド乳化は、ブラックホールのごとく、二郎でよくある刺激パンチを、片っ端から飲み込んでいくような感覚です。珍しくも私は一味をふりかけて赤く染めようとしていた。








 おかげで・・・食って帰るとき、自分がニンニク臭いのか臭くないのかすら、分からない(笑)。オヤジ臭は、増すばかりなのだが。














<平打ちと言うより、ハードな「きしめん」といった滑らかなるコシつき!スープに絡みつくような、さらに吸い込むような独特な世界>


 確かにJ系っぽい幅広な太麺。何もインスパイアだからと言って完全コピーするだけが全てじゃない。個人的には、全体的フォルムは、ストレートの美しさからハードな「きしめん」のような印象を受けました。茹で加減は、どちらかというと柔らかめ。しなやかなコシつきが印象的でして、意外とズボボボボボボーーーっとすすれる。だから遠慮なしに紙エプロンは、ここではもらうべきです。








 食ってる最中に、「汁なしか?」と思えるような瞬間があります。単に丼が小さいだけの話かもしれませんが、汁の絡みがすごくて、そして麺自体も吸い込みがあるのかもしれません。感覚的にはグイグイと汁を吸引するようなイメージですが、このスープ粘度ではそりゃないか。デフォルト300gは、あまり苦になりませんでした。だから次回は、ヤサイマシマシか麺増量でと思っていたのですが・・・・、豚を食ってから考えが変わりました。麺やトッピングを増す胃袋スペースがあるなら、そこに私は豚を押し込みたい。










<ネ申月豕!! こりゃ驚いた!!>


 何気に豚が一枚入っとると思いつつ、アホな顔をして頬張ってみたものの、その柔らかくてジューシーな豚の美味さに驚愕!。まさに神!。ちょっと待て、ちばからの豚はそんなに質感が高かったのか!!! 歯を立てて解れる柔らかさと、滲み出る汁。そしてスープ感覚とは一線を画して甘辛い旨味。炭水化物にも酒にも合うような「万能の豚」。








 大きさもナイス!。分厚めのスライスかと思いきや、ブロックに近いステーキと言う感じで、ボリューム的にも大満足。もはや、このう豚を最大の目的として、再訪問しても良い。次回、ミニらーめんにして、豚を追加することに心を決めた次第です。ちなみにビールが300円というのもチェックできたし、豚&ビールで突き抜けたい!





<キャベツ多めの上に、ネギトッピング!ネギ大好きネギ星人も喜ぶ!>


 本来は、「キャベツの比率が高くて甘くうまい!」とか、「ネギ盛ってネギ星人大喜び!」などとまくし立てたかったのだが、スープの迫力と、豚のきらめきに、脳がすっかりと支配されてしまいました。しかし、それでも不満感は微塵もなく、改めて考えてみれば、野菜のプレゼンスも相当高かったのではないかと推察致します。ミニらーめんに豚追加でも良いが、油そばにして、スープのマスキングなく野菜をダイレクトに味わってみたい気がいたします。








 ともあれ、すごく甘くてクタリ加減もなかなか絶妙で、美味しい野菜であったことだけは、最後に伝えたい。





 総じまして、「Jインスパイアを突き抜けた独自の世界観!もはや「ちばから」という別物なプレゼンス!」と言うことに尽きますー。この個性は素晴らしい。インスパイアの裾野が広がったという感覚を突き抜けたところに、拍手喝采ですねー。それにしても、渋谷に開店してくれたことには感謝しつつ、死ぬまでに一度は、市原市の本店にも足を運ぶことといたします。年内に行ったりしてねー・・・。ということで、少なからず驚きと興奮を覚えつつ、最後にさらっと詠ってもう寝ますー。



   ウロウロと
   丸山町を
   怪しげに



   巡り辿るは
   愛汁豚肉



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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